- USB PD規格上限の100W充電器が登場!
- USB Type-Cポートが2つもある!
- 100W充電には5A対応ケーブルが必須!
100Wのぱわー!
AnkerがUSB PDの最大出力の上限である100Wに対応したUSB充電器、『Anker PowerPort Atom PD 4』を発売開始。主なスペックと対応機種、そして充電の際の“重大な”注意点をまとめてみました。
USB PD対応ケーブルには、3Aと5Aがありますからね。
そうそうっ!
今回のAnker PowerPort Atom PD 4と組み合わせるなら、5A対応のUSBケーブルを買っておきたいねー!
目次
Anker『Anker PowerPort Atom PD 4』発売
AnkerがUSB PD規格に対応したUSB充電器、『Anker PowerPort Atom PD 4』を発売開始しました。価格は税込みで9,999円。
もうポチってるから、来たらレビューするぞー!
特徴
Anker PowerPort Atom PD 4の特徴
- USBポート数は合計4つ。
- USB PD対応のUSB Type-C端子を2つ搭載。
- USB PDは規格上最上限の100W(20V/5A)に対応。
- USB Type-A端子は急速充電(PowerIQ)対応。
Anker PowerPort Atom PD 4の特徴は、主に上記の4つです。
おそらく有名メーカーでは、『Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー』の75WがUSB PD充電の最大級なはず。ちなみに、USB PD自体の最大の電力供給量は100Wです。なので、今回のAnker PowerPort Atom PD 4は、そのUSB PDの性能を“フル”で活かせる充電器ということになります。
そして、こちらも珍しいUSB Type-C端子が2つ搭載というトピック。多くのUSB PD対応充電器は、USB Type-C端子が1つのみが多い。その中で、Anker PowerPort Atom PD 4は、USB Type-C端子が2つ搭載されているのも大きな魅力。さらに、USB Type-A端子のほうも、Anker独自の『PowerIQ』という急速充電に対応している。まさに、2019年最強の充電器にふさわしい。
確かに凄い性能ですね。
でっしょー!
特徴は話したから、スペックシートを載せておくねー!
スペック
ポート数 | USB Type-A ×2 USB Type-C ×2 |
USB Type-A | 5V/2.4A |
USB Type-C | 5V/3A 9V/3A 15V/3A 20V/5A |
最大出力 | 100W |
急速充電 | 対応(PowerIQ) |
サイズ | 110×85×34mm |
重量 | 387g(本体のみ) 457g(ケーブル含む) |
PowerPort Atom PD 4のスペック表。
PowerPort Atom PD 4のスペックをまとめてみました。
USB Type-Aが、急速充電技術『Quick Charge』に対応していれば申し分なかったのですが、それ以外は完璧と言っていいスペック。Quick Chargeには非対応なものの、Anker独自のPowerIQは搭載されているので、ここをどう捉えるかですね。Quick Chargeは取り扱いが難しいところもあるので、個人用にはこの仕様でもOKだと思ってます。
とにかく100Wだよ!100W!!
で、どんなデバイスが充電できるのか書いたほうがいいんやない?
うーむ…それもそうだねー。
主なPC・タブレットでの充電対応表
今回のPowerPort Atom PD 4は、前述のとおり、USB PDの最大出力要件(100W)を満たしている稀有なUSB充電器なので、どんなPCやタブレットが充電できるのか調べてみました。
MacBook 12インチ | ○(30W) |
MacBook Air 13インチ | ○(30W) |
MacBook Pro 13インチ | ○(61W) |
MacBook Pro 15インチ | ○(87W) |
iPad Pro | ○(18W) |
XPS 15 2-in-1 | ×(130W) |
Surface Book 2 13インチ(GPU統合型) | ○(44W) |
Surface Book 2 13インチ(GeForce内蔵型) | △(102W) |
Surface Book 2 15インチ | △(102W) |
主なPC・タブレットの充電に必要な電力供給量。
ん?XPS 15 2-in-1って、USB PDの規格から外れてるやんね?これは昇圧回路をガンガンにかけてるっぽい気が…。
Surface Book 2もギリギリ充電できそうですね。
一応、Anker側としては、MacBook Pro 13インチが、同時に2台充電できることを謳っています。これは、MacBook側が少ない電力供給量でも充電ができるようになっていることからでしょう。なので、PCの負荷が少なければ、MacBook Pro 15インチとMacBook Pro 13インチの同時充電もできないことはないかもしれません。
到着したら、私の持っているDynaBook V82(45W)とMacBook Pro 13インチ(61W)の組み合わせで充電できるか調べてみるぞー!
100W充電は5A対応のケーブルが必須
最後に、かなり重要なことを書いておきます。
USB PDを100Wで充電したい場合は、USB Type-C to USB Type-Cケーブルの中でも、“5A”に対応したものでないといけません。3Aのものでは、最大出力が60Wになってしまうので注意。
5A対応のUSB Type-Cケーブルには、『E-Marker』って呼ばれるチップが入っているよー!
以下、100W出力に対応した5A出力対応のUSB Type-Cケーブルをまとめておきます。(詳しくは過去記事にまとめております)
▼USB 2.0対応の5A出力可能ケーブル。
▼USB 3.1対応の5A出力可能ケーブル。
▼USB 3.1対応の5A出力可能ケーブル。
まとめ「USB充電器のマストバイが来た!」
Ankerから発売された『Anker PowerPort Atom PD 4』は、USB PDの規格上最大出力である100Wに対応した“モンスター”充電器。
USB Type-Cポートが2つ、USB Type-Aポートが2つ。そして、急速充電にも対応しているので、かなりガジェット好きには申し分ない性能になっているはず。かなり売れそうな予感…。
とにかく、100W充電がしたいなら、ケーブルは5A対応を買ってねー!
この記事で紹介したガジェット
おまけ
かなり良さそうですよね。事務所用にも1つ買っておきましょう。
でっしょー!
到着したら、今のUSB充電器から早速リプレイスしちゃうぞー!
そろそろケーブルマネジメントも考えなきゃやね。なんか、ケーブルがスパゲッティみたいに増えてきてるし…。
そろそろ、Blueloungeのケーブルビンでも買おっかなー!?
おわり
100W充電のフルの性能を活かすなら、ケーブルも注意だぞっ!