- au PAYの二重決済が45日経過したのに返金されない!
- 解決には時間と根気と英語力が求められる可能性大!
- au PAYとRevolutの組み合わせには細心の注意が必要!
“45日後に返金されないペイ”
『au PAY』の二重決済が、45日経過しても自動返金されなかった(本来は45日以内に自動返金される)ので、サポートセンターに問い合わせてみました。
え?帰ってきてなかったん!?
目次
事の発端
まず最初に、なぜ『au PAY』で二重決済が発生したのか、を簡潔に説明をしておきます。
○ au PAYからRevolutに1万円チャージ
︙
○ au PAYで二重決済発生(本来1万円のはずが2万円決済される)
︙
○ au PAYサポートに問い合わせ
○ 45日以内に自動返金されるとの回答
︙
(45日経過)
︙
○ 自動返金されていない ← イマココ
タイムライン化すると、こーんな感じですな!
なるほど。
ペイ活民ならおなじみの au PAY → Revolut というフローで1万円チャージ。すると、二重決済が発生しており、au PAY側に2万円(1万円 × 2回)の請求が来ていました。
そこで、二重決済で余計に支払ったぶんの1万円の返金を求めるべく、au PAYのサポートに問い合わせ。その結果、「45日以内に自動返金がされる」との回答がありました。なので、ひとまず45日待つことに。
ところが、45日が経過したのにもかかわらず、1万円の返金がありませんでした。つまり、自動返金されていない、というわけです。
…という、あらまし。
詳しくは過去記事を読んでほしいあーる……。
各サポートに問い合わせた
二重決済で余計に支払ったお金をこのまま返してくれないのは困る。なので、au PAYとRevolut、それぞれのサポートセンターに問い合わせてみます。
- au PAYに問い合わせ
- Revolutに問い合わせ
の順番で聞いてみるぞっ!
…ものすごい大変そうな予感がするんやけど。
…ですね。
au PAYに問い合わせた(1回目)
まずは『au PAY』のサポートに問い合わせる!
➜
- au PAYサポートセンターに電話
au PAYのサポートセンターはフリーダイヤル(正確にはKDDIだから『フリーコール』)になっているので、まずはそちらに電話してみます。
➜
- ユーザー情報の確認
- au ID
- 生年月日
- 住所
- 二重決済の内容を相談
au PAYサポートセンターのオペレーターの方に、今回の二重決済の件を相談。
この際に、本人確認として、au ID・生年月日・住所を聞かれました。なので、これらに回答して本人確認を済ませて、詳細を伝えていきます。
➜
- トランザクション状態ではないとの回答
- Revolut側に問い合わせるように促される
au PAYのサポートに二重決済の内容を調査してもらいました。
すると、正規決済・二重決済の両方とも、すでにau PAY側では決済が完了している(= トランザクション状態ではない)とのことが判明。なので、45日経過しても自動返金が行われなかった、というわけなのでした。
そこで「どうすればよいか?」と伺ったところ、決済店舗側(Revolut)に問い合わせするように促されました。ですので、お次はRevolutのサポートセンターに問い合わせをします。
Revolutに問い合わせた(1回目)
お次は『Revolut』のサポートに問い合わせる!
➜
- Revolutアプリ内のチャットに問い合わせ
Revolutのサポートはアプリ内チャットになっているので、Revolutアプリを開いて、チャット(左上のユーザーアイコン → ヘルプ → チャットで問い合わせる)にて問い合わせをします。
Revolut公式サイトには、お問い合わせの電話番号が掲載されていますが、こちらには電話しません。その理由は後述。
➜
- 二重決済の内容を相談
au PAYのときと同様の事柄を、Revolutでも相談しました。
すると、入出金履歴を調べてもらったところ、「二重決済されたチャージが確認できない」との回答が。そして、「au PAY側の二重決済のトランザクションのARN*1を教えてほしい」と言われました。
トランザクションのARNを求められるとは思わなかったので、一旦サポートは中断してもらって、再度au PAYのサポートセンターに電話することにします。
たらい回しですわね……。
au PAYに問い合わせた(2回目)
ふたたび『au PAY』のサポートに問い合わせる!
➜
- ユーザー情報の確認
- au ID
- 生年月日
- 住所
- 前回の問い合わせ内容を照会
電話がかけ直しになったので、サポートの担当者が変わってしまいました。なので、再度ユーザー情報を確認しないといけないようです。致し方なし。
➜
- トランザクションのARN照会依頼
- 照会できないとの回答
その後、前回の問い合わせ内容を照会。加えて、Revolutで言われた、au PAY側の二重決済のトランザクションのARNを照会したもらうようにお願いしました。
すると、「カードの不正利用の場合はARNを照会できるが、二重決済の場合はARNの照会ができない」との回答が。要するに、au PAY側では、もう何もすることができない。手詰まり、というわけです。
…あーあ。
Revolutに問い合わせた(2回目)
気乗りしないけど、再度『Revolut』に聞くあーる……。(チャットだからものすごく大変なのですぞ)
➜
- トランザクションのARNが照会不可とを伝える
- 二重決済の日時を伝えて再調査を依頼
- しばらく待機
Revolutのチャットサポートで、au PAY側の二重決済のトランザクションのARNが照会できなかったことについて伝え、Revolut側での再調査を依頼しました。この際、必要そうな画面を全部スクリーンショットにして送りました。
すると、担当部署が調べてくれるとのことで、進展があるまで待機することになりました。
➜
- 二重決済分が返金決定
- au PAY側に数日後返金
1時間弱待っていると、チャットサポートから返信があり、二重決済で余計に支払ったお金が返金されることになりました。
二重決済の返金はau PAY側に入金されるとのこと。返金はシステムの都合上、3〜5営業日を要するとのことでした。
良かったですわね!
おかげで、半日これに時間取られちゃったけどねー。
Revolutの問い合わせ先
- サイト内に記載されている問い合わせ番号
- REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社の代表番号*2
- Revolutアプリ内のチャットサポート
前述した、Revolutの問い合わせ先ですが、ユーザーがコンタクトを取れるであろう問い合わせ先には上記の3つがあります。
結論からすると、上ふたつは今回のようなサポートには使えません。
サイト内に記載されている問い合わせの電話番号は、音声ガイダンスしかないようで、相互的にコミュニケーションが取れません。また、Revolut社の代表番号にも一応かけてみたのですが、そもそも応答がありませんでした。
ですので、面倒ではありますが、チャットサポートしか問い合わせ先がありません。実際、チャットで聞いてみたところ、「電話やメールでのサポートはない」との回答でした。
このような事例に遭遇した場合
Revolutで二重決済等の身に覚えのない請求が来た場合、前述のとおり、チャットサポートと頼ることになります。その際に、「ライブエージェント」とチャット欄に入力すると、有人サポートに切り替わります。
有人サポートの質はバラツキがあるため、多少の英語力があると安心かもしれません。もちろん、日本語での応対が可能な方もいらっしゃるので、その場合はわりとスムーズにいく気がします。
いずれにしても、事前に問い合わせ箇所のスクリーンショットを用意しておくと、サポートの方との意思疎通が取りやすく、齟齬も生じづらくなるでしょう(より分かりやすく、矢印や枠で囲ってあげるとより良い)。
まとめ「根気よく問い合わせするのみ」
…やっと、二重決済分の1万円が返金されることになりました。
Revolutのサポート、チャットでしか受け付けていないので、とにかく“伝える力”が求められます。サポートはおそらく海外の方ので、こちら側がうまく合わせてあげないとスムーズにいきません。
つ・か・れ・た!!
おまけ
au PAYプリペイドが3Dセキュアに対応すれば、もっと安全なんだけどねー。
3Dセキュアに対応した『6gram』のVisa経由で、Revolutをチャージするのはダメなのですか?
あ、それはチャージ失敗するのであーる。無念。
うーん、なかなか大変やね。
ですなー。
いっそ『みんなの銀行』だけにしちゃおっかなー!?
おわり
*1ARN:Authentication Random Number(認証乱数)
*2REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社の代表番号:資金移動業者に登録されている代表の電話番号
1万円返して!