- タッチ感度が悪くなる理由はフィルムの厚さ!
- フィルムの厚みは静電容量方式の大敵!
- ガラスフィルムを選ぶなら0.2mm前後!
失敗しない保護ガラスフィルム選び。
スマートフォンの画面保護に『ガラスフィルム』を貼っている人も多いはず。ただ、物によってはスマホの画面の反応が悪くなる場合も……。ガラスフィルムで画面保護はしたいけど、反応悪いのも困りもの。そこで、反応が悪くなる理由と解決策について考えてみます。


メーカーとか!?

ケースとの干渉でしょうか!?
目次
保護ガラスフィルム = 反応悪い

スマホの画面保護に『保護フィルム』ではなく『保護ガラスフィルム(ガラスフィルム)』をチョイスする人も多くなりました。いや、もはや大多数がガラスフィルムになっている気がします。私も、ガラスフィルム教(?)にどっぷり入信中。

ガラスフィルムって愛だよね〜♪

意味不明すぎて、もはやツッコめないんやけど…。
ところが、このガラスフィルム。貼るとスマホの画面タッチの反応が悪くなる。
この現象に慣れてしまった人もいそうですが、保護フィルムからガラスフィルムに移行した人ほど、「画面の反応悪い!」とか「保護フィルムに戻したい!」と思っているはず。これでは、せっかくの画面保護も本末転倒。

反応悪いせいで、ガラスフィルムを数回買い替えてるあーる…。
ガラスフィルムで反応が悪くなる理由
——どうしてガラスフィルムを貼ると、スマホの画面タッチの反応が悪くなるのでしょうか!?
その答えは至極簡単で、単純に一般的な保護フィルムよりもガラスフィルムのほうが、フィルムの厚みが分厚いからです。
フィルムが厚いと反応悪い
スマホの画面のタッチパネルの仕組みには、『投影型静電容量方式』という方式を採用いています。この投影型静電容量方式では、手指でタッチしたときの微小な電気的な変化を読み取って、それがタッチ操作として反映される仕組み。
つまり、フィルムのような膜が分厚ければ分厚いほど、画面まで電気が行かなくなるので、ガラスフィルムを貼ると画面のタッチ操作の反応が悪くなるわけです。

もっと言うと、電極フィルムまで電界の変化が行きづらくなるって感じっ!

タッチセンサーまで電気が届きにくくなる、というわけですね。
保護PETフィルム | 保護ガラスフィルム |
約0.1mm | 約0.15〜0.3mm |
保護フィルムと保護ガラスフィルムの厚み比較。
余計な膜(フィルム)を貼っているという点では、一般的な保護フィルム(PETフィルム)だって一緒ではあります。
しかしながら、上表のとおり、保護フィルムとガラスフィルムでは、その厚みに大きな違いがあります。これこそ、保護フィルムに比べてガラスフィルムが反応悪いと言われるゆえんなのです。うんうん。

電気を感知するって考えると、この微妙な差が大きな差になるわけなんやね!?

そういうことあーるっ!
ガラスフィルムを選ぶコツ
ガラスフィルムを貼ると、画面の反応悪くなる原因は“ガラスフィルムの厚さ”ということが、ここまでで分かりました。
ということは、ガラスフィルムを貼っても画面の反応が悪くならないようにするためには、ガラスフィルムの中でも薄いものを選べばOKという結論になってきます。
■ガラスフィルム購入時のポイント
- フィルム厚が0.2mm以下(反応悪い対策)
- ラウンドエッジ加工がある(画面全面保護)
- 貼付補助キットのある(貼りにくい対策)

これらがガラスフィルムを選ぶコツあーるっ!
【ポイント1】フィルム厚が0.2mm以下

とにかく“絶対条件”なのが、ガラスフィルムの厚さ。
個人的にな経験から、保護フィルムぐらいの反応の良さを保つならば、保護フィルムの厚みは0.2mm以下を選んでおきたいところ。厚くても0.25mmまで。特にスマホでゲームをするならば、ガラスフィルムの厚みはかなりシビアになっておくのがおすすめ。
【ポイント2】ラウンドエッジ加工がある

そして、見た目の一体感と使いやすさという点から、ラウンドエッジ加工があるとなお良い。
ラウンドエッジ加工というのは、いわゆるスマホの画面の端ギリギリまで保護できるようにフィルム自体が立体形成されているもの。このラウンドエッジ加工が施されているガラスフィルムは、フィルムの貼ってある部分と貼ってない部分の段差を感じにくいので非常におすすめ。
【ポイント3】貼付補助キットのある

最後は、ガラスフィルムが貼りやすいように貼付補助キットがあるということ。
貼付補助キットとは、ガラスフィルムを簡単に貼れるようにする枠のようなもの。もちろんなくても大丈夫なのですが、この手の保護フィルム系を貼るのが苦手なら貼付保護キットがあるのを選ぶのがおすすめ。
ガラスフィルムは当たり外れが激しい
ガラスフィルムは製品によって厚みや質のバラツキが凄いので、おのずと当たり外れが激しくなってくる印象。
薄さ重視という面では、そんな玉石混淆なガラスフィルムの中では、アピロスの『CRYSTAL ARMOR』がベストバイ。その中でも、0.15mmのシリーズが薄くて反応が悪くなりにくいので良き。
商品名 | 対応機種 |
PAPER THIN 0.15mm《GI13-15》 | iPhone X/XS/11 Pro |
PAPER THIN 0.15mm《GI15-15》 | iPhone XS Max/11 Pro Max |
PAPER THIN 0.15mm《GI14-15》 | iPhone XR/11 |
PAPER THIN 0.15mm《GI02-15》 | iPhone 7 Plus/8 Plus |
PAPER THIN 0.15mm《GI01-15》 | iPhone 7/8 |
CRYSTAL ARMORの0.15mmのシリーズ一覧表。

薄いから、貼るときは割らないように要注意っ!
▼iPhone X/XS/11 Pro用
▼iPhone XS Max/11 Pro Max用
▼iPhone XR/11用
まとめ「ガラスフィルムは0.2mm以下が吉」

そういうわけで、ガラスフィルムを貼るとスマホの画面タッチの反応が悪くなる理由は、ガラスフィルムそのものの厚さ。なので、ガラスフィルムは極力薄いものを選ぼうというお話でした。
あくまで個人的な水準ですが、
- 0.1mm台:保護フィルム並
- 0.2mm台:可もなく不可もなく
- 0.3mm台:反応悪い
という感じ。
もちろん好みはあるにしても、ガラスフィルムを選ぶときは0.2mm台の製品を選んでおくのが吉な気がします。やはり、反応悪いのは嫌ですからね。

もちろん、薄いほうが貼りにくいっていうデメリットはあるけどねー。
おまけ

それにしても、画面保護のためにタッチ反応悪くなるって、残念すぎますよね。

使いやすさをスポイルさせてまで…やんね。

結局は保護と使いやすさのバランスが大事だよねー!
おわり
ガラスフィルム選びで大事なのはー!?