この記事はASUS様よりレビュー用サンプルを頂いて記事を書いております。
- 北欧系のおしゃれなデザインと高音質スピーカーに…うっとり!
- HDMI入力ポート搭載なのでPCを外部モニターとしても使えるぞ!
- プライバシーシャッター搭載で一人暮らしの女性にもおすすめ!
シンプルに美しく、真にパワフル。
23.8インチの一体型パソコン、ASUS『ASUS Zen AiO 24 A5401W《A5401W-R75700LU》』をレビュー。女性的で美しいスカンジナビアデザイン。そして、高性能。さらに、HDMI“入力”まで搭載した、才色兼備なオールインワンPCなのです。
…アシンメトリーなデザインが素敵ですわ。
まさに女性にこそおすすめって感じやんね!
本日のレビュー:ASUS Zen AiO 24 A5401W
ASUS Zen AiO 24 A5401Wってなに?
美しいデザインと高いパフォーマンスを兼ね備えたオールインワンパソコン。Harman Kardon認証の高音質スピーカーと、魔法のHDMI入力ポートも搭載。
- 美麗なスカンジナビアデザイン
- Harman Kardon認証スピーカー搭載
- HDMI入力ポート搭載
- プライバシーシャッター搭載
- アクセスが容易なI/Oポート配置
- ASUS独自の手厚い保証プラン
- SDカードスロット非搭載
- Wi-Fi 6非対応
ASUS Zen AiO 24 A5401W | ||
---|---|---|
型番 | A5401W-R75700LU | |
メーカー | ASUS | |
OS | Windows 10 Home | |
CPU | AMD Ryzen 7 5700U(1.8GHz–4.3GHz・8コア16スレッド) | |
GPU | iGPU | AMD Radeon Graphics |
RAM | 16GB(DDR4-2666) | |
ROM | SSD | 512GB(PCIe 3.0 x2) |
ディスプレイ | 画面パネル | LCD |
画面サイズ | 23.8インチ(16:9) | |
画面解像度 | 1,920×1,080(FHD) | |
カメラ | フロント | 0.92MP |
ネットワーク | 無線LAN | Wi-Fi 5 (IEEE 802.11a/b/g/n/ac) |
有線LAN | 1000BASE-T 100BASE-TX 10BASE-T |
|
Bluetooth | Ver. | Bluetooth 4.2 |
インターフェース | データ | USB 3.2 Gen 1 Type-A ×2 USB 2.0 Type-A ×2 USB 3.2 Gen 1 Type-C ×1 |
ビデオ | HDMI ×2(In ×1・Out ×1) | |
オーディオ | 3.5mmステレオミニジャック ×1 | |
ネットワーク | RJ45 ×1 | |
サイズ | 541×202×453mm | |
質量 | 7kg | |
備考 | 生体認証 | - |
その他 | Harman Kardon認証スピーカー搭載 Microsoft Office Home & Business 2019付属 |
ASUS Zen AiO 24 A5401W(A5401W-R75700LU)のスペック
これぞ、おしゃれで便利な一体型パソコンの理想形!
インテリア映えする北欧系のスカンジナビアデザインで、女性の一人暮らしにもピッタリな省スペース感も良きなのであーるっ!!
デザイン
本体:女性的でおしゃれなスカンジナビアデザイン
サイズ | 541×202×453mm |
質量 | 7kg |
ASUS Zen AiO 24 A5401Wのサイズと質量
ASUS Zen AiO 24 A5401Wのサイズは 541×202×453mm で、重さは約7kg。
3辺狭額縁のディスプレイを採用していることもあり、かなりスタイリッシュな一体型パソコンという印象。スタンド部分が左端に寄せられたアシンメトリーデザインになっており、そこが良いアクセントになっています。
ホワイトと淡いゴールドのカラーコーディネート、スピーカー部分のファブリック素材の組み合わせ、これが北欧系のいわゆる『スカンジナビアデザイン』を彷彿とさせてくれます。全体的に野暮ったさを一切感じないため、インテリアにもこだわりたいユーザーにも向いていると言えるでしょう。
Costcoや無印良品というよりかは、IKEAに展示されてそうなデザインって感じですなー。
そうなん…かな!?
本体後面には、RJ-45(LAN)、HDMI(In ×1・Out ×1)、DCジャック、USB 2.0 Type-A(×2)、USB 3.2 Gen 1 Type-A、を搭載。
ディスプレイやカメラの詳細な仕様は後述するとして、とにかくシンプルで、前から見ても後ろから見ても、美しいデザインであると断言できます。個人的には大好きなデザイン。
ディスプレイを支える脚の部分が、中央にオフセットされていない。たったそれだけのことなのですが、これが非常に良いデザイン上のアクセントになっています。カラーもここだけ差し色として淡いゴールドを配しているという点も、スカンジナビアライクで、どこか女性的な美しさを備えているような感じがします。
上から本体を覗くように見ると、とにかくディスプレイ部分が薄く作られていることが分かります。イメージ的には、イマドキの薄型テレビといった感じ。一体型パソコンにありがちなゴテゴテした感じはありません。
なお、本体を支える台座部分の縦横サイズは 204mm × 220mm (実測値)。
これくらいのサイズであれば、奥行きが450mmぐらいの一般的なミニデスクでも問題なく設置して利用することができるでしょう。
この省スペースな感じも嬉しいところなのであーるっ!
本体左面には、HDMIスイッチボタン、USB 3.2 Gen 1 Type-A、USB 3.2 Gen 1 Type-C、3.5mmステレオミニジャック、電源ボタン、LEDインジケーター、を搭載。
本体右面にはインターフェースはありません。ですので、本体を設置をする際には、デスクに対して左寄せするよりも右寄せしたほうが使いやすいでしょう。
横から見ても美しいデザイン…うっとり……。
ディスプレイ
画面パネル | LCD(ノングレア) |
画面サイズ | 23.8インチ |
画面解像度 | 1,920×1,080(FHD) |
アスペクト比 | 16:9 |
タッチパネル | 非対応 |
ASUS Zen AiO 24 A5401Wのディスプレイスペック
ディスプレイは23.8インチで、16:9のFHD液晶という仕様。本モデル(A5401W-R75700LU)はタッチパネルには対応していません。
ASUSによると、ディスプレイの色域はsRGB比100%とのこと。本稿では、のちほどベンチマークとして、キャリブレーションツールを用いて詳細な色域のカバー範囲を測定しております。
ディスプレイ部分のチルト幅は上画像のとおりで、上方向には結構チルトしてくれますが、下方向にはあまりチルトしませんでした。
チルトの可動域は専用のPCモニターと比べると決して広くはないですが、実利用で支障が出るようなことはありませんでした。上方向の可動域は大きいので、ローテーブルで利用しても角度的に見えづらいということもないでしょう。
カメラ
画素数 | 0.92MP |
プライバシーシャッター | 搭載 |
顔認証 | 非対応 |
ASUS Zen AiO 24 A5401Wのカメラスペック
ディスプレイ上部には、0.92MPのウェブカメラを搭載。なお、本モデル(A5401W-R75700LU)は、Windows Helloの顔認証には対応していません。
ウェブカメラには、スライド式のプライバシーシャッターが搭載されています。これにより、ウェブカメラを利用しない時はカメラ自体を物理的に覆っておけるため、より安全に利用することができます。
スピーカー
スピーカー数 | 2(ステレオ) |
スピーカー出力 | 3W ×2 |
ASUS Zen AiO 24 A5401Wのスピーカースペック
ディスプレイ下部には、各3Wの出力を誇るステレオスピーカーを搭載。
このスピーカーは、音響機器で有名な『Harman Kardon』の認証を受けており、薄型筐体の一体型パソコンから出てるとは思えないほど、しっかりとした聞き応えのある音を鳴らしてくれます。
I/Oポート
後面 | 左面 | |
データ | USB 3.2 Gen 1 Type-A ×1 USB 2.0 Type-A ×2 |
USB 3.2 Gen 1 Type-A ×1 USB 3.2 Gen 1 Type-C*1 ×1 |
ビデオ | HDMI ×2(In ×1・Out ×1) | - |
オーディオ | - | 3.5mmステレオミニジャック ×1 |
ネットワーク | RJ45*2 ×1 | - |
その他 | DCジャック ×1 | - |
ASUS Zen AiO 24 A5401WのI/Oポート構成
*1USB PD:非対応|DisplayPort Alternate Mode:非対応
*2LAN転送規格:1000BASE-T・100BASE-TX・10BASE-T
I/Oポート(インターフェース)を見てみると、一体型パソコンとしては、比較的充実したポート構成になっていることが分かります。
USBポートは、Type-A・Type-Cを合わせて合計5基搭載。
そのうち1ポートは、USB Type-Cになっています。なお、本機に搭載されているUSB Type-Cポートは、DisplayPort Alternate Mode(DP Alt Mode)による映像出力には対応しておりません。また、一体型のデスクトップパソコンなので当然ですが、USB PDによる電力供給も非対応。
HDMIポートは、映像出力と映像入力が各1ポートずつ搭載。
映像出力側のHDMIは、一般的なパソコンと同様に外部モニターやテレビ等に出力するためのポート。映像入力側のHDMIは、ゲーム機や他のパソコンの映像をASUS Zen AiO 24 A5401Wに搭載されているモニター側に映し出すためのポートになっています。
その他ポート類としては、1Gbpsまでの通信速度に対応したRJ45(LANポート)、マイク入力にも対応している3.5mmステレオミニジャック(マイク/ヘッドホンコンボジャック)、本機とACアダプターを接続するためのDCジャック、がそれぞれ搭載されています。
一体型パソコンのわりには、かなりインターフェースが充実していますわね。
HDMI“入力”ポート搭載なのが面白いところだよねー!
付属品:仕事も遊びもこれ1台な充実装備
■付属品一覧
- キーボード(ワイヤレス)
- マウス(ワイヤレス)
- USBドングルレシーバー
- DVDドライブ(DVDスーパーマルチ)
- ACアダプター
- Microsoft Office(Home & Business 2019)
- 取扱説明書
- 製品保証書
ASUS Zen AiO 24 A5401Wの付属品は、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、USBドングルレシーバー、DVDスーパーマルチドライブ、ACアダプター、Microsoft Office Home & Business 2019、取扱説明書、製品保証書、の合計8つ。なお、モデルによって付属品が一部異なるので注意が必要です(表記は『A5401W-R75700LU』の付属品)。
キーボード
接続方式 | ワイヤレス(2.4GHz) |
バッテリー | 単3形乾電池(AA) ×2 |
キーサイズ | 15×15mm |
キーストローク | 2mm |
キーピッチ | 19mm |
バックライト | 非搭載 |
付属のキーボードスペック
※キーサイズ:Qキーのサイズを測定
※キーストローク:Qキーのストロークを測定
※キーピッチ:QキーとWキーのピッチを測定
付属のキーボードは、専用のUSBドングルレシーバーを利用して、2.4GHzのワイヤレス接続をするタイプ。
キーサイズが 15×15mm 、キーストロークが2mm、としっかりと確保されており、付属のキーボードであることを考慮すると品質は良さげ。
キータッチが全体的に柔らかくて高反発なので、もっとしっかりとスコスコと打ち込みたい人からすると、ちょっと物足りなさはあるかもしれません。
マウス
接続方式 | ワイヤレス(2.4GHz) |
バッテリー | 単3形乾電池(AA) ×1 |
センサー | 光学式 |
ボタン数 | 2 |
付属のマウススペック
付属のマウスは、こちらも専用のUSBドングルレシーバーとの間を2.4GHzのワイヤレス接続をするタイプ。なお、ドングルはキーボードのものと共用になっています。
いわゆる普通の左右対称型2ボタンマウス。なので、何か特殊な機能があるわけではありません。使い勝手もごくごく普通で、サイズ感も女性の小さい手に適したものになっています。
ACアダプター
ASUS Zen AiO 24 A5401Wは電源内蔵型ではなく、ACアダプターから電力供給をするタイプ。ACアダプターの容量は90Wで、ACケーブル側のコネクタはIEC C5/C6(ミッキー型コネクタ)。
電源が90Wと聞くと、「うっ……」と一瞬引いてしまうのですが、ACアダプター自体のサイズ感は意外と小さめ。デザインも汎用的なものではなく、“ASUS”ロゴ入りのスクエア形状のものが採用されています。
ACアダプターのデザインが悪くないから、これなら見えるところに設置してもいいかなー、って思っちゃうのであーる。
その他
ASUS Zen AiO 24 A5401W自体はディスクドライブ非搭載なのですが、付属品として、DVDスーパーマルチドライブが同梱されています。また、オフィススイートとして『Microsoft Office Home & Business 2019』もバンドル。
このあたりの付属品に関しては、同じ『ASUS Zen AiO 24 A5401W』であってもモデルによって異なってきます。今回レビューしているのは、ASUS Zen AiO 24 A5401W内の『A5401W-R75700LU』という型番のものになるので、異なるモデルを購入する際には、事前に確認しておくことをおすすめします。
ポイント
- デザイン:360°全方位に美しい北欧系モダンデザイン
- ディスプレイ:ベゼル幅6mmの狭額縁IPSレベルのパネル
- サウンド:Harman Kardon認証で迫力の高音質
- パフォーマンス:PCIe SSD + Ryzen 7 で超快適
- コネクティビティ:HDMI入力搭載で外部モニター化可能
デザイン:360°全方位に美しい北欧系モダンデザイン
このASUS Zen AiO 24 A5401Wの大きな特徴と言えるのが、シンプルかつモダンな美しいデザイン性。
ひとことで本機を表現するならば、360°どこから見ても美しい上品な北欧系デザイン、といったところでしょう。
清潔感があるピュアホワイトがベースカラー。そして、スタンド部分のシャンパンゴールドがアクセントカラー。
この非常に上品でモダンなカラーコーディネートは、デジタル機器というよりもインテリアに近く、おしゃれな部屋に設置してもパソコンの存在が浮くことなく、生活に溶け込むような作りになっています。
また、スタンド部分のソリッドなメタル素材と、スピーカーグリル部分のファブリック素材。この異素材の組み合わせが、本機のデザイン性をより高めてくれています。
加えて、スタンド部分がアシンメトリーになる位置にオフセットされている点、これがデザイン上の良いアクセントになっています。
ひとことで言うと…“清潔感と高級感”ですなっ!
ディスプレイ:ベゼル幅6mmの狭額縁IPSレベルのパネル
ひと目見ただけで分かるくらいにベゼル幅が細く、非常に没入感の高い映像を楽しめるのもこのASUS Zen AiO 24 A5401Wの大きな利点。なんと、ベゼル幅は6mm。画面占有率は約90%。…そこには野暮ったさは一切ありません。
そして、単に狭額縁ディスプレイを搭載しているというだけではなく、sRGB比100%を誇る広視野角のIPSレベルのパネルを採用している点も大きな魅力。これにより、YouTubeやNetflixのような動画コンテンツも、より綺麗な映像で楽しめるようになっています。
さらに、本機には『ASUS Splendid』という機能が搭載されており、この機能を使うことによって、ユーザーの利用シーンに合わせた最適な色味を簡単に選択することが可能になっています。
面倒なカラー調整を一瞬で切り替えられることができるので、デスクワークをするときは落ち着いたトーンに、動画視聴をするときはビビットなトーンに…のように、ストレスなく簡単に設定できるのも大きなメリット。なお、ASUS Splendid機能は、『MyASUS』アプリ上から簡単にアクセスして利用することができます。
色味を気にしなくていいデスクワークを長時間するときは、ちょっと眠いくらいのカラーバランスが良かったりするんだよねー。
鮮やかすぎると目が疲れてしまいますものね。
サウンド:Harman Kardon認証で迫力の高音質
ここまでディスプレイが優れているのだから、映像だけでなく音質も優れている必要がある。…と、ASUSが思ったのかは定かではないが、ASUS Zen AiO 24 A5401Wに搭載されているスピーカーは、本格的なオーディオブランド『Harman Kardon』の認証を受けた、高品位な3W出力のユニットが2基搭載されています。
搭載されているスピーカーユニットは、ボリュームを絞った状態でもしっかりと低音域が鳴ってくれている印象。さすがは老舗オーディオブランドの冠が付いているだけあります。
また、曇った感じが少なく、シャキシャキとした歯切れの良い音が特徴的で、ボーカル域の聞き応えも良好。なので、Netflix等のVOD視聴や、付属のDVDドライブを使って、CDやライブDVDを鑑賞するのにも適していると言えるでしょう。
パフォーマンス:PCIe SSD + Ryzen 7 で超快適
このASUS Zen AiO 24 A5401Wには複数のモデルが用意されているので、これはあくまで本モデル(A5401W-R75700LU)のパフォーマンスについてになります。あらかじめご留意ください。
CPUには、AMDの『Ryzen 7 5700U』という、8コア16スレッドのモバイル向けハイエンドCPUを搭載。モバイル向けCPUではありますが、テレワークで必要とされる作業ぐらいなら、まったく問題がないくらいに快適に動作してくれます。
それでも、「ああ、モバイル向けCPUなのね」と思ってしまう人も、中にはいるかもしれません。ですが、最近のCPUの進化は著しいため、モバイル向けCPUであっても、想像している以上に軽快に動作してくれます。決して、 一体型パソコン = 低性能 ということはありません。
また、ストレージには『PCI Express 3.0 x2』接続の高速なSSDが採用されており、データの読み書きによるモッサリ感というのもなく、ノンストレスで使うことができます。
本モデル(A5401W-R75700LU)はSSDのみの搭載ですが、ASUS Zen AiO 24 A5401Wシリーズの中には、SSDとHDDの両方が搭載されている2ドライブ構成のものもラインナップされています。より多くのストレージ容量が欲しいのであれば、そちらも併せてチェックしてみてください。
コネクティビティ:HDMI入力搭載で外部モニター化可能
一体型パソコンと聞くと、どうしてもインターフェースが貧弱というイメージがありますが、ASUS Zen AiO 24 A5401Wには合計5つのUSBポートを搭載。この中には、ちゃんとモダンな『USB Type-C』ポートも用意されています。
そんな豊富なインターフェース類の中でも特に注目したいのが、HDMI入力対応のポートが搭載されている点。HDMI“出力”ではなく“入力”、ここが重要なポイント。
このHDMI入力ポートが搭載されていることにより、ASUS Zen AiO 24 A5401W自体を外部モニターとして使うことができるというわけです。このHDMI入力をどう使うかはあなた次第。一体型パソコンをモニターとして使えるので、より可能性を秘めたデバイスになっていると言えるでしょう。
ここにギーク心がくすぐられるのだっ!
ベンチマーク
Geekbench 5 | |||
Single-Core Score | 1,204 | ||
Multi-Core Score | 6,949 | ||
OpenCL Score | 15,084 | ||
Vulkan Score | 17,548 | ||
PCMark 10 | |||
PCMark 10 | 5,604 | ||
PCMark 10 Express | 5,473 | ||
PCMark 10 Extended | 4,836 | ||
Full System Drive Benchmark | 1,278 | ||
Bandwidth | 207.20 MB/s | ||
Average access time | 133 μs | ||
Cinebench R15.0 | |||
OpenGL | 75.57 fps | ||
CPU | 1,511 cb | ||
CPU (Single Core) |
190 cb | ||
MP Ratio | 7.97 x | ||
Cinebench R20.060 | |||
CPU | 3,473 pts | ||
CPU (Single Core) |
488 pts | ||
MP Ratio | 7.12 x | ||
3DMark | |||
Time Spy | Score | 1,377 | |
Graphics score | 1,210 | ||
CPU score | 6,321 | ||
Fire Strike | Score | 3,526 | |
Graphics score | 3,904 | ||
Physics score | 16,908 | ||
Combined score | 1,211 | ||
Wild Life | Score | 7,879 | |
Graphics score | 7,879 | ||
Night Raid | Score | 14,680 | |
Graphics score | 16,029 | ||
CPU score | 9,942 | ||
CrystalDiskMark | |||
1GiB | 32GiB | ||
SEQ1M Q8T1 |
Read | 2,271.02 MB/s | 2,335.56 MB/s |
Write | 1,371.91 MB/s | 400.38 MB/s | |
SEQ1M Q1T1 |
Read | 1,594.48 MB/s | 1,633.20 MB/s |
Write | 1,311.37 MB/s | 1,350.53 MB/s | |
RND4K Q32T1 |
Read | 524.73 MB/s | 523.40 MB/s |
Write | 451.83 MB/s | 395.44 MB/s | |
RND4K Q1T1 |
Read | 56.68 MB/s | 48.16 MB/s |
Write | 174.96 MB/s | 169.10 MB/s | |
ColorAC | |||
sRGB | カバー率 | 94.9% | |
比率 | 103.2% | ||
Adobe RGB | カバー率 | 73.4% | |
比率 | 76.5% | ||
DCI-P3 | カバー率 | 76.1% | |
比率 | 76.1% | ||
Display P3 | カバー率 | 76.1% | |
比率 | 76.1% | ||
SpyderX Display Calibration Tool | |||
sRGB | カバー率 | 95% | |
NTSC | カバー率 | 70% | |
Adobe RGB | カバー率 | 73% | |
P3 | カバー率 | 76% |
ASUS Zen AiO 24 A5401Wのベンチマーク結果
※色域測定:Datacolor SpyderX ProでICCプロファイル作成後ガマット図化
パフォーマンス
- プロセッサー
- 7
- グラフィック
- 4
- ディスプレイ
- 6
- サウンド
- 8
- コネクティビティ
- 7
実利用での各用途におけるパフォーマンス所感
実際に使ってみて感じた、各パフォーマンスに対する所感は上記のとおり。
あくまで私の環境下で感じたことにはなるので、使い方や利用するソフトによっては変わってくるとは思いますが、購入する際の参考にしてみてください。
プロセッサー:★★★★☆
搭載CPU(AMD Ryzen 7 5700U)は、モバイル向けのものですが、ハイエンドに位置づけられているものということもあり、非常に快適に使うことができます。
ウェブサイトやNetflix等のコンテンツ視聴、オフィススイートソフトを利用した事務作業、いずれも問題なくサクサク快適に動作してくれます。これなら、テレワーク用途として使っても、特に不満が出ることはないでしょう。
グラフィック:★★☆☆☆
ASUS Zen AiO 24 A5401Wには、外部グラフィック(dGPU)が搭載されておらず、CPU内蔵のグラフィック(iGPU)に頼ることになります。
ノートパソコンでも動作するようなライトなゲームであれば、設定次第ではプレイすることは可能です。ただ、グラフィック品質を上げたり、GPU性能を求めるハードなゲームをするには厳しいでしょう。少なくとも、本機はゲームに向いたパソコンではありません。
ディスプレイ:★★★☆☆
ディスプレイの色域はベンチマーク結果から、sRGBをカバーするかしないかくらい。ですので、色にシビアにならない趣味としての写真編集やイラスト制作であれば、そこまで不満に思うことはないでしょう。
ただ、Adobe RGB値やDCI-P3値が、ともに75%前後のカバー率なので、正確な色合わせが必要な映像制作やDTP制作には、そこまで向いてはいません。なので、 コンテンツ視聴 + α ぐらいの使い方がベストでしょう。
サウンド:★★★★☆
Harman Kardon認証のステレオスピーカーが搭載されているということもあり、一体型パソコンとしてはかなり音質が良好です。
音のバランスも良く、ボリュームを絞った状態でもクリアに聞くことができます。ですので、映画やドラマを鑑賞するのにはもってこい。ディスプレイが大画面で3辺狭額縁ということもあり、より没入感の高いコンテンツ視聴ができます。
コネクティビティ:★★★★☆
データ転送、ビデオ、オーディオ、ネットワーク…のいずれのインターフェースも充実しており、特に困ることはありません。
USBポートは、Type-Aが4ポート、Type-Cが1ポート、と合計5ポート搭載されているので、USBハブを用意する必要もまずありません。また、HDMIポートが、出力と入力の合計2ポート搭載されている点も高評価。
ここがすき!
おしゃれで清潔感のあるデザイン
私は北欧系デザインが好きなのですが、このASUS Zen AiO 24 A5401Wは、そんな私の心を撃ち抜くような、清潔感のあるおしゃれな佇まいをしています。
デザイン性が優れたおしゃれなパソコンというのは、すでに世の中に溢れかえっています。それだけ、“デザインも性能の一部”ということが、広く認知されてきたのでしょう。…とはいえ、そのおしゃれと言われるパソコンの多くが、いかにも冷たい金属質でどこか無機質な感じ。もちろん、そんな無機質でソリッドなデザインも大好きなのですが、女性的な可愛さというのが…足りない…足りないのです。
そこに舞い降りたのが、今回のASUS Zen AiO 24 A5401W。
北欧系のデザインというのは、シンプルな中に有機的なエッセンスが含まれています。ウッドやファブリックのような素材が好まれて使われており、これらが存在することによって、飽きの来ない温もりのあるプロダクトに仕上がるというわけです。
このASUS Zen AiO 24 A5401Wで言うと、スピーカーグリルのファブリック素材が、まさに有機的なエッセンス。また、清潔感のあるホワイトをベースカラーとし、そこにスタンド部分のシャンパンゴールドがアクセントカラーとなり、全体的に引き締まったスタイリッシュなデザインに感じさせてくれます。このデザインは、何ともスカンジナビアライクで美しいのです。
プライバシーシャッターはテレワークの味方
ASUS Zen AiO 24 A5401Wは一体型パソコンなので、当然ながら自宅等に据え置いて利用することになります。そこで嬉しい…というか、女性的に安心なのが、物理的な『プライバシーシャッター』がカメラに搭載されていること。
とにかく怖いのが、ストーカーウェア等によるインカメラの乗っ取り。もし、知らぬ間に乗っ取られていると、パソコンに搭載されているインカメラを媒介にして、第三者が遠隔地から盗撮や盗聴を仕掛けてくるわけです。恐ろしい。
とりわけ、一体型パソコンのように常時室内に設置しておくものだと、なおさら盗撮されたときの被害が甚大になってきます。普段スリープ運用していて、知らぬ間に覗き見されていたと考えていたら…ゾっとします。
そういう心配があるからこそ、インカメラを物理的に塞いでおける、プライバシーシャッターが搭載されていることがとにかく嬉しい。テレワーク時代だからこそ、仕事もプライベートもプライバシー保護が必須なのです。
プライバシーシャッター機能は、世の中すべてのパソコンに搭載してほしいくらいなのであーる。
HDMI入力の可能性は無限大
ガジェット女子的な推しポイントでもあるのが、出力ではなく、“入力”に対応したHDMIポートが搭載されていること。
一体型パソコンでありながら、それ自体を外部モニターとして使うことができる。こう想像しただけで、このASUS Zen AiO 24 A5401Wに、無限の可能性を感じてしまいます。もちろん、このHDMI入力ポートをどう使うかはあなた次第。
ちなみに、私のおすすめな使い方が、Apple TVのようなSTBを接続したり、Nintendo Switchのような家庭用ゲーム機を接続するというもの。
一人暮らしだと、パソコンを設置して、テレビも…、PCモニターも……、というのは、スペース的にいささか厳しい。だからこそ、一体型パソコンが外部モニターとしても振る舞ってくれると、省スペースだし、しかも便利というわけなのです。
ちなみに、PCモードとHDMIモードの切り替え自体も非常に簡単で、本体左側面にあるボタンのを押すだけというシンプル設計。
また、切り替え時のモッサリ感もまったくなく、テレビやPCモニターの入力切替と同じような感じで、サクサクキビキビと軽快に切り替えることができます。
アクセスが容易なインターフェース
実際にしばらく使っていて便利かつ関心したのが、ちゃんと本体側面にも、USBポートがいくつか搭載されているということ。これが意外と重要なのです。
一体型パソコンの多くが、本体裏面(ディスプレイ部分の裏)にインターフェースが集約されていたりします。確かに、パっと見はスッキリしていて美しいのですが、実際に使うとなると、インターフェースのアクセス性が悪くてとにかく不便。
ところが、このASUS Zen AiO 24 A5401Wでは、インターフェースを本体の裏面と側面に分散させて搭載してくれています。なので、常時使うようなものは裏面のポート、たまに使うようなものは側面のポート…と、頻度や用途に応じて振り分けることができるのです。
考え方としてはベーシックなことですが、使い勝手とデザイン性を両立させた“機能美”という意味では、これが大正解だと思います。
ここがうーん?
SDカードスロット非搭載
せっかくの一体型パソコンなので、できればSDカードスロットは搭載してほしかったところ。やっぱり、あるとないとでは、あったほうが利便性は高まりますので……。
別にこれは本機に限ったことではないのですが、ここ数年のパソコン界隈というのは、ノートパソコンはおろか、デスクトップパソコンでも、SDカードスロットを搭載しない方向になってきています。
なので、このASUS Zen AiO 24 A5401Wに、SDカードスロットが搭載されていないことを“普通”と捉える人も多いかもしれません。でも、やっぱり搭載してほしかった。
Wi-Fi 6非対応
実際に体感できるレベルではないと思うのですが、無線LANの規格が『Wi-Fi 6』ではなく、『Wi-Fi 5』なのは残念といえば残念。
Wi-Fi 5 (IEEE 802.11ac) |
Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax) |
6.9Gbps | 9.6Gbps |
Wi-Fi 5とWi-Fi 6の最大転送速度(理論値)比較
最近では、無線LANルーターもWi-Fi 6対応の製品が増えたので、より高速なWi-Fi 6規格に対応してくれると、より満足度が上がったはず。
とはいえ、販売価格を考慮すれば、Wi-Fi 5でも致し方ない部分はあります。また、通信速度というのは、さまざまな要因が絡み合うものなので、Wi-Fi 6搭載ならば超高速とも言い切れないのが難しいところ。そう考えると、別にWi-Fi 5でもよいのかもしれません。
ASUSといえば、ハイエンド無線LANルーターのイメージがあるから、余計に期待値が高かったのかも……!?
スペックお化けみたいなルーターを、ASUSはいっぱいリリースしてるもんね。
まとめ「美しく多機能な北欧系オールインワンPC」
そういうわけで、ASUS『ASUS Zen AiO 24 A5401W《A5401W-R75700LU》』のレビューを総括すると、
- スカンジナビアデザインがとにかく美しい
- スタイリッシュで高画質な3辺狭額縁ディスプレイ
- Harman Kardon認証の高音質スピーカー搭載
- 無限の可能性を秘めたHDMI入力ポート搭載
- テレワーク時代に嬉しいプライバシーシャッター搭載
- SDカードスロット非搭載なのがプチ残念
…という感じ。
高性能な一体型パソコンは数多ありますが、ここまで家具のようなインテリアに映えるデザイン性を持っているものは数少ない。なので、デザイン性で選ぶなら、ぜひ本機を選択肢に入れてほしいところ。
記事内では触れなかったのですが、これだけの性能を詰め込んでいるのに、販売価格が15万円弱(ASUS Store価格)ということに驚き。しかも、Microsoft Officeが付属して…この価格。さすがはコストパフォーマンスに優れたパソコンを出すASUS、と言ったところ。
ちなみに、ASUSには『ASUSのあんしん保証プレミアム』という保証プランがあり、かなり手厚いサポートを受けることもできます。この点も高評価。
欠点らしい欠点といえば、SDカードスロットがないくらい。なので、総じて高い完成度を誇った、デザイン性の高い一体型パソコンであると言えるでしょう。
おしゃれな北欧系デザインでプライバシー保護もできる!
だから、一人暮らしの女性にこそ、ぜひ使ってほしいのであーるっ!!
おまけ
HDMI入力があるから、メインパソコンのサブディスプレイとしても使える。こういう遊べる感がたまらないよねー。
一体型パソコンならでは、という感じがしますわね。
HDMI入力があるとき!
HDMI入力がないとき……。
…って、感じやね!
むむっ!?謎の551蓬莱感っ!?
おわり
…どうだっ!しかもリーズナブル!!