- ASUS ROG × Alan Walker なゲーミングノートPCが登場!
- 通常モデルとはAniMe Matrixの色やデザインが大きく異なる!
- 待望のUS配列キーボードを採用したROG Zephyrus G14だ!
“待望のUS配列”
ASUS ROGとAlan Walkerがコラボした『ROG Zephyrus G14 AW SE GA401QEC』が発売されたので、通常モデル・ACRONYMコラボモデルとの違いを調べてみました。すると…本機だけ『US配列』なのでした!
ハッカーのパソコンって感じやね!
そして、漂うストリート感。
目次
ROG Zephyrus G14 × Alan Walker
2021年8月18日、ASUSのゲーミングブランド『ROG(Republic of Gamers)』と、音楽プロデューサー『Alan Walker』がコラボして生まれたゲーミングノートパソコン、『ROG Zephyrus G14 AW SE GA401QEC』が発売されました。
なお、販売価格はASUS Storeで249,800円(税込)。
本機にはベースモデルが存在しており、それが『ROG Zephyrus G14』というゲーミングノートパソコン。
このROG Zephyrus G14は、14インチディスプレイの筺体に、AMD Ryzen CPUとNVIDIA GeForce GPUを搭載した、LEDで光るのが天板(一部モデルはLED非搭載)が特徴的な製品になっています。
この光る天板は、『AniMe Matrix』というのであーるぞ!
2021 ROG Zephyrus G14 AW SE - Join the Republic. Join the Walkers. | ROG - YouTube
このROG Zephyrus G14は、2020年にも『ACRONYM』というアパレルブランドともコラボしています。なので、今回のAlan Walkerモデルが初コラボというわけではありません。また、通常モデルのROG Zephyrus G14も、スペック違いで複数種類が存在しています。
つまるところ…スペックの違いが分かりづらい!
コラボモデルが出しやすい筺体ではありますわね。
遊びがいがあるゲーミングパソコンだからねー。
そこで本稿では、今回のAlan Walkerコラボならではの特徴をチェックしつつ、他のROG Zephyrus G14(通常モデル・ACRONYMモデル)とのスペック上の違いを見ていこう、というわけなのです。ですなの。
ROG Zephyrus G14のモデル別比較
- Alan Walkerモデル
- 通常モデル
- ACRONYMモデル
…という、3つのROG Zephyrus G14を比較していきます。
なお、通常モデルのROG Zephyrus G14には、スペック違いでかなりの種類がリリースされています。なので、今回はASUS Storeにて、同価格で販売されている『ROG Zephyrus G14《GA401QM-R9R3060WLQ16G》』を比較対象にしています。
デザイン
デザインの比較
コラボモデルというだけあって、デザイン面に大きな違いがあります。
本体カラーやコラボモデル特有のデザイン変化はもちろん、A面(天板)に搭載された『AniMe Matrix』(ドットマトリックスLED)に内蔵されたカラーも変更されています。
なお、Alan Walkerモデルには、通常モデルには搭載されていない専用のAniMe Matrix発光パターンも追加されています。
写真ではすべて英語配列になっているのですが、日本で正規流通しているものに関しては、原則日本語配列になっています。おそらく、この日本語配列がネックになっていたユーザーも少数ながらいるはず。
しかし、今回のAlan Walkerモデルでは、従来の日本語配列から英語配列キーボードに変更されています。ここは人によっては嬉しいポイントなはず。
わたしは英語配列大歓迎派なのであーるっ!
ま、誰も聞いてないんやけどね。
そして、Alan Walkerモデルでは、通常のROG Zephyrus G14の付属品に加えて、アパレルグッズやDJプレイができる専用パッケージが同梱されています。
この専用パッケージをROG Zephyrus G14(ROG Zephyrus G14 AW SE GA401QEC)に接続すると、専用のDJリミックスをプレイできる『ROG Remix』なるアプリケーションが起動するギミック付き。このあたりは、Alan Walkerならでは。
CPU
CPUの比較
Alan Walkerモデルと通常モデルでは、同じCPUが搭載されています。
なお、ACRONYMモデルのみ、2020年モデルのROG Zephyrus G14がベースになっているので、CPUの世代が古くなっています。
GPU
GPU(dGPU)の比較
通常モデルのROG Zephyrus G14の最上位モデルでは、『NVIDIA GeForce RTX 3060』が搭載される(2021年8月現在)のですが、なぜかAlan Walkerモデルでは、『NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti』が搭載されていました。
こちらも、ACRONYMモデルのみ、2020年モデルのROG Zephyrus G14がベースになっているので、2000番台GeForce RTXである『NVIDIA GeForce RTX 2060 Max-Q』になっています。
アパレルグッズとDJボックスの価格分が、dGPUで相殺されている可能性が…微レ存!?
RAM・ROM
RAM・ROM(SSD)の比較
ACRONYMモデルでは、RAMは32GB搭載されていたのですが、今回のAlan Walkerモデルでは16GBになっています。
ディスプレイ
ディスプレイの比較
通常モデルとは異なり、Alan Walkerモデルでは、DCI-P3 100%に対応したWQHDディスプレイが採用されています。
ちなみに、ASUS Storeでは、通常モデルでもDCI-P3 100%に対応したものも用意されています。
2020年のコラボモデル
2021年はAlan Walkerとのコラボモデルですが、2020年はデザインブランド『ACRONYM』とのコラボモデル『ROG Zephyrus G14-ACRNM RMT01』がリリースされていました。
ACRONYMコラボモデルのROG Zephyrus G14は、2020年モデルということもあり、当初の発売価格である299,800円(税込)よりも、現在では10万円ほど安くなって販売されています。
CPUやGPUが1世代前のものになってしまうのですが、販売価格とスペックを照らし合わせると、かなりお買い得になってきてきるので、こちらも併せてチェックしてみてもよいかもしれません。
まとめ「待望のUS配列!そしてクールでエモい!!」
ASUS ROGとAlan Walkerがコラボした『ROG Zephyrus G14 AW SE GA401QEC』が発売されたわけですが、コラボに“本気度”が伝わってきます。まさに、手抜きも抜かりもナシ。
2020年のACRONYMコラボモデルよりも、デザイン的には万人受けする気がしています。ただ、キーボードは英語配列なので、日本語配列が欲しい人は注意が必要です。
今度から、JISとUSの両方リリースしてくれないかなー!?
おまけ
…かなり迷ってますわね?
dGPUがRTX 3060じゃなくて、RTX 3050 Ti。
A面(天板)のファブリックベルトが汚れそう。
…これが気になるけど、US配列だしクールだし……悩むっ!!
2020年のACRONYMコラボもかっこいいやんね!
去年のACRONYMコラボも、今年のAlan Walkerコラボに負けず劣らず、デザインが良い意味でぶっ飛んでますからなー。
おわり
こ…これはっ!?