- 現行のAmazon Echo 13種類を一挙にまとめて比較!
- Echoはスマートスピーカーやスマートディスプレイだけではない!
- サブウーファーやプリメインアンプまである!
Amazon Echoを比較と総まとめ。
Amazonがスマートスピーカー『Echo』シリーズの新製品を発売。そこで、改めて現行のAmazon Echoシリーズを比較&まとめを備忘録的にしてみます。とにかく、種類が多すぎます。
“その他”とは!?
きっと、Echo Linkのことですわね。
目次
Amazon Echoシリーズ一覧
現行のAmazon Echoシリーズのラインナップは上記のとおり。
Amazon Echoシリーズは、毎年9月〜10月に新製品を投入する傾向があり、2020年も9月に新製品が投入されています。なお、Amazon Echoシリーズはモデルチェンジで製品名に変更がないので、本記事では便宜的に“第○世代”という世代名も併記しておきます。
種類…多いですわね。
Amazon Echoシリーズ比較表
スマートスピーカー・スマートディスプレイ
Echo Flex (第1世代) |
Echo Dot (第3世代) |
Echo Dot (第4世代) |
Echo Dot with clock (第4世代) |
Echo (第4世代) |
Echo Studio (第1世代) |
Echo Show 5 (第1世代) |
Echo Show 8 (第1世代) |
Echo Show 10 (第3世代) |
Echo Auto (第1世代) |
|
音声アシスタント | ○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
○ (Alexa) |
ディスプレイ | × | × | × | × (時計内蔵) |
× | × | ○ (5.5インチ) |
○ (8.0インチ) |
○ (10.1インチ) |
× |
スピーカー | ○ (0.6インチ) |
○ (1.6インチ) |
○ (1.6インチ) |
○ (1.6インチ) |
○ (3.0インチ + 0.8インチ ×2) |
○ (5.25インチ + 2.0インチ + 1.0インチ) |
○ (1.65インチ) |
○ (2.0インチ ×2) |
○ (1.0インチ ×2 + 2.5インチ) |
× |
カメラ | × | × | × | × | × | × | ○ (1MP) |
○ (1MP) |
○ (13MP) |
× |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 4 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 | × |
Bluetooth | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
インターフェース | USB Type-A 3.5mmステレオミニジャック ACプラグ |
3.5mmステレオミニジャック DCジャック |
3.5mmステレオミニジャック DCジャック |
3.5mmステレオミニジャック DCジャック |
3.5mmステレオミニジャック DCジャック |
3.5mmステレオミニジャック(Mini-Optical兼用) ACジャック |
3.5mmステレオミニジャック DCジャック |
3.5mmステレオミニジャック DCジャック |
DCジャック | Micro USB 3.5mmステレオミニジャック |
サイズ | 72×67×52mm | 43×99×99mm | 100×100×89mm | 100×100×89mm | 144×144×133mm | 206×175×175mm | 148×86×73mm | 200×135×99mm | 251×230×172mm | 85×47×13.28mm |
質量 | 150g | 300g | 328g | 338g | 940g | 3,500g | 410g | 1,037g | 2,560g | 45g |
備考 | コンセント直挿しタイプ | - | - | 時計機能搭載タイプ | Dolby Audio対応 ZigBee対応 温度センサー内蔵 |
Dolby Atmos対応 ZigBee対応 |
- | - | ZigBee対応 自動回転機能搭載 |
車載向け |
現行Amazon Echoシリーズ(スマートスピーカー・スマートディスプレイ)一覧表
アクセサリー
Echo Sub (第1世代) |
Echo Link (第1世代) |
Echo Link Amp (第1世代) |
|
スピーカー | ○ (6.0インチ) |
× | × |
Wi-Fi | Wi-Fi 4 | Wi-Fi 4 | Wi-Fi 4 |
Bluetooth | × | ○ | ○ |
インターフェース | ACジャック(IEC C7) | 3.5mmステレオミニジャック RCA ×2(In・Out) Optical ×2(In・Out) Coaxial ×2(In・Out) ウーファー出力専用端子 RJ-45 DCジャック |
3.5mmステレオミニジャック RCA ×2(In・Out) Optical ×2(In・Out) Coaxial ×2(In・Out) ウーファー出力専用端子 スピーカー出力 RJ-45 ACジャック |
サイズ | 202×210×210mm | 115×135×68mm | 217×242×86mm |
質量 | 4,200g | 510g | 2,286g |
備考 | Echo(第2世代)/Echo Plus(第2世代)専用 サブウーファー |
音楽ストリーミングサービス受信機 | 音楽ストリーミングサービス受信機能搭載アンプ |
現行Amazon Echoシリーズ(アクセサリー)一覧表
シリーズ別解説
Echo Flex系
Echo Flex系のAmazon Echoは、音楽を楽しむスマートスピーカーというよりも、スマート家電やスマートライトのスイッチやハブとして利用するタイプ。
一見、簡易版のAmazon Echoという感じですが、Echo Flexには『USB Type-A』端子が存在しており、ここをどう遊ぶかで活用の幅がかなり広がってきます。残念ながら、第1世代のEcho FlexではZigBeeが搭載されていないのですが、もし第2世代が登場するならば、ぜひZigBeeを搭載してほしいところ。
Echo系
Echo系のAmazon Echoは、いわゆるオーソドックスなスマートスピーカー。なので、まだAmazon Echoを持っていないのであれば、まずはここから買うのがおすすめ。
Echo系には、小型版の『Echo Dot』、通常版の『Echo』、音響強化版の『Echo Studio』、というスピーカーのスペック別で松竹梅のランク付けがされています。なお、一部EchoにはLED時計搭載モデル(with clock)もあります。
ここは頻繁に世代交代するので、発売時期によってZigbeeが搭載されていたり、3.5mmステレオミニジャックが搭載されていたりします。このあたりは、上位機種がかならずしも優れているとは言い切れない部分なので、購入時には細かい仕様も確認するのがおすすめです。
Echo Show系
Echo Show系のAmazon Echoは、スマートスピーカーにディスプレイが搭載されたもの。こういうタイプを最近では『スマートディスプレイ』と呼んだりしています。VOD視聴目的ならここから買うのもおすすめ。
Echo Showシリーズは、ディスプレイサイズ違いで数種類(現行では3種類)存在。特に、最新の『Echo Show 10(第3世代)』は、従来のスマートディスプレイとは異なり、かなりオーディオにも力を入れているモデルとなっています。
Echo Auto系
Echo Auto系のAmazon Echoは、家で使うものではなく車載するために作られたスマートスピーカーの“窓口的デバイス”。つまり、Echo Auto自体にはスピーカーはありません。なので、厳密にはスマートスピーカーとは言えなかったりします。
Echo Autoは使い方が特殊で、電源供給はMicro USBから確保、音声出力は搭載されている3.5mmステレオミニジャックから出力します。また、インターネットへの接続は、スマートフォンのAlexaアプリを経由して行います。なので、言ってしまえば、Alexaをハンズフリーで使うためのリモコンのようなデバイスでしょう。
その他
スマートスピーカーやスマートディスプレイではありませんが、Amazon Echoシリーズには『Echo Sub』というサブウーファーや、音楽ストリーミングサービスを受信するための『Echo Link』があります。
『Echo Sub』は、Amazonの販売ページを見ると、対応機種がEcho(第2世代)とEcho Plus(第2世代)となっていたり、一部のアプリでしか対応していなかったりと、ちょっと扱いづらい面が多かったりします。
『Echo Link』には、純粋に受信するためのEcho Linkと、プリメインアンプ機能を搭載したEcho Link Ampがあります。これらは完全にオーディオ機器と組み合わせて利用するアクセサリーで、音楽ストリーミングサービスをピュアオーディオで楽しみたい人におすすめ。なお、Echoシリーズなので、ちゃんとAmazon Echoと連携します。
まとめ「Amazon Echoはスピーカーやディスプレイだけでない!」
Amazon Echoシリーズを調べてみると、とにかく種類が多いということが分かります。
ただ、Amazon Echoを分類すると、
- Echo Flex系(ハブタイプ)
- Echo系(スマートスピーカータイプ)
- Echo Show系(スマートディスプレイタイプ)
- Echo Auto系(車載向けタイプ)
- その他(オーディオアクセサリータイプ)
の5種類にまとめることができます。
あとは製品の上位か下位かの違いになってくるので、自分の目的(音楽鑑賞なのか、映像視聴なのか、など)に応じてAmazon Echoを選べば、買わなきゃよかったということがなくなるはずです。
うーん、ラインナップ多いよねー。
おまけ
どんどん展開していってるから、ラインナップがカオスになっているあーる。
世代もバラバラですからね。
ZigBeeもあったりなかったりやもんね。
おわり
ざっくり分類すると、
って感じかなー!?