- 2022年5月1日からのガジェット値上げに備える!
- 急いでSDXCカードとUSB DACを買いました!
- 今後の値下げは期待できないので今買うべきかと!
— 今までが安すぎたかも —
2022年5月1日から、『ProGrade Digital』製品や『FiiO』製品などが大幅値上げします。そこで、今のうちに急いで買ったものを紹介します。


逆転の発想ですわね。

…無理して買わなければいいのに。
目次
値上げ情報
前述のとおり、プロカメラユーザー向けにフラッシュメモリやカードリーダーを展開する『ProGrade Digital』、イヤホンやデジタルオーディオプレーヤーを展開する『FiiO(FiiO Electronics)』、がそれぞれ2022年5月1日から価格改定を行い、事実上の大幅値上げとなります。
なお、FiiO製品の輸入代理店である『エミライ』は、同社以外の取扱製品(Noble Audio・Benchmark・Bricasti Design・Aurender・Kordz)についても、同様に2022年5月1日から価格改定を行います。
ProGrade Digital製品

Image:ProGrade Digital
<CFexpress Type A>
- COBALT 800R (160GB):37,999円 → 39,500円(+4.0%)
<CFexpress Type B>
- GOLD 1700R (128GB):12,647円 → 13,859円(+9.6%)
- GOLD 1700R (256GB):17,706円 → 19,403円(+9.6%)
- COBALT 1700R (325GB):49,999円 → 62,000円(+24.0%)
- COBALT 1700R (650GB):86,999円 → 106,000円(+21.8%)
<SDXC (UHS-II)>
- V60 GOLD 250R (64GB):4,425円 → 4,850円(+9.6%)
- V60 GOLD 250R (128GB):7,587円 → 8,315円(+9.6%)
- V60 GOLD 250R (256GB):13,911円 → 15,245円(+9.6%)
- V90 COBALT 300R (64GB):10,099円 → 12,000円(+18.8%)
- V90 COBALT 300R (128GB):17,799円 → 22,000円(+23.6%)
- V90 COBALT 300R (256GB):31,999円 → 40,000円(+25.0%)
<microSDXC (UHS-II)>
- V60 GOLD 250R (64GB):4,525円 → 4,950円(+9.4%)
- V60 GOLD 250R (128GB):7,687円 → 8,415円(+9.5%)
- V60 GOLD 250R (256GB):14,011円 → 15,345円(+9.5%)
<カードリーダー (シングルスロット)>
- PG04 (CFexpress Type B・XQD):16,441円 → 18,017円(+9.6%)
<カードリーダー (ダブルスロット)>
- PG02 (CFast 2.0 + SD UHS-II):10,117円 → 11,087円(+9.6%)
- PG06 (CompactFlash + SD UHS-II):10,117円 → 11,087円(+9.6%)
- PG07 (microSD UHS-II + microSD UHS-II):10,117円 → 11,087円(+9.6%)
- PG08 (SD UHS-II + SD UHS-II):10,117円 → 11,087円(+9.6%)
- PG09 (CFexpress Type A + SD UHS-II):10,117円 → 11,087円(+9.6%)
- PG05.5 (CFexpress Type B + SD UHS-II):10,117円 → 11,087円(+9.6%)
ProGrade Digitalは、米国価格の値上げや円安によるレート変更、日本市場向けの特別価格の見直しにより、2022年5月1日午前0時より上掲の価格に変更されます。
日本におけるProGrade Digital製品はAmazon.co.jpの専売となっているため、正規流通品であれば、この販売価格で購入することになります。
とりわけ、『CFexpress Type B COBALTシリーズ』と『SDXC (UHS-II) COBALTシリーズ』については、戦略製品として日本だけ特別安く販売されていました。そちらについても、本タイミングで世界共通価格に再設定されます。
FiiO製品

Image:FiiO
<Bluetooth Rx/Tx + USB DAC>
<デジタルオーディオプレーヤー>
<イヤホン>
- FD1 (Black・Blue)
- FD3 Black
- FD3 Pro Black
- FD7
- FA7S
- FH3 Black
- FH5s Black
- FH5s Pro
- FH7
- FH9 Titanium
- JD3
- EM5 Black
<イヤホンケーブル>
<ヘッドホンアンプ>
<Bluetoothレシーバー (TWS用)>
<Bluetoothアンプ>
<D/Aコンバータ>
<OTGケーブル>
FiiO(の輸入代理店を務める『株式会社エミライ』)は、昨今の物流の乱れや原材料費・輸送費などの高騰のため、2022年5月1日より価格改定が行われます。
個別価格については販売店に依存しますが、発表では平均約10%の値上げとなることが明らかとなっております。
購入したもの
そういうわけで、2021年5月1日から行われる値上げの前に、実際に駆け込み購入したものをちょっとだけ紹介します。
[1]ProGrade Digital『V90 COBALT 300R (128GB)』

まずは、ProGrade DigitalのUHS-II対応SDXCカード『V90 COBALT 300R (128GB)』。
前述したとおり、『CFexpress Type B COBALTシリーズ』と『SDXC (UHS-II) COBALTシリーズ』は戦略製品として安く売られている経緯があるので、必要な方はいくらでも買っておいたほうが良いでしょう。フラッシュメモリは腐るものでもありませんし。
フォトグラファー向けのSDカードといえば、『SanDisk Extreme PRO』や『EXCERIA PRO』が有名。ですが、元Lexarのエンジニアが立ち上げた、このProGrade Digitalも比較的人気があるように思えます。
[2]FiiO『BTA30 Pro』

お次は、FiiOのBluetoothレシーバー/トランスミッター兼USB DAC『BTA30 Pro』。
いわゆるLDACやaptX LLに対応したBluetoothレシーバー/トランスミッターの類なのですが、D/AコンバータやD/Dコンバータとしても使える、まさに超スグレモノ。しかも、スマートフォンアプリから設定や遠隔操作もできます。これは便利。
余談ですが、京东(JD.com)でのFiiO直販価格は、849人民元(2022年4月29日現在)。日本円に換算すると、約17,000円になります。値上げ前の市場予想価格が17,820円となっているので、値上げ前であれば、日本で購入するのがおすすめ。値上げしたら、京东で買ってもよいかもしれません。
まとめ「今がセールと思うべき」

どうしても「時期が悪い」と言いがちですが、確かに時期は悪いとは思います。ただ、果たして「時期が良い」と思えるときが来るのか、それがそもそも怪しいわけでして。
2010年前後の超円高を経験してしまうと、どうも感覚がおかしくなりがちです。ですが、ああはもうならないと予測しているので、値上げ前のこの状態がセールと思うのが精神衛生的にも良さげ。
いずれも値上げ幅は 約10% 〜 25% なので、欲しい人は4月中に買っておいたほうが良いでしょう。

今後に備えて、CFexpress Type Bカードも買っておこうかなー!?
おまけ

カメラを入れ替えたいんだよねー。

今使っているのって、Sony『α7 III』でしたよね?

そうそう!
ま、不満は特にない(ファインダー像が粗いのはプチ不満)けど、もうひとつぐらいマウントを増やしたいのであーる。

やめておいたほうがいいと思うんやけどね。マウント縛り的に。

…うーむ、うーむむむ。
おわり
もうすぐ大幅値上げ = 実は今が大セール
…と思えてきたぞっ!!