iOSは融通がきかない?
iPhoneはアプリを非表示にすることはできません。これくらいの機能はあってもいいはずなのに、どうしてNGなのでしょうか。その理由を考えますぞ。
目次
iOSは原則アプリ非表示不可
残念ながら、iOSでは特定のアプリを非表示にするような機能はありません。
どれも、しちゃうと保証対象外になっちゃうしっ(汗)
Androidではアプリの非表示は、当たり前にできる機能です。とはいっても、こちらもプリインストールされているアプリを、非表示にしたり消したりするには、それなりに面倒なことをしないとダメですが…。
iOSはホーム画面に制約が多い
Androidの超絶自由なホーム画面とは異なり、iOSのホーム画面はまさに“制約の塊”です。
iOSにおけるホーム画面の制約
- アプリの非表示不可。
- アプリは強制左並び。
- ウィジェットの配置が不自由。
上記の内容が主な制約なのですが、Androidでは考えられないくらい厳しいものだと思います。特にアプリの並びかたが強制なのは、賛否が多い気がします。
おそらく、多くのユーザーは気にせずiPhoneを利用していると思いますが、一部の上級者にとっては不便この上ない仕様だと思います。
一番の“ミソ”なのは、多くのユーザーは気にしないってことなんだよー!
今更ですが、iPhone中心で話を進めていますが、当然iPadも同様です。
理由は“Simple is Best”なAppleの思想
このような制約さは一見邪魔なだけのように思えますが、反対に“シンプル”という側面もあります。これこそがApple的思想。
iPhoneは誰が使ってもiPhoneなんだよー!
Androidは幾らでもカスタムできる性質上、ある種多様性に富みすぎているのです。もちろん、これはこれでアリだと思います。
しかし、iPhoneは単機能故に、誰がどう使ってもiPhoneなのです。ある種で無個性ですが、その反面で万人に使いやすくなっているのです。
この思想はiOSだけではなく、macOSにも存在しています。
Windowsのような全部ユーザーにファイルが見えるようなファイルシステムではなく、macOSは“あえて”一部を非表示にしたりしています。
マイノリティなニッチユーザーは、どんなものでも勝手にカスタムするしねっ(笑)
非表示にできないとなれば、人はそれを受け入れて使うもの。それが嫌ならAndroidという“自由”を求めますよね。
一部アプリは『機能制限』で非表示可能
冒頭で話していた“唯一”の方法を、最後に紹介しておきます。
ほんと、“iPhone アプリ 非表示”で検索してきた人は、待たせちゃって申し訳ないよぉ。
- 『設定』アプリを開く。
- アプリ内の[ 一般 ]を選択。
- 『一般』の中の[ 機能制限 ]を選択。
- 非表示にしたいアプリを“オフ”にする。
これでアプリの非表示が可能です。
ただ、プリインストールしている一部のアプリに限る機能なので、あくまで補助的に使用してください。
総評:アプリ非表示ぐらいは機能に入れるべき?
結局のところ、iOSの『機能制限』を使えば一部のアプリに限り、非表示にすることが可能です。
ただ、よくよく考えてみると“非表示にする意味”はない気がします。
そうはいっても、プリインストールアプリぐらいは、表示/非表示ぐらいは選択できると便利ですが…。
iOS 12…は厳しいので、iOS 13でどうなるかですね。
おまけ
そんなにアクセス数無いかなぁ…!?
あははー(泣)
おわり