『Xperia XZ2』が“失敗”な3つの理由—XZ3はMiraiに?XZ4は5Gに?

サイト内の外部リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります(詳細はプライバシーポリシーを参照)

ああ…やっぱりね。

“ダサい”や“駄作”と言われている『Xperia XZ2』ですが、実際に売れていないようです。なので『Xperia XZ3 Infinity』では、デザイン刷新するとかとか…。

四条ねこ
イヤホンジャックの廃止&指紋認証を背面にした“罪”は深いっ!
まの
ねこさんは『Xperia Z Ultra』を使ってましたよね?
四条ねこ
うぬっ!
ああいうことをするのが、“Sonyの良さ”だったんだけどなー。最近は“Sonyの悪さ”が目立っているような…。

前年よりも“売れない”スマホ『Xperia XZ2』

前年よりも“売れない”スマホ『Xperia XZ2』

「ダサい!」
「これは…駄作!失敗でしょ!」
「イヤホンジャックをどうして廃止した?」
「iPhone 8 Plusより重い!」

散々な評判が多い『Xperia XZ2』ですが、Sonyの2018Q1決算発表により、実際に“売れていない”ことが判明しました。

さたえり
ここまで来ると、哀れな気がしてくるんやけど…。
四条ねこ
実際に触ってみると良い部分も多いんだけどねー。やっぱ、前モデルの完成度を考えると…ね。
Xperia全体の販売台数は、前年同期比で140万台減の200万台となった。

Xperia全体の販売台数は、前年同期比で140万台減の200万台となった。

Sonyの2018Q1決算により、Xperia全体の販売台数が昨年よりも、大幅に減少していることが明らかとなった。前年同期比で、今期は140万台減の200万台となっている。

特に、フラグシップモデルとして投入した『Xperia XZ2』の販売台数が、思っていたよりも芳しくない様子。また、海外だけでなく日本でも“売れない”現象が起こっている。

四条ねこ
前にこれじゃ売れないでしょー的なエントリーを出したけど、ここまで売れないとは…大丈夫かなー?
魅力ゼロ。ランチパックなダサい『Xperia XZ2』のコレジャナイ感

魅力ゼロ。ランチパックなダサい『Xperia XZ2』のコレジャナイ感

2018年2月27日

『Xperia XZ2』が失敗な3つの理由

『Xperia XZ2』が失敗な3つの理由

そんな名実ともに“悲しい”ことになっている『Xperia XZ2』ですが、失敗したと思われる理由は3つあると思います。

『Xperia XZ2』が失敗した理由

  • 『アンビエントフロー』デザインのチグハグ感。
  • 中華系端末の急激なクオリティアップ。
  • ターゲット層の不透明さ。

理由1.『アンビエントフロー』デザインのチグハグ感

理由1.『アンビエントフロー』デザインのチグハグ感

1つ目の理由は、Xperia XZ2から採用された『アンビエントフロー』デザインの“思想のなさ”です。

まの
どういうことですか?
四条ねこ
えーと…

  • 持ちやすいけど不安定な形状
  • イヤホンジャックの廃止
  • 上下のベゼルのサイズが非対称
  • 指紋認証の場所が変

って、ことかなー?

さたえり
…。(酷い言いようやね)
Xperia XZ2の“指紋認証”と“ベゼル幅”は不可解。

Xperia XZ2の“指紋認証”と“ベゼル幅”は不可解。

以前の『ループサーフェス』から、『アンビエントフロー』にデザイン変更された今回。今回のデザインの論理性は、無茶苦茶な気がします。

さらに、本体が重い。また、アスペクト比を『Xperia XZ2』では18:9、『Xperia XZ Premium』では16:9にしています。どこに行こうとしているのでしょうか?

四条ねこ
このデザインの論理性のなさはSonyらしくないし、だから失敗した気がするんだよねー。

▼『Xperia XZ1』はループサーフェスデザイン。

理由2.中華系端末の急激なクオリティアップ

理由2.中華系端末の急激なクオリティアップ

2つ目の理由は、HuaweiやMotorola(現在は中国系企業資本)などに代表される、安価なスマホの性能やデザインが、“大幅に”向上したことがあります。

これら全ての端末はキャリア縛りの無いSIMフリー。しかも、Xperiaと比べて非常に安価。さらに、デザインが以前に比べ洗練されてきています。

四条ねこ
安いスマホ=チープな構造が、ここに来て一気に変わってきているんだよね〜!
まの
デザイン性や性能が、かなりブラッシュアップされてきていますもんね。

Xperiaがダメということだけではなく、他のスマホの勢力が強大になっているため、“相対的に”失敗したのでしょう。

理由3.ターゲット層の不明瞭さ

理由3.ターゲット層の不明瞭さ

3つ目の理由は、そもそもXperiaのターゲットが“明確”に見えてこないことです。

四条ねこ
ターゲットって…誰っ!?

ラグジュアリーな高級路線。それがSonyが定めたターゲット層な気はするのですが、そこまで高級感もないですし、カメラもiPhoneやGalaxyと同等ですし…イマイチどこに向かいたいのか分かりません。

まの
Sonyお得意の映像美をウリにするなら、そろそろ有機ELにして欲しいですよね。
四条ねこ
まったくであーる。

Xperia XZ3 Infinityは『Mirai』デザイン?

海外のイメージデザイン。

次期Xperiaは、『Xperia XZ3 Infinity』と呼ばれるものになりそうです。そして、デザインも『Mirai(ミライ)』に変更されるのだとか。

『Xperia XZ3 Infinity』予想スペック

  • 4Kディスプレイ
  • ベゼルレスデザイン
  • ポップアップフロントカメラ
四条ねこ
これは、あくまでドナルドの“噂”だけどねー!

特に興味深いのは、『アンビエントフロー』デザインが1世代で廃止されるということです。SonyはXperia XZ2の失敗から、現行のデザインに区切りをつけるのだとか。

次期Xperiaに採用される『Mirai(ミライ)』デザインでは、今までの『オムニバランス』や『ループサーフェス』を踏襲した形になるのだとか。Sonyらしさが戻りそうですね。

Xperia XZ4は『5G』で“10周年”モデル?

Xperia XZ4は『5G』で“10周年”モデル?

もう少し先の未来、『Xperia XZ4』では、Xperiaの10周年モデルになり『5G』に対応するそうです。

四条ねこ
まだまだ先だけどねー。

発売は2019年上半期になるのだとか。

さたえり
みんなの予想が先に行き過ぎているやんね…。

総評:XZ2は…葬られる!?

総評:XZ2は…葬られる!?

評判の良くない『Xperia XZ2』、リークや噂の飛び交う『Xperia XZ3 Infinity』と『Mirai』デザイン。Sonyにとって、苦難続きになりそうです。

四条ねこ
実際に、Sonyのスマホ事業は芳しくないから、どこでテコ入れするかだよねー。
まの
だからこそ、1世代限りで『アンビエントフロー』は廃止する可能性がある分けですね。

後継機は2018年後半、2019年前半に“2機種”は投入されると言われています。ここがSonyの正念場になりそうです。

四条ねこ
どうなる…Sonyっ!?

XZ2も実際に見ると悪くはないんですけどね…。

この記事で紹介したガジェット

  • Sony|Xperia XZ1 SIMフリー
  • Huawei|P20 SIMフリー
  • Huawei|P20 lite SIMフリー
  • Motorola|Moto Z2 Play SIMフリー

おまけ

四条ねこ
散々な言われようだよねー。
さたえり
散々に言っているのは“ねこさん”やんね?
まの
言いたいことは分かりますが、ほどほどにしてくださいね?
四条ねこ
ビブラートに包んでいるから大丈夫っ!(ドヤッ)
さたえり
はいはい、“オブラート”ね。

おわり

Source:Engadget