moto g proは“非”デジタイザーペンなのが残念

moto g proは“非”デジタイザーペンなのが残念
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記事のポイント
  • moto g proはスタイラスペンでありデジタイザーペンではない!
  • 筆圧感知とパームリジェクションは非搭載!
  • moto g proきっかけでペンデバイスが普及してほしい!

デジタイザーペンなら即買いだった。

2020年10月30日発売、Motorolaのスマートフォン『moto g pro』。本体に収納できるスタイラスペンがペンデバイスヲタとしてはエモい!…のですが、残念ながら、筆圧感知・パームリジェクションには“非対応”でした。

二条ねこ

デジタイザーペンではないので注意だぞっ!

まの

普通の細いタッチペンですわね。

さたえり

本体に収納できるのは便利やけどね。

moto g proとは?

moto g pro

moto g pro

OS Android One
(Android 10.0)
SoC Qualcomm Snapdragon 665
RAM 4GB
ROM 128GB
ディスプレイ 画面パネル LCD
画面サイズ 6.4インチ
画面解像度 1,080×2,300(FHD+)
カメラ フロント 16MP(f/2.0)
リア(標準) 48MP(f/1.7)
リア(広角) 16MP(f/2.2)
リア(マクロ) 2MP(f/2.2)
ネットワーク 無線LAN Wi-Fi 5
(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
Cellular 2G
3G
4G(LTE)
Bluetooth Ver. Bluetooth 5.0
バッテリー 4,000mAh
インターフェース I/O USB 2.0 Type-C ×1
3.5mmステレオミニジャック ×1
microSDカードスロット ×1
SIM nanoSIM ×2
その他 NFC
サイズ 75.88×158.55×9.2mm
質量 192g
備考 Motoディスプレイ対応
Motoアクション対応
指紋認証搭載

moto g proのスペック

Motorola『moto g pro』がどういうスマートフォンかを簡単にまとめると、

  • OSにAndroid One搭載
  • Android Enterprise Recommended準拠
  • トリプルカメラ搭載
  • デュアルSIM(DSDV)対応
  • 本体に内蔵可能なスタイラスペン搭載

といった感じのビジネスユーザー向けのAndroidスマートフォン。なお、海外では『moto g stylus』という名前で販売されています。

Motorola公式価格で35,800円(税込)という非常に安価な価格設定で、Android 12までのメジャーアップデートが保証されているAndroid One搭載。しかも、しっかりとデュアルSIM対応で、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)なのが魅力のスマートフォン。

moto g proはスタイラスペンを収納可能。

moto g proはスタイラスペンを収納可能。

ここまでは“よくある”良スマートフォンという感じなのですが、ペンデバイスヲタとして注目したいのが『スタイラスペン』に対応しており、しかも、moto g pro本体にGalaxy Noteライクに収納できるという点。なお、収納したスタイラスペンは、出し入れに応じてランチャーが起動するという、Galaxy Noteジェネリックっぷり。これは相当欲しい。

二条ねこ

Motorolaっていうところも惹かれるよねー。特にこのロゴマークっ!

ペンは筆圧感知・パームリジェクションに非対応

moto g pro(moto g stylus)は、激安Galaxy Noteになるのではないか!

…と思っていたのですが、USのEngadgetのレビュー記事を読んでガッカリ。moto g pro(moto g stylus)に搭載されているスタイラスペンは、パームリジェクションに対応していないとの記述があります。つまり、普通の『タッチペン』ということ。そうなってくると当然ながら、デジタイザーペンにあるような筆圧感知機能はありません

普通に見た目もスタイラスペンだった。

普通に見た目もスタイラスペンだった。

実は、moto g pro(moto g stylus)の公式画像をよく見ると、同梱されているペンが『デジタイザーペン』ではなく、『スタイラスペン』(つまりはタッチペン)ということに気づきます。

LG Q Stylusっぽい、moto g pro。

LG Q Stylusっぽい、moto g pro。

そして、もっともっと注意深く見ると、なんとなくLG『LG Q Stylus』のようなタッチペンであることにも同時に気づくはず。

二条ねこ

静電容量なタッチペンって、こういうデザインになるからねー。

まの

デジャブ感があったのですが、そういえばLG Q Stylusがありましたわね。

デジタイザーペン対応で3万円はありえない

個人的には凄く残念な結果なのですが、別にmoto g proがダメというわけではありません。そもそも、デジタイザーペン対応のスマートフォンが、3万円台で購入できるはずがないのです。

価格が数倍するGalaxy Note20 Ultraと比べるほうが酷。

価格が数倍するGalaxy Note20 Ultraと比べるほうが酷。

もし、moto g proのペンがデジタイザーペンだったなら、10万円以上するGalaxy Note20 Ultra 5Gは何だという話になってきますし、そもそもデジタイザーペンが使えるスマートフォンはニッチ的存在。iPhoneもApple Pencil非対応ですし、これは当然といえば当然の流れという感じでしょう。

申し訳なくも、デジタイザーペンじゃない時点で食指は出なくなったわけですが、普通のスタイラスペンでもいいからペン内蔵デバイスが欲しいならmoto g proは全然アリ

むしろ、ペンデバイスに興味がないユーザーにmoto g proを使ってもらって、スマートフォンベンダー各社にデジタイザーペン搭載の流れを作ってほしいレベルです。そういうきっかけを作ってくれそうなだけでも、moto g proは非常にありがたい存在だったりします。

さたえり

でも、買わないんやんね?

二条ねこ

だって、デジタイザーペンじゃないもん!

まの

ひ、ひどい……。

デジタイザーペン対応ならNoteかThinQ

■デジタイザーペン対応のスマートフォン

結局、デジタイザーペン対応のスマートフォンを探すとなると、日本で簡単に手に入るものでは、事実上の2択となってくるでしょう。Surface Duo、全然発売されませんし……。

さたえり

Surface Duo、忘れかけてたんやけど……。

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まとめ「moto g pro発でペンデバイスが普及してほしい」

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Motorola『moto g pro』が、デジタイザーペンだったら…と淡い期待を抱いていたのですが、結果はやはり普通のスタイラスペン(タッチペン)でした。

デジタイザーペン対応スマートフォン(Samsung Galaxy Note20 Ultra 5GLG V60 ThinQ 5G)は非常に高価なスマートフォンなので、今回のmoto g proきっかけで、各社がデジタイザーペンに興味を持って、ペンデバイス競争が始まれば嬉しい限りです。

二条ねこ

moto g proの後継機種では、デジタイザーペンになると…いいなー。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

デジタイザーペンなら間違いなく買っていたのにー。

まの

仕方ないですわね。

さたえり

てか、Galaxy Note20 Ultra 5G持ってるやんね?

二条ねこ

ペンデバイスは“別腹”であーるっ!どやどやっ!!

おわり