もし『iMac 5K』を買おうとしているなら、1TBモデルはあまりオススメできません。買うなら、”2TBモデル”一択ですぞ!その理由をひたすら書いていきます。


どうして、”1TBモデル”は良くないのですか?

1TBモデルは、超絶なんちゃって『Fusion Drive』だもんっ!
目次
1TB『Fusion Drive』は、SSD領域”超少ない”から地雷!

『Apple』が作り上げた”魔法のHDD”、それが『Fusion Drive』です。
…とか言ってますが、実際の仕組みはいわゆる”ハイブリッドHDD”というものです。
つまり、1ドライブに”HDD”と”SSD”の領域が共存しているドライブのことを指します。



それはめっちゃイイ!

そんな魔法の『Fusion Drive』ですが、『iMac 5K(4Kも)』の”1TBモデル”に搭載されているものは、本当におすすめできません。

何か違いがあったりするの?


びっくり!1TBモデル『Fusion Drive』のSSDはわずか32GB

HDDの容量と、SSDの高速さの良いとこ取りをした『Fusion Drive』ですが、1TBモデルではSSD領域がわずか32GBと、正直言って”ショボい”です。


しかも、”35億”です。全部間違ってます。

32GBと容量の少なさでは、『Fusion Drive』の恩恵を最大限受けることはできず、高速化されるのはせいぜいOSの起動と終了ぐらいです。
『iMac 5K』はハイスペックモデルなのに、この『Fusion Drive』の”ショボさ”のせいで、他の性能の足を平気で引っ張ってます。なので、『iMac 5K』の1TBモデルは、オススメできません。

仮想環境でOSを入れると、激重で使えない

先程、OSが高速化されるということを書きましたが、『iMac 5K』の購入を検討している人の中には、”仮想環境で『Windows』を入れたい”と思う人もいるはず。
しかし、『Fusion Drive』の容量がわずか32GBだとSSD領域の恩恵を受けられず、仮想環境の『Windows』は激重です。


ちなみに、そもそも『Boot Camp』では『Fusion Drive』に対応していません。別のOSを入れたときでも『Fusion Drive』の恩恵を受けたければ、『Parallels』等を購入して、仮想環境を構築した方がベターです。


買うなら『iMac 5K』の”2TBモデル”が100%ベスト

もし、『iMac 5K』や『iMac 4K』を購入しようとしているなら、多少無理してでも”2TB『Fusion Drive』”モデルを購入するのがベストです。
『iMac 5K』の2TBモデルがベストバイな理由を、これから書いていきます。
理由1.2TB『Fusion Drive』モデルはSSD領域が128GB

1TB『Fusion Drive』モデルだと、わずか32GBしか無かったSSD領域ですが、2TB『Fusion Drive』だと、しっかり128GBもSSD領域が確保されています。

これならOS以外の場面でも、『Fusion Drive』の恩恵を受けることができる可能性が、格段に増えます。

理由2.CPU・GPUが1TBモデルよりハイスペック

実は、『iMac 5K』の”1TBモデル”と”2TBモデル”の違いは、単純に容量だけではありません。”CPU”や”GPU”と言った、その他の性能も”2TBモデル”の方が勝っているのです。
そう考えると、様々な部分で”2TBモデル”の方が、メリットが多いと言えますね。

理由3.4KモデルはCTOしないと地雷

『iMac 5K』の1つ下のグレードに、『iMac 4K』があります。ただ、この『iMac 4K』は、CTO(ストアでカスタマイズ)しないと基本的に”地雷”です。


と言うのも、『iMac 4K』は吊るしモデル(家電量販店で買えるもの)では、『Fusion Drive』の1TBモデルが最大スペックなのです。
つまり、SSD領域が32GBしかないのです。これでは、HDDがボトルネックになってしまいます。
もちろん、『iMac 4K』も素晴らしいモデルですが、これくらいの高スペックな『Mac』を求めている人にとっては、地雷というか、購入者の”期待を裏切る”かもしれません。
ですので、思い切って『iMac 5K』2TBモデルを買うのがベターです。


まのさん、まとめ上手〜!
理由4.『iMac 5K』は”2017年モデル”にすべき

これは理由でも何でもないのですが、補足的に説明しておきます。
『iMac 5K』は、”2015年モデル”と”2017年モデル”で大幅な変更点があるのです。
それは、”インターフェイスの変更”です。”2017年モデル”では、現在主流の”USB-C”が搭載されていますが、”2015年モデル”にはありません。
さらに、『Thunderbolt 2』から『Thunderbolt 3』にグレードアップされていて、”2017年モデル”の方が、よりデータの高速転送が可能になっています。

正直、いくら安くても、今更『iMac 5K』の”2015年モデル”を買う理由はありません。インターフェイスがレガシー過ぎます。


そういう意味でも”2017年モデル”がおぬぬめっ!
総評:高いけど『iMac 5K』2TBモデル一択

これまで説明してきたように、『iMac 5K』の1TBモデルや、『iMac 4K』、2015年モデルの『iMac 5K』と比較してきても、『iMac 5K』2TB 2017年モデルは飛び抜けてベストバイです。


お値段は、20万超えとかなりお高いですが、後々のことを考えると、ハイスペックマシンが欲しいなら、2TBモデルはお買い得ですよ。『iMac Pro』は完全なる、次期『Mac Pro』への”つなぎ”ですので…。



おまけ








あんたバカァ!?
おわり