- 『Apple Trade In』について問い合わせて聞いてみた!
- 下取りは値引きでiPhone本体だけ(付属品不要)が査定対象!
- 使い方によってはApple Trade Inは有用になる!
Apple公式で聞いてみた。
新型iPhone発売に合わせて、Apple公式のiPhone下取りサービス『Apple Trade In』を使う人も多いはず。そこでApple Trade Inの流れや条件を、Appleに問い合わせて聞いてみました。


使い方によってはアリというわけですわね!?

聞いたことはあるけど、使ったことない人が多いイメージやんね。
目次
Apple Trade Inとは?
本題に入る前に、まずは『Apple Trade In』について簡単なおさらい。
この『Apple Trade In』とは、Appleが公式で運営している(実際には、Brightstar社がApple Trade Inを運営しているので、Appleは窓口という表現が正しい)、iPhone・iPad・Mac・Apple Watchの下取りサービスのこと。
Apple Trade Inの流れとしては、iPhoneやMacを購入するタイミングで申し込む。その後、配送業者が引き取りに来て査定が入る。査定額に応じた購入代金の値引きが入るという形。言ってしまえば、いわゆる普通の下取りサービスです。

Appleおまかせ下取りサービスって感じですなー。
Apple Trade Inの概要

Apple Trade Inについては、そのサービスは知っているけど、実際に利用したことがない。そんなユーザーが多い気がします。なので、Apple Trade Inの詳しい概要を知らない…なんてことも。

そういうわけで、実際にAppleに問い合わせして聞いてみたのであーるっ!
■問い合わせで分かったこと
- Apple Trade Inは本体のみ(付属品不要)でよい。
- 購入方法はクレジットカードのみ。
- 下取りしたデバイスの金額に応じて値引きが入る。
- 下取り額が購入額より高い場合はギフトカードになる。
- カード会社の締日によっては値引きタイミングが変わる。
- 減額対象は動作不良・キズ・ヘコミ・カメラのクラック等。
実際にAppleに問い合わせみた結果、詳しいApple Trade Inの概要を教えてくださいました。それにしても、本当にAppleのサポートセンターはとにかく親切です。
なお、今回のApple Trade Inについては、iPhone等の同時購入の場合についてを話しています。単体を購入せず、Apple Trade In単体で下取りする場合については、公式サイトを御覧ください。
メリット:下取りは本体のみで付属品や元箱は不要
個人的にApple Trade Inの最大のメリットだと感じたのが、Apple Trade Inでは本体だけが下取りの査定対象であること。付属品や元箱は下取りには不要だそう。
iPhoneの下取りや買取り…となると、パソコンショップも行っていますし、メルカリやオークションサイトで売却するという手段もあります。なので、下取り金額が低めに設定されているApple Trade Inを利用する人はそこまでいない印象。
ただ、他のショップ等での売却では、付属品完品というのが当たり前。特にメルカリやオークションサイトで売却する場合には、付属品完品に加えて、付属品未使用というのがゴロゴロしており、ここが高価売却の最低ライン化しています。そうなると、付属品を普通に使うユーザーからすると、なかなか厳しいものがあったり……。
そう考えると、iPhone等の本体だけでよいApple Trade Inは、付属品を普通に使うユーザーからすれば、結構アリな選択肢な予感。
購入方法:クレジットカード限定
Apple Storeでは、さまざまな決済方法が用意されていますが、Apple Trade Inを同時申し込みして、iPhone等を購入する場合は、利用できる決済方法はクレジットカードのみに限定されます。現金等では、Apple Trade Inは利用できないことを覚えておきましょう。
下取り:購入代金から値引き
Apple Trade Inに下取りに出したiPhone等は、一括払いで購入した新しいiPhone等の差額分から値引きが入る形になっています。
Appleの下取りといえば、値引きではなく、すべてApple Storeギフトカードになるイメージだったのですが、下取り金額が購入金額を超える場合にのみ、差額分のApple Storeギフトカードが進呈される仕組みになっているようです。こんなことはまずないので、基本的には購入代金からの値引きと思っていてよさそう。
なお、クレジットカードの締日によっては、
- 新しいiPhone等の購入金額から値引きされてカード請求
- 後から下取り金額をカード請求からマイナス補填
となってくるそうです。
要するに、新しいiPhoneの購入タイミングと下取りタイミングが同月(の締日まで)ならば前者、下取りタイミングが来月(同月締日以降)なら後者。という、ことになります。
減額対象:キズ・ヘコミ・動作不良
Apple Trade Inの下取り行為自体は、Appleではなく、Brightstar社が行います。なので、どこがどう減額対象になるのかは、Appleでは詳細に答えられないとのことでした。
■減額対象
- 電源が動作するのか
- 正常に機能するのか
- ボタンは動作するのか
- カメラのは動作するのか
- カメラレンズに傷はないのか
- 本体に傷や凹みはないのか
ただ、今回問い合わせをしたAppleのサポートは非常に親切で、iPhoneの場合においては、上記のような事柄がApple Trade Inの減額対象になることを教えていただきました。
なお、iPhone等を購入するタイミングで表示されていたApple Trade Inの下取り金額より下回る場合においては、メールにて連絡をいただけるとのこと。そのメールで、減額後の下取り額と、減額した金額で下取りを行うのか(キャンセルも可能)を決定することができるようです。
Apple Trade Inで得する人損する人

■得する人
- 結構古いiPhoneを下取りしたい人
- 付属品を使っているか紛失した人
- iPhoneの元箱がない人
- 他社で下取りするのが面倒な人
■損する人
- 少しでも高く売りたい人
- 付属品や元箱が完品な人
- 付属品が一切未使用な人
- ジャンク品で売りたい人
AppleにApple Trade Inについて問い合わせて感じた、Apple Trade Inの利用して得する人と損する人のイメージは上記のとおり。
もっと分かりやすく言えば、
- 元箱は捨てるタイプの人
- 付属品を普通に使う人
- 超古いiPhoneを下取りしたい人
などは、Apple Trade Inを利用して下取りする価値ありでしょう。
それ以外は、やはり高値で売れるパソコンショップやスマートフォンショップで売るのがベスト。最初からリセールバリューを気にして使っている人であれば、メルカリやオークションサイトで売却するのが、一番高く売れる方法になってきます。あとは、時間や手間とお金の天秤…という感じ。

キャンセルもできるなら、一度Apple Trade Inっていうのも手かなー!?
まとめ「Apple Trade Inは元箱ナシや古いiPhoneの下取り向け」

新しいiPhoneが発売されて、Apple公式の下取りサービス『Apple Trade In』を使う人も多くなってくるはず。
個人的には「ショップで売ればいいや」と思っていたのですが、今回問い合わせをしてみて、Apple Trade Inも使い方によっては、巷の評判よりもアリな印象でした。特に、ショップでは値がさしてつかない古いiPhoneや元箱ナシのiPhoneを下取りするなら、Apple Trade Inでもいいかなというイメージ。
とはいえ、最大のメリットは“時間がかからない”ということ。リセール作業も面倒だったりするので、時間を重視するならApple Trade Inは良い選択肢かもしれません。

iPhone 7 PlusをApple Trade Inに出すか悩ーむ。
おまけ

眠ってるiPhoneなら、Apple Trade In…かもっ!?

1つ前くらいなら、普通に売ってもよいわけですからね。

あとは売る手間やんね。

おわり
問い合わせした内容をまとめると…
なイメージかなー?