ミラーレスでEVF時代だからこそ。
Canon・Nikonがフルサイズミラーレス市場に参入してから、時代はミラーレス一眼一色に。そんな時代だからこそ、必須な機能を考えてみますぞ。
目次
私のカメラ遍歴から思うこと
私は仕事(デザイン系)でカメラを使うことがあるのですが、専業カメラマンではありません。なので、どちらかと言わなくても“素人”です。カメラ好きなギークな感じですな。
-
OLYMPUS PEN E-PL1
-
EOS Kiss X5
-
EOS 60D
-
LUMIX DMC-GM1 ← 現役
-
EOS 70D
-
LUMIX DMC-GH4
-
EOS 7D Mark II
こんな感じで、根っからのCanon・マイクロフォーサーズユーザーな私。
特に、EOSシリーズとLUMIXシリーズはUIが大好きで、カメラを選ぶならこの2社から選んでしまいます。
私のような人こそミラーレス一眼
こんな感じで、一眼レフとミラーレス一眼を両方使っていて思ったのが、ミラーレス一眼ならではの“優位性”でした。特に、私のようなカメラ下手こそ、ミラーレス一眼の恩恵を最大限に受けられると思ったのです。
ミスショットも減るし、楽にサクサクって撮れちゃうからね〜♪
ちょっと楽しすぎな感じはしますが、仕事でも使う私からすれば、簡単に撮れるのが良かったりします。
私的ミラーレス一眼必須機能
前述の通り、ミラーレス一眼の優位性は、“どういう写真が撮れるか予測できる”ということだと思います。それを踏まえて、私的ではありますが、ミラーレス一眼に必須だと思う機能を3つ綴っておきます。
必須機能1.常時絞りプレビュー
1つ目の必須機能は、常時絞りプレビューです。
一眼レフやミラーレス一眼で、被写界深度(ボケ味)を撮影前に確認するのに、絞りプレビューをすると思います。ボタンでプレビューするあれですな。それの“常時”絞りプレビューが、今後は必須な気がします。
SonyのαシリーズやPanasonicのLUMIXシリーズでついているこの機能。Panasonic的に言うと『常時プレビュー』ですね。これがあるとないとでは、かなり撮影の利便性が変わってくると思っています。
必須機能2.露出補正ダイヤル
2つ目の必須機能は、露出補正ダイヤルです。
一眼レフのときはあまり使わなかったのですが、ミラーレス一眼を使うようになってから、頻繁に露出補正を使うようになりました。そうなってくると、すぐに設定変更したいので、露出補正ダイヤルが欲しくなってきます。
必須機能3.USB充電
3つ目の必須機能は、USB充電です。
これはカメラの機能として直結はしないですが、“利便性”を考えるとあって欲しい機能。いちいち、専用のACアダプターを携帯するのも煩わしいですからね…。
USB充電については、Sonyが先行していたイメージですが、最近は他社も追随してくれているので、USB充電できるミラーレス一眼も、かなり増えてきた印象を受けます。
私的ミラーレス一眼希望機能
ここからは、必須とまではいかないけど、あると嬉しい(希望)機能を3つ書いていきます。
希望機能1.ボディ内手ぶれ補正
1つ目の希望機能は、ボディ内手ぶれ補正です。
これは、必須機能に入れるか迷ったのですが、一応あればいい枠に入れました。ただ、これからの時代は必須になってくると思います。
ミラーレス一眼はフランジバックが短いので、いわゆる“オールドレンズ遊び”をする人も多いと思います。そういう人からすれば、すでに必須機能だと思います。
希望機能2.純正テザーソフト
2つ目の希望機能は、純正のテザーソフトがあることです。
私はテザー撮影をすることが多いので、可能であればメーカー純正のテザー撮影ソフトがあって欲しいのです。ただ、ミラーレス一眼だと、そこまで対応カメラが多くない印象を受けます…。
しかし、昨年あたりから各社フルサイズミラーレス一眼の台頭もあり、プロユースを本格的に意識してくれた結果からなのか、純正のテザー撮影ソフトがミラーレス一眼でも対応してくれるようになってきました。これは、かなりありがたいですな。
希望機能3.スマホリモートアプリ
3つ目の希望機能は、スマホリモートアプリが使いやすいことです。
これは以前に比較記事を書いたのですが、CanonとPanasonicのスマホリモートアプリが、個人的には好印象でした。
とりわけ必須機能ではないと思いますが、各社アップデートを繰り返すことによってブラッシュアップされていっています。なので、どのカメラメーカーのスマホリモートアプリも使いやすい時代が来ると思います。
考えると…Sonyに行き着く?
これらの必須機能や希望機能を踏まえると、Sonyの『α7 III ILCE-7M3』かPanasonic『LUMIX DC-GH5』、Canon『EOS R』が個人的ベストな気がします。
▼Sony『α7 III ILCE-7M3』が、一番理想に近い。
▼Panasonic『LUMIX DC-GH5』は、現実的に良さげ。
▼Canon『EOS R』は、求める機能が入ってないがフィーリングが良き。
Sonyの『α7 III ILCE-7M3』は、Sonyらしいてんこ盛りな感じでコンパクトなボディも使いやすそう。タッチドラックAFがさらにキビキビすれば完璧に近そう。
Panasonicの『LUMIX DC-GH5』は、マイクロフォーサーズのセンサーサイズに許容できるなら、かなり現実的に良さげ。個人的には、センサーサイズは気にならないけど、ジョイスティックの斜め移動ができないのが玉に瑕。
Canonの『EOS R』は、ボディ内手ぶれ補正がないし、常時絞りプレビューもない。だけど、CanonのらしいUIやフィーリングが、個人的にはかなり合いそう。
機材ばっか買ってもしょうがない(そんなお金もない)ですし、決め打ちで買いたいのですが、なかなか難しいですね…。当然、レンズのラインナップも見ないといけませんし。
総評:簡単・綺麗・便利が必須かも
あくまで個人的な意見なのですが、2019年もミラーレス一眼のトレンドをまとめると、簡単・綺麗・便利という3要素が必須になってくると思います。
もちろん、素人意見なので違うと思う人もいると思います。ただ、逆に素人的には、やはり簡単便利で綺麗な写真が撮れるに越したことがない気もするのです。まずは、撮る楽しみを知って、スキルを上げていく流れも作れますし。
一眼レフが過去のもの…になったりして。
おまけ
おわり