13インチユーザーには朗報かも?
いよいよ来週に控えた『WWDC 2018』ですが、やはり新型MacBook Proの発売は確実みたいです。さらに…なんと!この『MacBook Pro 2018』は、13インチモデルでも”4コア”になるそうです。
目次
13インチは”4コア”、15インチは”6コア”に?
海外メディアや個人的な予想を含めても、正直なところ『MacBook Pro 2018』は、大幅な外観の変化や革新的な機能の追加は無いと思います。
ただ、CPUは大幅なアップグレードになりそうです!
7/14/2018追記:
ついに『MacBook Pro 2018』が発表されました。
しかも、今回はCPUの”大幅”アップグレードになりそうなんだよね〜!
2016年モデルや2017年モデルユーザーでも、全然買い換える余地がありそうっ!
Apple系情報サイト『MacRumors』によると、今回のWWDCで発表されるであろう『MacBook Pro 2018』は、13インチモデルで”4コア”、15インチモデルで”6コア”になるそうです。ちなみに現行のモデルは、13インチモデルで2コア、15インチモデルで4コアです。
このコア数の増加は、Intelの『第8世代Coreプロセッサー(Coffee Lake)』によるものです。
MacBook Proシリーズは慣例的に、13インチモデルはUシリーズを搭載し、15インチモデルはHシリーズを搭載していることが多いです。なので、『Coffee Lake』が搭載されれば、自動的に13インチモデルでも4コアになるという訳です。
また、『Coffee Lake』のHシリーズには、6コア12スレッドのモデルも存在します。これが15インチモデルに搭載されれば、15インチモデルのMacBook Proは6コアになりますね。
少し話はズレるけど、Appleが自社でMac向けCPUを開発するなんていう噂もあるから、いつまでIntelのCPUを搭載するのかも気になるなー。
『Coffee Lake』のラインナップ
ちなみに補足情報ですが、現行のCPUである『Coffee Lake』は以下のような振り分け方になっています。
- Uシリーズ:モバイル用。TDP 15Wと28Wが存在。
- Hシリーズ:モバイル用。TDP 45Wのみ。
- Tシリーズ:デスクトップ用。TDP 35Wのみ。
- Gシリーズ:ワークステーション用。TDP 65Wと100Wが存在。AMDのGPU搭載。
自作PCユーザーから人気の『Core i7 8700K』とかがそうだねっ!
どちらにせよ、MacBook Proに関係するのは、”U”と”H”だと思っておけば間違いないと思います。
RAMは16GB止まりが濃厚
CPUに関しては朗報だと思いますが、反対にRAM(メモリー)に関しては残念ながらアップグレードはなさそうです。
現行の『MacBook Pro 2017』のRAMの最大搭載量は16GBです。残念ながらこれは『MacBook Pro 2018』でも変わらず”16GB”のままだそうです。
そもそも、32GBまで搭載できるモバイル向けCPUとして『第8世代Coreプロセッサー(Cannon Lake)』が生産の遅れから、2019年になるという噂があります。これに引きずられて、搭載できるRAMの容量が16GB止まりになるという訳です。
ちなみにだけど、”第9世代”は『Ice Lake』だよー!
キーボードの不具合は改善される?
そして、現行のMacBookユーザー、つまり『バタフライ構造キーボード』を使用している人が一番気になるであろうものが、”キーボードの不具合問題”です。
そんな”訴訟問題”にまで発展している、MacBookやMacBook Proのキーボードですが、こちらに関しては以前の記事で書いた、Apple特許を取得したこと以外に情報がありません。
おそらく何かしらの改善をしてくるとは思いますが、そもそも『バタフライ構造キーボード』に問題がありそうなので、根本的な解決にはまだまだ程遠いかも知れません…。
海外では訴訟問題に発展しているから、もしかするとAppleがリコール認定するかも知れないけど、どうなんだろうねー。
正直なところ、キーボードに関しては”蓋を開けてみる(分解という意味でも)”しかなさそうです。
『WWDC 2018』で新モデル発表は確実
Apple系のリークサイトである『AppleInsider』によると、現行の『MacBook Pro 2017』がアメリカ本国で欠品していたり、発送が遅れているそうです。これは、新モデルが出る布石でしょうね。
いよいよ来週が『WWDC 2018』ですが、おそらくCPUの向上やキーボード不具合の改善はあるにしても、大幅な刷新にはならないと思います。今までの周期的にも、フルモデルチェンジにはまだ早いですからね。
フルモデルチェンジは2020年ではないかと、個人的には踏んでいます。
どちらにせよ『WWDC 2018』は正座待機で刮目せよ!…ですね!
おまけ
おわり
Image:Intel
Source:MacRumors, AppleInsider