あの頃、私は“純正病”だった。
GB時代、いわゆる『メダロッター』だった私。特に2と3が好きなのだが、今回は3の『メダチェンジ』について振り返ります。きっとみんなも“純正病”に悩んだ…はず!?
目次
そもそも『メダチェンジ』って?
この記事を読んでくれているメダロッターさんには、釈迦に説法だとは思います。
ですが、念のために簡単な『メダチェンジ』の概要を説明しておきます。
そうそう、本記事ではGB版のメダチェンジしか触れませんので悪しからず。
『メダチェンジ』とは、メダロットの変形機構と、それに基づく変形行動のことです。
サイカチスだと上画像のような感じで、変形してくれます。また、メダチェンジが可能になるのは、純正パーツで揃えたときのみです。
このメダチェンジにより、
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パーツ装甲の一体化
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行動方法の変化
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移動タイプの変化
という、3つの変化がおきます。
こんな感じで、今までパーツの組み換えだけだったメダロットが、純正パーツで一式揃えるメリットや楽しさが生まれたわけですね。まさに、純正厨歓喜…な感じでしょうか。
メダチェンジが楽しめるメダロット
そんなメダチェンジですが、
採用 → 廃止 → 再採用
という流れになっています。
今のところ、
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メダロット3
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メダロット4
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メダロットnavi
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メダロット7
- メダロットDUAL
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メダロット8
- メダロット9
- メダロット ガールズミッション
で楽しめます。
メダチェンジと純正病
私がGB版メダロット現役世代のときに悩まされていたのが、メダチェンジ縛り。つまり、パーツを純正のまま進めないといけないことです。
病状1.パーツカスタムなゲーム性が…
ゲームの都合上、純正パーツで一式揃えないといけない場面もあったかも知れませんが(記憶が曖昧)、別にパーツはプレイヤーの好き勝手にカスタムしていいです。
つまり、縛りを設けているのは、ゲームではなく自分自身。
パーツ構成をどうするかが醍醐味なゲームですが、純正パーツで一式揃えると『メダチェンジ』が可能になると言われてしまうと…ついつい、純正パーツで揃えてしまう私。
要するに、メダチェンジで原因でパーツをカスタムするゲーム性を、自分から消してしまったわけです。当然、これは自分のせいです。
病状2.パワー変形ばかり使ってしまう
メダロッターな人ならご存知と思いますが、メダチェンジには『シフト変形』と『パワー変形』があります。
お手軽な『シフト変形』に、強いけどメダフォースが必須な『パワー変形』…どちらを使っていましたでしょうか?
『パワー変形』するメダロットは、だいたいが変形後が“化け物”クラスで強くなるものが多かったです。(あくまで個人の感想)
なので、パワー変形で力のゴリ押しするメダロットと、フォースプラントなどの補助に回るメダロット2体の組み合わせで、ずっとプレイしていた記憶があります。
そのせいで、ストーリーの終盤はずっと同じ構成に…。
今となっては『メダチェンジ』はアリだと思う
メダチェンジの採用によって、ロボトルのバリエーションは増えたわけだが、 同時にシステム自体も複雑化したためか、 あるいは「パーツの組み替え」の意義が問われたのか、 (ただしチームや戦術の選択肢として、純正・メダチェンジを考慮することもできるが) そもそも、メダチェンジ可能メダロットの多くが癖の多い機体だったこともあり、 メダロット5以降の作品ではメダロット7で再登場するまでそのシステム自体が採用されていない。
Source:メダロット辞典@wiki
やはり、一度メダチェンジが廃止された背景には、“カスタムというゲームの意義”が問われたのでしょう。
当時は“純正病”を患ってメダチェンジばかりしていましたが、もう一度プレイするなら、メダチェンジも“一種のカスタム”として楽しむと思います。
むしろ、メダチェンジがあったからこそ、純正パーツで一式組む意義もありました。また反対に、そのアンチテーゼ的に、カオスなメダロットにする意義もありましたしね。使うも使わないもユーザー次第ですからね。
メダチェンジは純正パーツ優遇ではなく、一種のカスタムだと今は考えています。
総評:メダチェンジもパーツカスタムだ!
一言でまとめてしまうと、
メダチェンジは機能ではなく、純正パーツで組むパーツカスタムの一種
だと勝手に解釈しています。
これを機に、DS版も始めたいと思いますね。
余談ですが、『メダロットパーフェクトED(ワンダースワン版メダロット)』が好きです。
おまけ
おわり