『Xiaomi Pad 6』は ペン対応 & DP Alt Mode対応 で良さげ

描画性能によっては有力なお絵描きタブ候補
『Xiaomi Pad 6』は ペン対応 & DP Alt Mode対応 で良さげ
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記事のポイント
  • Androidタブレット『Xiaomi Pad 6』が日本でも発売開始
  • 約5万円と安価ながら“デジタイザーペン”と“映像出力”に対応
  • ジェネリックiPadやジェネリックGalaxy Tabになれるかも

日本でも『Xiaomi Pad 6』が発売されました。
当初はスルー予定だったのですが、デジタイザーペンとDP Alt Modeによる映像出力に対応しているとのことなので、一気に興味が湧いてきたのです。

二条ねこ

本命は『Galaxy Tab S9』なんだけど、円安で価格が跳ねそうだから、Xiaomi Pad 6も気になるのであーる。

まの

米ドル円レートも、相変わらずの円安傾向という感じですからね。

さたえり

ギークとしては、お財布が厳しい冬の時代やんね。

『Xiaomi Pad 6』が日本でも発売開始

Image:Xiaomi

Xiaomiは2023年7月27日(JST)、Androidタブレット『Xiaomi Pad 6』について、日本での発売を開始したことを発表しました。

販売価格は、6GB RAM/128GB ROMモデルが49,800円、8GB RAM/128GB ROMモデルが59,800円。OSは、Android 13ベースのMIUI 14。SoCは、Qualcomm Snapdragon 870。ディスプレイは、11インチ(WQHD/144Hz)。

Xiaomi曰く、ハイエンド仕様のタブレットとのこと。ただ、スペック的にはハイエンドというよりは、ミドルレンジより少し上といった感じ。とはいえ、約5万円で買えることを考えると、「さすがはXiaomi」と唸りたくなるコストパフォーマンスを備えております。

Xiaomi Pad 6は『デジタイザーペン』対応

Image:Xiaomi

お絵描きタブ好きとして気になるポイントがここ。Xiaomi Pad 6は、専用のデジタイザーペン『Xiaomi Smart Pen 2nd generation』に対応しているのです。

デジタイザーペンのスペックは、筆圧感知が4,096段階で、サイドボタンは2つ搭載、テールボタンは非搭載。バッテリー駆動で、ワイヤレスでの充電式とのこと。

Image:Xiaomi

タブレットに装着してペアリングと充電を行うという仕様からして、Apple PencilやHUAWEI M-Pencilと同様に、本機専用の独自ペンプロトコルが採用されていると推測。なので、描画性能は実機で確認したいところ。

欲を言えば、Galaxy Tabのように『Wacom EMR(Wacom feel IT technologies)』を採用してほしいのが本音。Wacom EMRは、描画性能も優れているし、ホバーカーソルも出る。しかも、互換性のあるペンが無数に存在しているので、自分好みのペン先やペン軸を探すのも容易なのです。

Xiaomi Pad 6は『DP Alt Mode』対応

Image:Xiaomi

XiaomiのAndroidデバイスといえば、映像出力プロトコルである『DP Alt Mode』に非対応というのが常。しかしながら、今回のXiaomi Pad 6は『USB 3.2 Gen 1』を採用しており、なんと『DP Alt Mode』にも対応しているとのこと。

日本の公式サイトでは触れられておりませんが、本国の公式ページでは、DisplayPortによる映像出力をサポートしている旨が記載されておりました。さすがに日本版だけオミットするということはないと思うで、ここに関しても期待大。もちろん、実機確認すべきですが。

ちなみに、Redditの『XIAOMI PAD 6 and f 6 Pro video output?』というスレッドを見ると、デスクトップモードのベータ版がダウンロードでき、それを用いれば『Samsung DeX』のように使えるとのこと。もしこれが本当であれば、ジェネリックGalaxy Tabとして使えそうです。

Xiaomi 13/Xiaomi 13 Proは“またも”『USB Type-C 2.0』

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2023年3月9日

まとめ「“第3”のお絵描きタブレットが登場」

まとめ
『Xiaomi Pad 6』の概要
  • 発売日
    • 2023年7月27日
  • 価格
    • 49,800円(6GB RAM/128GB ROM)
    • 59,800円(8GB RAM/128GB ROM)
  • スペック
    • Android 13
    • Qualcomm Snapdragon 870
    • 11インチ(WQHD/144Hz)
『Xiaomi Pad 6』の特長
  • 『デジタイザーペン』対応
    • 筆圧感知が4,096段階
    • サイドボタンは2つ搭載
    • バッテリー充電式
    • 独自ペンプロトコルっぽい
  • 『DP Alt Mode』対応
    • デスクトップモードはベータ版があるっぽい

Xiaomi Pad 6』ですが、価格を考慮すればかなりアリな予感。

お絵描きタブとして見ると、デジタイザーペンの描画性能が気になるところですが、ジェネリックiPadやジェネリックGalaxy tabとしては良さそうな感じがします。

二条ねこ

やっぱり気になるのは『ジッター』がどれくらい発生するか…なのであーる。

記事に登場したガジェット

おまけ

二条ねこ

とりあえず、『Galaxy Tab S9』の日本価格がどうなるかを見てからですな。

まの

現在のレート換算だと、一番下の『Galaxy Tab S9』ですら、余裕で10万円を超えてくるでしょうね。

二条ねこ

うぐぐ…円安め……。

さたえり

それは日本のSamsungも思ってるやろうね。割高感が出ちゃうし。

おわり