RAID1は危険?正しいバックアップ論—NASとクラウドの連携がオススメな理由

RAID1は危険?正しいバックアップ論—NASとクラウドの連携がオススメな理由

ギークの悩みの種はデータの管理。

PCやMacのバックアップをNASにしている人は、少なくはないと思います。でも、そのバックアップ方法…とーっても“危険”かもですよ?

まの
NASでRAID1していても危険なのですか?
四条ねこ
そうっ!
RAID1でもRAID5でも、安全とは言えないんだよねー(汗)
さたえり
…。(全然分かんない)

バックアップをどうしている?

バックアップをどうしている?

アナタはPCのデータを、どのようにバックアップしていますか?

おそらく、この記事を読んでいる人の大半は、NASにバックアップを取っているはずです。しかも、RAID1で管理してより安全に管理しているでしょう。

まの
まぁ、この方法がベターですよね?データもすぐに取り出せますし。
四条ねこ
そうなんだけど…これが意外と“落とし穴”があったりするんだよねー。
RAID1やRAID5は、データ保全の意味で正解なのか?

RAID1やRAID5は、データ保全の意味で正解なのか?

NASでRAID1やRAID5をしていて、本当に安全なのでしょうか。データ損失のリスクや危険性は、減ったのでしょうか。

NASで“RAID1”こそ安全は本当?

NASで“RAID1”こそ安全は本当?

データを2重に保護、つまり“冗長性”を持たせるために、NASでRAID1を組んでいる人は多いと思います。

特に複数台のPCやMacを持っている人なら、データをすぐにネットワーク上から取り出せますし、なおかつ2重のバックアップで安心していると思います。

まの
やはり、この方法で良いと思いますが…。
四条ねこ
データは冗長化できたけど、とある部分が冗長化できていないんだよねー(汗)
RAID1を構築したNASによる、一般的なバックアップ手法。

RAID1を構築したNASによる、一般的なバックアップ手法。

確かに、RAID1にすることによって、HDD内のデータはミラーリングされ、2重に保護されています。これで万が一、HDDが1台故障しても復旧ができるわけです。

しかし、これでは冗長化できていない部分があります

RAID装置は“RAID1”ではない?

RAID装置は“RAID1”ではない?

 

冗長化できていない部分、それは“NAS”です。つまりはRAID装置ですね。

確かにRAID1を使えば、HDD2台体制でバックアップを取ってくれます。ただ、NAS自体は“RAID1”ではない。つまり、NAS自体のバックアップがないのです。

まの
つまり、RAID装置やNAS自体が故障したときのバックアップがないということですね?
四条ねこ
そゆことーっ!
RAID1は、NASの故障には対処できない。

RAID1は、NASの故障には対処できない。

もし仮に、HDD自体は健康でも、NASや内部のRAID装置が故障してしまったら、機械の故障で“全ロスト”なんてことも考えられます。

もちろん、NAS本体が故障した場合でも、データのサルベージは可能です。ただサルベージが厄介で、Ubuntuを使ったりしないといけません。

四条ねこ
NASが壊れると、すっごーくダルいってことだね〜(汗)

NASにもメリットはある

NASにもメリットはある

NASでのバックアップを否定しているわけではありません。当然、NASにもメリットはたくさんあります。

例えば、RAID1はデータを24時間365日動かし続けたい人には、凄く向いています。今でこそ少なくなりましたが、RAID0も速度を求める人には良い選択肢です。

四条ねこ
NASはデータを動かし続けたい人には向いているけど、完全なバックアップを取るのには、実は向いていないってことだよー!
まの
確かに、データの保管をNAS1台に頼るには、相当危険ですもんね。
さたえり
…。(うう、全然分かんない)

いろいろ考えはあると思いますが、NASにバックアップを取りながら、別のNASや外付けHDDでバックアップを取ったほうが、より安全で確実に保護できると思います。

NASはサーバー的なものですからね。

NASのバックアップはクラウドへ

NASのバックアップはクラウドへ

そうはいっても、NASのバックアップにNASを使ったり、外付けHDDを使うのはスマートではないです。管理も煩雑になりがちですからね…。

四条ねこ
ここで登場するのが“クラウドストレージ”なんだよーっ!

今やほとんどの人が利用しているクラウドストレージ。代表的なものだけでも、『Dropbox』に『Google Drive』、『Microsoft OneDrive』、『iCloud』…たくさんあります。

実はNASの中には、NAS自体のバックアップをクラウドストレージに取ることが可能なNASがあるのです。これを使えば良いわけです。

四条ねこ
クラウドストレージの料金が月々掛かっちゃうけど、これが安心だと思うよー!
まの
でも、これだとNASの意味はあるのですか?クラウドストレージだけでも、良い気がするのですが…。
四条ねこ
それだと経験上、使い勝手が落ちるんだよねー。
PCのデータバックアップの理想は、NASとクラウドストレージの併用。

PCのデータバックアップの理想は、NASとクラウドストレージの併用。

クラウドストレージだけだと、Macの『Time Machine』が使えないなど、制約や不便が多いです。なので、NASのような“ローカル”なサーバーも必要になってくるのです。

ローカルサーバーのバックアップとして、クラウドストレージを利用する方法が個人的にはベストだと思います。

クラウドストレージ対応のNAS

クラウドストレージ対応のNAS

しかし、全てのNASがクラウドストレージへのバックアップに対応していません。

まの
では、どのNASを買えばいいのですか?
四条ねこ
調べた限り、QNAPとSynologyのNASは、クラウドストレージへのバックアップを対応していたよー!

▼QNAPのNASは、クラウドストレージへのバックアップに対応。

QNAPのNASは、『Dropbox』も『Microsoft OneDrive』、『Amazon Drive』にも対応している模様。

▼SynologyのNASも、クラウドストレージへのバックアップに対応。

SynologyのNASも同じく、『Dropbox』も『Microsoft OneDrive』、『Amazon Drive』などに対応。法人向けの『box』も使えます。

四条ねこ
あ、そうそうっ!これらにはHDDが付いていないから、別途買わないとダメだよ〜!

総評:NASとクラウドは使いよう

総評:NASとクラウドは使いよう

今回紹介したように、NASのRAID1だけではバックアップは完全とは言えません。RAID装置の故障リスクも加味しないといけないのです。

ですので、NASのバックアップをクラウドストレージに取るという方法を、1つの提案として紹介したわけです。

四条ねこ
より安全に確実にバックアップを取るための手段ってことだよっ!
さたえり
なんとなく分かったような…!?

NASに任せっきりにするのではなく、クラウドストレージも活用すると、より便利になるということです。つまりは、適材適所なのです。

四条ねこ
データの管理って難しいよねー(汗)

今回の記事が参考になれば幸いです。

おまけ

四条ねこ
データの管理は、現代における“永遠のテーマ”かもだねー!
まの
確かに、私たちは常にデータをどうするかに悩んでいますからね(汗)
さたえり
目には見えないものやから、厄介やんねぇ。
四条ねこ
こうしておけば安全って、なかなか無いよねー(汗)
まの
難しいですね…。
さたえり
今回の話も難しいやんね。

おわり