カメラバッグの域を超えた。
一眼ユーザーならお馴染みのPeak Designから、新たなバッグが発売された。その名も、『Travel Backpack 45L』という旅行用カメラバッグ。これ、カメラユーザー以外も“買い”な気がするぞ。
さたえり買っちゃうの〜!?
目次
Peak Design『Travel Backpack 45L』とは
Travel Backpack 45L - Setup & Use
まずは、Peak Design『Travel Backpack 45L』を知らない人のために、簡単な製品説明をします。
Peak Design『Travel Backpack 45L』は、カメラグッズでお馴染みのPeak Designの新シリーズ『Travel Line』のバックパック。容量はかなり大きな45L。特徴は後述するが、いわゆる“モジュラー型”であることです。
▼すでに販売されているPeak Designのカメラバッグ。
▼今回発売される45Lのトラベルバックパック。
多種多様な『Travel Line』での展開
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Travel Backpack 45L
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Tech Pouch
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Wash Pouch
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Packing Cube Small
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Packing Cube Medium
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Camera Cube Small
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Camera Cube Medium
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Camera Cube Large
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Shoe Pouch
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Rain Fly
『Travel Backpack 45L』自体は“中は空洞”のバックパックです。なので、別途、中に入れるポーチ(Pouch)やキューブ(Cube)を購入する必要があります。
従来の同社のカメラバッグは、いかにもカメラバッグといった感じでした。なので、仕切りもしっかりありましたし、デイリーユースにはいささか厳しい側面も無きにしもあらずでした。
それが、今回の『Travel Backpack 45L』で解消されています。どちらかと言えば、“普通の”バックパックに近づいたスタイル。よりオールマイティーに使えるようになった感じです。
ただのモジュラー型ではないロック機構
個人的にこの『Travel Backpack 45L』のポイントは、インナーポーチがしっかり固定されることです。
少し分かりにくいですが、バックパックの内部にインナーポーチをしっかり“ロック”できるラッチのようなものがあります。これは非常に意味のある機構。これにより、バッグ内でインナーポーチが暴れないようになっています。
私の気に入ったポイント
スタイリッシュなデザイン
すでにPeak Designユーザーの人なら分かってくれると思いますが、同メーカーの製品はスタイリッシュなデザインが特徴です。
しかも、ただオシャレなだけではなく、“実”を伴ったデザインであることが魅力。
使いやすさと美しさの両方を兼ね備えたバックパックなので、ここでまずグッと来ました。
容量が30L・35L・45Lの可変式
個人的にかなりポイントが高かったのが、容量が30L・35L・45Lの“可変式”であるということ。
名前に“Travel”が入っていることからも分かるように、この『Travel Backpack 45L』は、旅行での利用を想定しています。つまり、容量も大きいぶん、大きさもデカい。ここまでは普通のバックパックです。
しかし、『Travel Backpack 45L』は、容量を小さくも大きくもできる仕様。
これで普段使いも大丈夫ですし、旅行時に荷物が増えてしまった場合でも、このバックパックひとつで済むわけです。要するに、“フレキシブル”なバックパックなのです。
同社の『Capture』が装着可能
Peak Designといえば…そう、大人気『Capture』。
当然、『Travel Backpack 45L』も上画像のようにCaptureを装着可能になっています。
さらに、チェストベルトにもCaptureが装着可能になっています。ここまでくると、もはや“ガンダム”ですね!
ちなみに、Captureの左に装着されているのは、同じくPeak Designの『Range Pouch』です。一眼のレンズを収納するポーチですね。
『Camera Cube』単体でもバッグになる
そして、インナーポーチである『Camera Cube』ですが、これ単体でもバッグとして利用可能です。
『Camera Cube』単体でバッグとして利用するには、同社の『Anchor Links』と対応のカメラストラップを用いる。もはや、どこまでも自社のシステムを使えるのです。
私のバックパック遍歴
どうしてここまで『Travel Backpack 45L』が欲しくなったかというと、“これ以上納得するバックパックがない”と思うからです。
最初は、ずっと『Isar Rucksack M』を使っていました。
容量は多いのですが、とにかく使い勝手が微妙でした。しかも、重たい。デザイン性は良いと思うのですが、デジタルガジェットを持ち運ぶには、難がある感じでした。
次に、以前にレビュー記事を書いた『Code 10 Backpack』を使っていました。
防水なのはかなり満足。しかし、こちらもガジェットを持ち運ぶには向いていない感じ。“ロールトップ”バックパックだったので、アクセス難は改善されず。
『26L Seon Transporter』を今のところのメインで使用中。
多少の撥水性もあり、アクセス性も考えられているので、かなり使いやすいです。当面はこれと『Travel Backpack 45L』の2つ使いにしたいと画策中です。
バッグはいくらあってもいいもんだし!
注文する理由は『Peak Design』だから
すでに国内販売代理店の銀一株式会社が、『Travel Backpack 45L』の取り扱いを決定しています。ただ、私はその前にポチります!
デザイン性の高いカメラバッグは多いですし、使いやすいバックパックも多々存在します。それでも、やはり『Peak Design』を選ぶ理由はあります。
それは、クラウドファンディングらしい考え尽くされたデザイン性と、ギーク心をくすぐる機能性の高次元での実現です。
総評:やはりPeak Designはツボを抑えている
まもなく日本にも上陸する、Peak Designの『Travel Backpack 45L』。私は待てないので、Peak Design公式サイトからポチりました。
これでもかってぐらい、ギークの心を捉えてくるエモさね!
価格は日本だと、軽く4万円を超えてきそうなのがネック(しかも、ポーチは別売り)ですが、それでも魅力的なバックパックだと感じました!
Peak Design沼…ひゃー。
おまけ
おわり
Image:Peak Design Video – Travel Backpack 45L - Setup & Use, Peak Design Video – The Travel Line by Peak Design, Peak Design Video – Travel Line Kickstarter Hangout #1 - Jul. 23