記事のポイント
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Fusion DriveのSSD部分は32GBと128GB!
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Fusion Drive容量はiMac 2017から変化ナシ!
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吊るしモデルは購入前に要確認!
やっぱり2TBが最強!
発表されたばかりの、『iMac Retina 4K』と『iMac Retina 5K』ですが、Fusion DriveのSSD容量が32GBと128GBと判明しました。と、いうことは…!?
iMac 2019のFusion Drive容量
発表ホヤホヤの新型iMac 2019年モデル。今回は、すべて“Retina”なモデルのみの発表でした。つまり、21.5インチの『iMac Retina 4K』と、27インチの『iMac Retina 5K』が発表されたわけです。
そこで気になるのが、AppleのハイブリッドHDDこと『Fusion Drive』の“SSD部分の容量”です。これでどのモデルを買うかどうかが、決まってきますからね…。
iMac Retina 4K | iMac Retina 5K | |
1TB Fusion Drive | HDD:1TB SSD:32GB |
HDD:1TB SSD:32GB |
2TB Fusion Drive | - | HDD:2TB SSD:128GB |
3TB Fusion Drive | - | HDD:3TB SSD:128GB |
新型『iMac 2019』のFusion Drive容量比較表。
これが、今回発表された新型iMac(21.5インチ・27インチ)のFusion DriveのHDD部分とSSD部分の容量比較表です。
iMac Retina 4Kは、1TB Fusion Driveモデルのみ。
iMac Retina 5Kは、全容量(1TB〜3TB)あります。
『iMac 2017』と変化ナシ
つまり、新型『iMac 2019』と前モデル『iMac 2017』では、Fusion Driveの容量に差がないことが判明しました。
ちなみに、今までのiMacのFusion Drive容量の推移は以下の通りです。
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iMac 2014:すべて128GB
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iMac 2015:24GB・128GB
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iMac 2017:32GB・128GB
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iMac 2019:32GB・128GB
これを見ると分かるように、2015年モデルのiMacから、1TB Fusion DriveモデルのSSD部分が大幅に削減(128GB → 32GB)されています。
なお、Fusion DriveのHDD部分とSSD部分の振り分けは“macOS任せ”です。なので、ユーザーが任意でFusion DriveのSSD部分を使うことはできません。Fusion Driveモデルを検討の際は、そこを注意して検討してください。
新型iMacの4Kと5Kの選び方
今回発表された新型『iMac 2019』のFusion Driveの容量を考えると、
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iMac Retina 4K:SSDモデル推奨
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iMac Retina 5K:Fusion DriveモデルでもOK
と言えると思います。
Appleのサイトを見ると、2019年モデルの『iMac Retina 4K』は、吊るしではSSDモデルが選べない可能性があります。つまり、『iMac Retina 4K』を購入するならCTO必須。
同じく、2019年モデルの『iMac Retina 5K』も同様の可能性があります。
しかし、『iMac Retina 5K』は、吊るしモデルで2TB Fusion Driveモデルが選択できるので、吊るしモデルも選択の余地アリと言えるかも知れません。
Fusion Driveに要注意
今回発表された、新型『iMac 2019』のFusion DriveのSSD部分の容量は、32GB(1TBモデル)と128GB(2TB/3TBモデル)でした。
まだ発売前なので断言はできないのですが、今までのAppleの慣例から考えると、吊るしモデルでSSDを選べない可能性が高いです。
なので、iMac Retina 4KはCTOがベターな気がします。iMac Retina 5Kは、吊るしで2TB Fusion Driveが選べるので、そちらでも良さそうです。無論、SSDにするに越したことはないですが…。
うん、困ったなぁ…。
おまけ
おわり