- iPadでBluetoothキーボード使いは大変!
- デメリットを熟知して買うべき!
- 買うならばiOS特化キーボードを買うべし!
マウス対応を信じて。
iOS 13でマウス対応の噂もあるiPad。ならば、Bluetoothキーボードを買おう!…でも、デメリットは熟知しておかないと“買い損”だぞ。なので、iPad+Bluetoothキーボードの注意点と、まだ買えそうなBluetoothキーボードを紹介します。
ひねくれ者の極みみたいな話ですね…。
何でもおすすめする人よりはマシって思っておくしかないやんね…。
目次
おすすめ10選なんてなかった
iPadに合いそうなBluetoothキーボードを探している人は多いはず。
しかし、数多あるBluetoothキーボードを探したり、iPadで使ってみたりした結果、おすすめ10選どころか、“どのキーボードも使うとストレスが溜まる”ということが判明しました。これは、Bluetoothキーボードの構造が悪いというわけではなく、iPad+外部キーボードの組み合わせ自体が、思っている以上に生産性の上がらない構造になっているということな気がします。
言っちゃうと、キーボードをメインで使う作業だと、MacやWindows PC以上の生産性や効率の向上をiPadではできないって感じなんだよねー。
あくまでサブや緊急時って考えなら、iPad用にBluetoothキーボードを持つのはアリだと思うけど…。
まぁ、物事には向き不向きがありますからね。
iPad+Bluetoothキーボードでは生産性が悪い理由
そんな中でも、まだ良さそうなiPad用のBluetoothキーボードをあとで探してあるので、まずはどれだけiPadとBluetoothキーボードの組み合わせがつらいかの話を先にしておきます。
これでも大丈夫って思えるなら、iPad用のBluetoothキーボードを買ってもいいと思うよー!
【理由1】IMEの変換精度が悪い
1つめは、iOS自体のIMEが、そこまで変換精度が高くないです。
MacやWindows PCだと、ある程度の文章を打ってから、まとめて変換をする人もいると思います。ただ、同じことをiPadでやったら、高確率で“誤変換”に出くわします。それでも、昔に比べるとマシにはなったのですが…。
ATOK for iOSもそうだけど、サードパーティーのIMEは、Bluetoothキーボード接続時の制約が大きすぎるんだよねー。
【理由2】変換候補をTabキーで選択不可
2つめは、なんと変換候補がTabキーで選択できないこと。これが一番のデメリット。
つまり、Tabキーで予測変換候補を選べないので、スペースをひたすら連打する必要があります。長文を打つには、かなり厳しい仕様と言わざるを得ない。
ここがiOS 13で改善されればいいんだけどねー。
【理由3】そもそもマウスが使えない
最後は、そもそもマウスをiOSがサポートしてないこと。キーボードとは関係ないですが、やっぱり生産性が落ちちゃいます。
私はコーディングをiPad Proでしたいのですが、マウスカーソルがないとかなり実用的ではありません。しかし、iOS 13では、ついにiPadでもマウスをサポートするとかとか…。そうなると、iPad+Bluetoothキーボードが、かなり実用的になりそう。
iPadとマウスのコンビネーションで操作するPointerKitのデモ動画。
iPad Proでマウスが使えると、Bluetoothキーボードの価値も上がっちゃうじゃんっ!?
なんか、iPadでBluetoothキーボードはダメみたいな話やったはずじゃ…!?
我慢して使う前提なら選択肢は2つ
iOS 13になって、iPadでマウスをサポートすれば別ですが、今のところは、そこまでおすすめできないiPad用Bluetoothキーボード。
ただ、その中でも、iPadで使えそうなBluetoothキーボードが2つあったので、ちょこっと紹介しておきます。どちらも、iPhone・iPadに最適化されているキーボード配列のモデルです。
iPad用にBluetoothキーボードを買うときには、キーボードの配列がApple系デバイス(Mac・iPhone・iPad)に最適化されてものを買うべしっ!
Logicool『KEYS-TO-GO』
Logicoolの『KEYS-TO-GO(iK1042BKA)』は、Apple純正のSmart Keyboard Folioにかなり近い素材感とキーボード配列を持つBluetoothキーボード。
個人的にはiPadでBluetoothキーボードを使いたいなら、これがベターバイ(≠ベストバイ)だと思っています。薄くて軽いですし。ただ、ベストバイでない理由は、マルチペアリングに非対応なこと。iPadとiPhoneの両方で使いたいなら、いちいちペアリングをし直さないといけません。ここが唯一の難点。
Logicoolさん、マルチペアリングに対応した後継機出してくれないかなー!?
サンワサプライ『SKB-BT30BK』
サンワサプライの『SKB-BT30BK』は、外側がスエード調素材になっている約126gと超軽量なBluetoothキーボード。こちらもiOS特化。
デザインは…うん普通。でも、SKB-BT30BKは3台までマルチペアリング可能。折りたたみ可能で、折りたたみ時のサイズはiPhone XSぐらいなので、iPad ProとiPad miniとiPhone XSで使いたい私みたいな“変態ギーク”には合いそう。
ショートカットが多彩だし、これは確保予定っ!!(KEYS-TO-GOは持ってる)
iPadでコーディングの道は険しい
最後に、どうしてここまでしてiPadとBluetoothキーボードの組み合わせにこだわるかと言うと、iPad Proでコーディングがしたいからです。
ただ、何度も言うようですが、現状では絶対的にMacやWindows PCに比べると、外部キーボードに関しては確実に劣ります。しかし、マウス対応の噂もありますし、今後は変わってくるかもしれません。
持ってるMacBook Proでしないのですか?
それじゃ面白くないじゃんっ!
どんな場所でもエクストリームなコーディングをするには、やっぱiPadが最適なのであーるっ!それこそマウスが来たら神るかもだしっ!!
そんな理由なんやね…。
総評「未来への先行投資と思えるなら買いかも?」
要するに、iPad+Bluetoothキーボードの組み合わせは、
- 現状だとかなり使い勝手がMacやWindows PCに劣る
- タブキーで変換候補が選択できないことはつらい
- マウスがiOS 13で対応すると化けそう
- Bluetoothキーボードを買うときはiOS特化配列を買うべき
というまとめになると思います。
別に無理して買う必要性はないと思いますが、確実に需要はあるであろうiPad+Bluetoothキーボードの組み合わせ。もし、Bluetoothキーボードを買うならば、iOSに最適化された配列のものを買いましょう。(SKB-BT30BKがいいかも…!?)
iOS 13でマウス対応したときの“先行投資”だねっ!うんうん!
この記事で紹介したガジェット
おまけ
賛否はあるにしても、iPadがマウス対応になれば、かなり化けそうだよねー。
やはり対応しているといないとでは、マウス対応のほうが便利なのは事実ですからね。もちろん、タッチの“補助”としてのマウスにとどめておくべきだとは思いますが。
iOS 13…どうなるんだろー!?
おわり
おすすめをぜーんぜんしないおすすめ記事だー!