iPhoneのシェアは高いのにね。
日本人のスマホの約7割はiPhoneだそう。しかし、『Apple Pay』はいまいち流行ってない模様。その理由は“単純明快”だったりします。でも…Apple Payは使うべきですよ!



目次
『Apple Pay』…使ってます!?

iPhone 7以降に搭載されている、Appleの非接触決済サービス『Apple Pay』。



日本でのiPhone人口は、全スマホ利用者の約7割にものぼるといわれています。
しかし、いまいち流行っていないというか、使う場面がないというか…そもそも、Apple Payを知らないiPhoneユーザーだっています。あなたはApple Pay使っていますか?

日本で『Apple Pay』が流行らない理由

それでは、日本で『Apple Pay』が今後も流行らないであろう理由を、3つ紹介していきます。
理由1.対応カードの少なさ

1つ目の理由は、Apple Payに対応しているカードやサービスが少ないことです。単純明快ですね。


Apple Payは、確かに対応カードが少ないです。しかし、クレジットカードは割とApple Payに登録が可能なものが多いのも事実。それでも、Apple Payを使わない人が多いのはなぜでしょうか。
それは、日本人の現金主義とプリペイド主義が原因かも知れません。
欧米諸国に比べて、日本人はクレジットカード(ポストペイ)を避けるイメージです。実際に、内閣府の2016年の調査によると、約6割はクレジットカード(ポストペイ)に消極的であることが判明しました。
しかしながら、日本人は“ポイントカード”や“電子マネー”には積極的な印象を受けます。(これにより、決済サービスが“乱立”します)
そんな日本人が使いたい肝心のプリペイド式電子マネー(楽天Edyなど)が、Apple Payで“使えない”のです。
だから、Apple Payを使う理由がない。そして、そもそも使わない、流行らないとなるわけです。


理由2.QRコード決済の台頭

2つ目の理由は、QRコード決済の台頭です。そもそも、非接触型決済からQRコード決済に移行しているということ。



こっちも、“スーパー乱立時代”なんだけどね…。
Apple Payが普及するには、我々エンドユーザーだけでなく、店舗側の対応(決済設備の投資)が必須です。
しかし、Apple Payにはじまる“非接触型決済”は、設備面から導入コストやハードルが高いのです。
なので、大型店舗やチェーン店では大丈夫なのですが、個人商店や小規模チェーンだと、導入を躊躇する側面があります。

『楽天ペイ』にはじまる、QRコード決済がここまで“急加速的に”普及したのは、導入のしやすさです。
この導入のしやすさには、店舗側の設備もありますし、スマホ側の導入ハードルの低さもあります。
非接触側決済は、ICチップを組み込む必要があります。しかし、QRコード決済は、画面に表示するだけ。だから、どんなスマホでも『楽天ペイ』などに対応できるのです。
導入面の容易さから、急激にQRコード決済が普及したため、間接的に非接触型決済のApple Payも“不要”になる人が多く、流行らない状況になったかも知れません。


理由3.決済サービスの乱立

そして最後は、日本での電子決済サービスの有象無象さでしょう。

日本はとにかく決済サービスが多い。
非接触型の“FeliCa型”に、前述した“QRコード型”…どちらも乱立し放題です。
- Suica
- ICOCA
- PASMO
- PiTaPa
- 楽天Edy
- nanaco
- WAON
- QUICPay
- iD
- 楽天ペイ
- LINE Pay
- Origami Pay
- d払い
- paymo
- pixiv PAY
すごく…多い…です。


決済サービスがこんなに乱立してしまっては、Apple Payはおろか、キャッシュレスになりづらいような気がします。
Apple Payが流行らない理由にもなりますが、こういうのに疎い人が余計に避けてしまう要因な気がします。FeliCaの罪は重たい。
Apple Payを使うなら持っておきたいカード

さて、ここからはポジティブな話をしよう!


クレジットカードとSuicaしか使えないと思って敬遠している人も多いですが、Apple Payは“プリペイドカード”にも対応しているのです。なので、ぜひApple Payを使えるなら、使ってみましょうぞ。

- 楽天カード
- Suica
- dカード プリペイド


- 楽天カード:クレジットカード・QUICPay
- Suica:交通系IC
- dカード プリペイド:プリペイドカード・iD
って感じで、基本的な電子決済サービスを網羅できるからだよー!
この3つのカードをApple Payに登録すれば、クレカもプリペイドもOKですし、FeliCaのQUICPayとiDも使えます。もちろん、交通系ICも大丈夫。


総評:気合と根性で“キャッシュレス”はできる!

Appleの非接触型決済サービス『Apple Pay』が、流行らない理由と使いこなす術を紹介してきました。



まさに…シンギュラリティーだ〜!

それにしても、どこにでも『楽天』が出てきますね。
おまけ




おわり