- これはもっとも紙に近い電子ペーパータブレット!
- E InkとWacomペンの絶妙なコンビネーション!
- 残念ながら日本への発送には未対応!
電子ペーパーの夜明けを感じた…けど。
電子ペーパー(E Ink)タブレットメーカーのreMarkableが『reMarkable 2』という、新型E Inkタブレットを3月17日に発表してました。プレ価格は399ドルと結構安価。いろいろ強化されていて、かなり良さげ。なのに…日本の発送には対応してないだと!?


reMarkable(1st Gen)と変わらず、ですね。

余計に欲しくなっちゃうやんね。
reMarkable『reMarkable 2』とは?

■reMarkable 2ってなに?
電子ペーパーと紙を本気で考えている、ノルウェーにあるreMarkable社の新型E Inkタブレット。2になり、長時間駆動・Google Chrome連携・ペン機能の強化などを果たした。
Introducing reMarkable 2 — the paper tablet - YouTube
製品名 | reMarkable 2 |
メーカー | reMarkable |
OS | Linux-based custom OS |
SoC | ARM Processor(1.2GHz・2コア) |
RAM | 1GB(LPDDR3 SDRAM) |
ROM | 8GB |
画面サイズ | 10.3″(E Ink) |
画面解像度 | 1,872×1,404 |
無線LAN | ○(2.4GHz・5GHz) |
バッテリー | 3,000mAh |
インターフェース | USB Type-C ×1 |
サイズ | 187×246×4.7mm |
質量 | 403.5g |
備考 | Wacomデジタイザーペン 筆圧感知:4,096段階 対応ファイル:PDF・ePUB reMarkable apps |
reMarkable 2のスペック表。
このreMarkable社はノルウェーのオスロにある企業。今回発表された『reMarkable 2』は2代めで、数年前に『reMarkable』という同じくE Ink(電子ペーパー)タブレットが出ています。なので、その後継機的位置づけ。
E Inkタブレットでスペックを深堀りするのも野暮(そういうのを求めているデバイスではないので)ですが、スペックを見ると必要十分といった感じ。
reMarkableは、本気で電子ペーパーを紙のようにさせていこうとしている企業ですが、しっかりとデジタル的な機能(Wi-Fi・モバイルアプリ)は搭載されています。
reMarkable 2のエモみ

- 静寂を感じさせるデザイン。
- 2週間持続するバッテリー。
- 90日間スタンバイ可能。
- 鉛筆より薄い4.7mm。
- デジタイザーペンはWacom製。
- ペンは充電不要で消しゴム機能あり。
- 手書き認識で文字変換可能。
- Google Chromeプラグイン対応。
- パソコンやスマホと同期可能。
reMarkable 2は非常に洗練されたE Ink(電子ペーパー)タブレットで、上手にデジタルとアナログを調和させている様子が伺えます。
Handwriting conversion — reMarkable 2 - YouTube
Sketching on reMarkable (June 2017) - YouTube
デジタルデバイスではなく、紙の延長だと感じさせるその薄さ、軽さ。そして、デザイン。
バッテリーも充電を意識させないように、2週間持続するのだとか。スタンバイでは90日間も持つそうなので、デジタルデバイスの煩わしさもあまりなさそう。あくまで、電子ペーパーとしての使いやすさを研ぎ澄ませているイメージが伝わってきます。
reMarkable 2のデジタイザーペンには、Wacom製のものを用いており、新しいペン(Marker Plus with built-in eraser)では、ペンのお尻部分に消しゴム機能が搭載されています。ちなみに、このMarkerペンはreMarkable 2本体と磁石でくっつくようになっている親切設計。

うーむ、考え抜かれたE Inkタブレットですな〜。

reMarkable社の紙と電子ペーパーに対する、真剣な向き合いを感じられますわね。
注文してみた → 日本へは発送不可
さて、そんな素敵なreMarkable 2。現在プレオーダー(8月出荷予定)を受け付けており、価格はプレ価格で399ドル。日本円にして、約4.5万円。

これは注文せねば…っ!?
ってことで、reMarkable公式サイトで注文してみるぞー!

オチはタイトルから分かってるんやけどね…。
プレオーダーの購入ページがあるので、そちらから買ってみます。
どうやら、プレオーダーだとMarker(消しゴムがないほうのデジタイザーペン)とFolio(純正ケース)が無料でついてくるのだとか。
Marker → Marker Plus に変更すると、+50ドルかかる様子。
決済はPayPalも使えるようです。
さーて、発送先を…。を!?

日本がないっ!あー…。
オチが見え見えの茶番でしたが、reMarkable社は日本に発送してくれないようです。というか、そもそもアジアへの発送先が少ないですね。うーん、残念。
まとめ「日本発送不可が悔やまれる」

前モデルもそうだったのですが、残念ながら今回のreMarkable 2も日本へは発送してくれないようです。reMarkable社、日本への発送対応してくれないかな。
とはいえ、RAKUNEWでは、reMarkable 2を注文できるので、日本国内で購入するならここを使うといいかも。私は…もう少し悩みます。

これは意地でもポチりたくなるぞぞぞ…。
おまけ

すっごい良さそうなのにね。

入手が難しいとなると、なおさら欲しくなるのは人間ですよね。

うむぅ…実店舗があれば、カナダとかで現地調達したいんだけどねー。ガックシ。
おわり
かなり良さそうなのに…うぐぅ。