MacBook Pro 16″ M1 Max『ハイパワーモード』とは何か?の復習

MacBook Pro 16" M1 Max『ハイパワーモード』とは何か?の復習
記事のポイント
  • 結局『ハイパワーモード』とは何かを復習する!
  • Apple曰く「GPUパフォ向上できるよ」だそう!
  • ハイパワーモードの恩恵は限定的との声もある!

“M1 Maxの憂鬱”

16インチMacBook Pro(2021・M1 Max)、これだけが対応している『ハイパワーモード』。このハイパワーモードとは一体何で、どんな恩恵があるのかを整理しました。

二条ねこ

棲み分け的には、

  • 16インチ × M1 Max:排熱処理性能を重視
  • 14インチ × M1 Max:最適解でバランス重視
  • 14インチ × M1 Pro:バッテリー持ち重視

…な感じになるかなー!?

さたえり

結局はどんな目的で使うかやんね。

まの

マルチコアGPUを多用しないなら、M1 Proで事足りますからね。

『ハイパワーモード』とは?

『ハイパワーモード』とは?

「ハイパワーモードは14インチだと使えない…だと!?」

…とか言ってますが、そもそも『ハイパワーモード』とは何かについて、漠然としか理解していない節がある。なので、まずは『ハイパワーモード』についてお勉強します。

『ハイパワーモード』とは?

Image:Apple

You can use High Power Mode to improve performance in graphics-intensive workflows such as color grading 8K ProRes 4444 and 8K DNxHR video.

Source:Apple

Apple公式サイトに記載されている内容を額面どおりに受け取ると、

  • 負荷が集中する場合でも高いパフォーマンスを発揮できる
  • ハイパワーモードにすると冷却ファンが高速回転する
  • グラフィックが高負荷となるワークフローでパフォーマンスが上がる
  • バッテリー駆動時でもハイパワーモードは利用できる

…のようです。

まの

あら、電源接続時だけではなかったのですね。

二条ねこ

うーむ、こうなってくると、バッテリー駆動時と外部電源利用時でハイパワーモードにおける恩恵の差が出るのかも気になってくるあーる。

低電力モード 自動モード ハイパワーモード
(高出力モード)
パフォーマンス 自動で最適化
バッテリー寿命 自動で最適化

MacBook Proのエネルギーモード

macOS Montereyには、『エネルギーモード』というものが複数用意されており、それらを自由に切り替えて使うことができるようになっています。

また、ハイパワーモードとは別に『低電力モード』というものが、macOS Montereyでは用意されています。こちらは、バッテリーを長持ちさせるために、電力消費量を低く抑えるモード。なお、低電力モードは通常のM1搭載MacBookでも利用可能。

そして、その対極に位置するのが、今回の『ハイパワーモード(高出力モード)』となるわけです。ちなみに、何も設定しない場合においては『自動モード』と呼ぶそう。

まの

まさに、Windowsの『電源プラン』ですわね。

二条ねこ

なんかそんな感じがするよねー。

ハイパワーモードの対応状況

ハイパワーモードの対応状況
14インチ 16インチ
M1 Pro M1 Max M1 Pro M1 Max
× × ×

ハイパワーモードの対応状況

冒頭でも触れたとおり、このハイパワーモードに対応しているのは、『Apple M1 Max』チップを搭載した『16インチMacBook Pro』。これ“のみ”です。

16インチMacBook Proでも、Apple M1 Pro搭載モデルは非対応となっています。また、Apple M1 Max搭載でも、14インチMacBook Proは同じく非搭載。まさに選ばれし機能といった感じ。

ハイパワーモードの対応状況

Image:Apple

14インチ 16インチ
M1 Pro M1 Max M1 Pro M1 Max
312.6×221.2×15.5mm 355.7×248.1×16.8mm
1.6kg 2.1kg 2.2kg

各MacBook Pro(2021)のサイズと質量

『16インチMacBook Pro』でかつ『Apple M1 Max』でないと、ハイパワーモードが使えない理由というのに、謎の100gぶんの質量増加があると言われています。

14インチMacBook Proでは、M1 ProモデルもM1 Maxモデルも同じ質量となっています。なので、16インチMacBook ProのM1 Maxモデルには、100gぶんの何かしらの特殊な冷却構造が搭載されているのではないか、と目されているわけなのです。

二条ねこ

ヒートパイプの構造が違う…とかかなー!?

ハイパワーモードの恩恵

M1 Pro vs M1 Max MacBook Pro ULTIMATE in depth comparison! – YouTube

ハイパワーモードの効果について、Luke Miani氏が動画内でスコアを測定していたので拝見したのですが、思った以上に“微々たる差”のような感じがします。

GPU依存度の高いDaVinci Resolveあたりはもう少し差があってもよい気もするのですが、動画内の結果を見る限り、そこまで顕著な差は出ない様子。

ただ、ハイパワーモードとの比較対象が自動モードになっている可能性があるとの指摘もありました。なので、ここが低電力モードとの比較だと、結果はより顕著なものになったかもしれません。

とはいえ、あくまでこの動画を見る限りでは、ハイパワーモードの恩恵はそこまでないでしょう。言い換えると、普通に使うぶんには『自動モード』にするのがベストとも。なので、気休め程度のようなものかもしれません。

二条ねこ

8K ProRes 4444とか8K DNxHRの動画を扱うと変わってくるのかなー!?

さたえり

だとすると、コンシューマー用途だと恩恵はさして受けれそうにないかもやね。

二条ねこ

…うーむ。

【検証】Macの『低電力モード』はバッテリー延長に効果的か?《macOS Monterey》

【検証】Macの『低電力モード』はバッテリー延長に効果的か?《macOS Monterey》

2021年11月12日

まとめ「そこまで気にしなくてよい」

そこまで気にしなくてよい

14インチMacBook ProのM1 Maxモデルを購入したユーザーからすると、なんだか複雑な気持ちになる『ハイパワーモード』の存在。ですが、今回調べた限りでは、そこまで気にしなくてもよさげ。

それよりも個人的に気になるのが、排熱処理が追いつかず、Apple M1 Maxが持っている本来の性能をしっかりと出し切れるのかということ。特に14インチモデルが、です。

Intel時代のMacBook Airや16インチMacBook Proでは、排熱処理に難があったので、そこがちょっと懸念点。とはいえ、自社開発のプロセッサーなので大丈夫だとは思うのですが……。

二条ねこ

ま、ファンレスじゃないし大丈夫でしょっ!

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

どう買い直すかが、非常に悩みどころなのであーる。

まの

ねこさんは、14インチMacBook ProのM1 Maxモデルなのですよね?

二条ねこ

そうそう!
わたしはGPU性能をそこまで求めない(Macでは)から、M1 Proでいい気もするんだよねー。それかいっそ、16インチMacBook ProのM1 Maxにしちゃうか…うぐぐ。

さたえり

16インチは重たいんよねぇ。

二条ねこ

そこが悩みどころあーる。

おわり