ゲーミングPC=ゲーマではない?
一部のエクストリーマーが買うと思われているゲーミングノートPC。しかし、コスパ重視で探している人や、クリエイターにこそオススメだったりします。
タイプ別にゲーミングノートPCのオススメを考えてみたぞJOJOー!
目次
ゲーミングノートPCの選考ポイント“5ヶ条”だっ!
CPUの基本性能向上も相まってか、ゲーミングノートPCはかなりの数が発売されています。
だから、ゲーミングノートPCを選ぶ上で“必須”の条件をまとめてみたよー!
- CPUはCore i5以上を選ぶべし!
- GPUはGTX 1060以上を選ぶべし!
- ディスプレイはFHD以上を選ぶべし!
- ストレージは絶対SSDを選ぶべし!
- RAMは8GB以上を選ぶべし!
ゲーミングノートPCは、確固たる定義が存在していない状況なので、上記の条件を満たすものが好ましいと思ってください。
GPU>CPU>ストレージ>ディスプレイ>RAM
って、感じかなー?
ゲーミングっていうくらいだし、GPUは絶対条件だし、CPUもある程度は考慮したいからねー。難しいところなんだけどねー。
ゲーミングノートPCを手放しで褒めると胡散臭いので、一応デメリットも書いておきます。
- バッテリーの持ちは悪い。
- 高スペック故に重い。
なので、持ち運んで作業をする際には、電源の確保できるところか、ノートPC用のモバイルバッテリーがあると安心だと思います。基本的に長時間バッテリーでの利用を考えていないので…。
▼ノートPC用のモバイルバッテリーは、『Omnicharge』というメーカーがオススメです。
第1条.CPUはCore i5以上を選ぶべし!
1ヶ条目は、CPUのスペックです。
- Atom:厳しい
- Celeron:厳しい
- Pentium:厳しい
- Core m:厳しい
- Core i3:DQ10などの軽いゲーム
- Core i5:FF14などの中程度のゲーム
- Core i7:PUBGなどの重いゲーム
ゲームによって、推奨スペックは異なります。もちろん、CPU性能とGPU性能の両方が必要なので、一概にこれとは言えませんが、最低でもCore i5は欲しいところです。
ゲームの傾向としては、FPSやTPSは推奨スペックが高いものが多いので、GTA5やBF、PUBGがしたい人なら、Core i7がベターだと思います。
第2条.GPUはGTX 1060以上を選ぶべし!
2ヶ条目は、GPU(グラフィックチップ)です。
- Intel HD Graphics:厳しい
- Intel Iris Graphics:ゲーム向きではない
- Intel Iris Pro Graphics:動画制作なら
- GeForce 940M:厳しい
- GeForce GTX1050:DQ10などの軽いゲーム
- GeForce GTX1060:FF14などの中程度のゲーム
- GeForce GTX1070:PUBGなどの重いゲーム
- GeForce GTX1080:マイクラでMODを入れるなら
ゲーム用途や3DCG制作なら、最低でもGTX1060をオススメしたい。
GTX1050も悪くはないのですが、後で後悔してしまう“微妙”なGPUな印象です。おそらく、あれこれゲームをすると確実にスペック不足になるクラス。どこのメディアやブログでもオススメされてはいますがね…。
第3条.ディスプレイはFHD以上を選ぶべし!
3ヶ条目は、ディスプレイです。
ディスプレイ解像度がFHD(1,920×1,080)以上なのは、もはや“絶対条件”です。欲をいえば、WQHD(2,560×1,440)だとより良さげ。
RGBカバー率を触れているメディアは少ないですが、カバーが低いと“色が変”なので、クリエイターならもちろん、色の再現度に拘りたいゲーマーなら気にしておきたいですね。
ディスプレイも気にしたほうがいいと思うっ!
第4条.ストレージは絶対SSDを選ぶべし!
4ヶ条目は、HDDやSSDなどのストレージです。
- HDD:低速
- eMMC:中速
- SSD:高速
非常に雑な分類ですが、端的にいうとこんな感じです。
HDDは正直、ノートPCで選ぶべきではないです。HDDにもメリットはあるのですが、持ち運ぶと故障リスクが高まるので、オススメはしないです。ここは、速度の面でもSSDを選んでください。
第5条.RAMは8GB以上を選ぶべし!
5ヶ条目は、RAM(メモリー)です。
メモリーに関しては、以前のエントリーで詳しく解説しています。詳しく知りたい人はそちらをご覧ください。
RAMを簡単にいうと、作業領域の広さです。
よく例えられるものだと、“机の広さ”ですね。もちろん、広いに越したことはないですけど、そこはお財布と相談なので、ここでは8GB以上を推奨しておきます。
タイプ別オススメゲーミングノートPC
冒頭で話した、以下の5ヶ条からオススメのゲーミングノートPCを紹介します。
- CPUはCore i5以上を選ぶべし!
- GPUはGTX 1060以上を選ぶべし!
- ディスプレイはFHD以上を選ぶべし!
- ストレージは絶対SSDを選ぶべし!
- RAMは8GB以上を選ぶべし!
ディスプレイ重視!クリエイタータイプ
Razer Blade Stealth | |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7 8550U(Kaby Lake Refresh)1.8GHz/4コア |
RAM | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
GPU | Intel UHD Graphics 620 |
ディスプレイ | 13.3インチ(3,200×1,800) |
重量 | 1.35kg |
- ディスプレイがとにかく綺麗!
- ゲーミングノートながら薄型軽量!
- Thunderbolt 3搭載で拡張性が高い!
Razerの『Razer Blade Stealth』は、持ち運ぶことを想定したゲーミングノートPC。
特徴は美麗なディスプレイで、解像度もかなり高い。GPUは薄型軽量なぶん非力だが、外付けGPUが可能なので、必要に応じて使えば問題ないです。
▼Thunderbolt 3接続の外付けGPUを使えば、ゲームも高負荷作業も可能!
コスパ重視!初心者ゲーマータイプ
Sabre 17 | |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7-8750H(Coffee Lake)2.2GHz/6コア |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD+1TB HDD |
GPU | GeForce GTX 1060 GDDR5 6GB |
ディスプレイ | 17インチ(1,920×1,080) |
重量 | 3.1kg |
- 最大4画面構成可能!
- 6コアCPUなのに安い!
- 120Hzのディスプレイ!
GIGABYTEの『Sabre 17』は、高スペックながら高コスパが魅力なゲーミングノートPC。
スペック構成的にも文句なしのフルスペック仕様。17インチなので、持ち運ぶにはそれなりの覚悟が必要だが、デスクトップ代わりにもなるので、すべてを1台でこなしたい初心者にオススメ。
スペック重視!廃人ゲーマータイプ
ROG ZEPHYRUS M GM501GS | |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7-8750H(Coffee Lake)2.2GHz/6コア |
RAM | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD+1TB HDD |
GPU | GeForce GTX 1070 GDDR5 8GB |
ディスプレイ | 15.6インチ(1,920×1,080) |
重量 | 2.45kg |
- SSDとHDDのデュアル構成!
- 144Hzの高速ディスプレイ!
- 高スペックなのに軽い!
ASUSの『ROG ZEPHYRUS M GM501GS』は、とにかくガチゲーマー向けに考えられているゲーミングノートPC。
フルスペックなのはもちろん、ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzという高速さ。この手のディスプレイは120Hzが多い中、144Hzは圧巻。FPSを本気でするならここまで必要なのかも知れません。
総評:ゲーマー以外にもオススメなのが、ゲーミングノートであーる!
ゲーミングノートPCはいろいろありますが、今回の3つが特にオススメだと思います。もちろん、これを絶対買わないとダメということではないですよ!
ゲーミングPCを選ぶ上で大切なのは、自分がどういう目的を持っているかです。
デザインや3DCG用途で使うのか、軽量なゲームなのか、ガチゲームなのか、それによって求めるスペックは変わってきます。なので、タイプ別に分けたのです。
あとは、今回紹介した5ヶ条を参考にしてもらえればなーってね!
大切なのは、使用用途と何年使うかですよ!
おまけ
ロ・マ・ン!!!
おわり