新型ミラーレス一眼カメラ『EOS kiss M』が発売しました。なので、『Canon』の中の人に話を聞いて、オススメポイントをレビューしてもらいました。…これは『Canon』ミラーレス一眼の”本気”かも知れませんよ!
”テザー撮影”対応って聞いただけで、感動しちゃったよー!
とにかく記事を読んでいってよ〜!
目次
最強のCanonミラーレス!『EOS kiss M』発売!
2018年3月22日に『Canon』が、新型ミラーレス一眼カメラである『EOS kiss M』を発売しました。
同社のミラーレス一眼としては、『EOS M5』に次ぐ”中級機”としてのポジショニングだそうです。
しかし、”4K動画撮影”対応や、画像処理エンジンが最新の”DIGIC 8”になっていることから、『EOS kiss M』の方がスペック的に勝っている点も多いです。
なので、単純な『EOS M5』の下位機種ではなく、”下克上機種”と言っても過言ではなさそうです。
価格も”kiss”らしくお求めやすい価格で、『価格.com』の最安値で、65,000円(2018.3.26時点)となっています。メインにもサブにも”丁度良い値段”な気がします。
後で話すけど、APS-Cサイズのミラーレスとしては珍しく”軽量”で、且つ”バリアングル液晶”だから、使いやすいミラーレスって感じかなっ!
『EOS kiss M』は、ミラーレス黎明期の”女子向け”や”使いやすさ”にしっかりフューチャーした良機種だと思うっ!
スペック表を掲載しても良かったのですが、どう考えても公式サイトの方が詳しくなるので、スペックを知りたい人は下のボタンからどうぞ。…手抜きではないですよ!?
販売員直伝『EOS kiss M』のオススメなトコ
せっかくなので、中の人の話も聞きたいと思い、『Canon』の販売員さんに話をあれこれ伺ってきて、オススメポイントをレビューしてもらいました。
良いトコ1.同社ミラーレス初の”テザー撮影”に対応
『EOS kiss M』は、なんとミラーレスにしては珍しく”テザー撮影”に対応しています。しかも、この”テザー撮影”は同社の一眼レフと同じ『EOS Utility』も使うそうです。
ですので、ミラーレスの中でも、かなり使い勝手の良い”テザー撮影”を用いたカメラワークができると思います。
「一眼レフと同じことができるようにしたから、”kiss”という冠名を付けました。」って、『Canon』さんも言ってたよー!
良いトコ2.Bluetooth接続対応で、スマホやPCに自動転送可能
『Canon』の一眼レフ・ミラーレス一眼は、かなり前からWi-Fiに対応していましたが、今回の『EOS kiss M』はそれに加えて、Bluetoothに対応。それにより、スマホ(アプリ『Camera Connect』を用いて)への画像の転送が、自動でできるようになりました。
さらに、PCでも専用のソフト(『Image Tranfar Utility 2』)にて、画像の自動送信も可能になっています。
良いトコ3.”タッチ&ドラッグAF”は他社に肉薄!
ファインダーを覗きながらタッチパネルでAFポイントが変更できる、”タッチ&ドラッグAF”というのを『EOS kiss M』は搭載しています。
この機能自体は『Panasonic』の『LUMIX』が先行して搭載した機能で、『SONY』や『富士フィルム』も追随して搭載してきています。
しかし、『EOS kiss M』の”タッチ&ドラッグAF”は、この機能で先行している『Panasonic』に肉薄するレベルの使い勝手でした。
『EOS kiss M』の”タッチ&ドラッグAF”は、かなりのスムーズなフォーカシングが可能で、タッチパネルの感度も良好。少なくとも、『SONY』のαシリーズや『富士フィルム』のXシリーズに搭載されている同等機能よりも、使い勝手は抜群に良かったです。
正直、この機能は『Panasonic』が最強過ぎたけど、この『EOS kiss M』も”かなり良い線までいってる”ように思えたよー!
反対に『EOS kiss M』の残念なトコ
ここまで良いところばかり紹介してきましたが、『EOS kiss M』の残念なところもありました。『Canon』さんにも要望は出しておいたので、ここでも紹介しておきます。
残念なトコ1.USB充電不可
これは個人的にかなりガッカリだったのですが、『EOS kiss M』は”USB充電”できないそうです。充電はバッテリーを外して、付属のバッテリーチャージャーでする模様。
今どき、USB充電はかなり主流になってきているので、次のモデルでは是非採用をして欲しいところです。
私的な”回避策”しては、バッテリーチャージャーを互換USB充電器に替えて使うって感じかなー?
『EOS kiss M』のバッテリーは『LP-E12』です。なので、下の”互換USB充電器”を使うと、一応USB充電にはできます。無理矢理ですが…。
残念なトコ2.ケーブルレリーズ端子が無い
もう1つガッカリだったのが、”ケーブルレリーズ端子”が無いことです。
一応、リモートレリーズ自体はできるのですが、どうやら同社のワイヤレスレリーズ(『BR-E1』)を使わないといけないそうです。本当は有線でリモートレリーズしたかったんですがね…。
ワイヤレスでのレリーズはアプリでできるから、どっちかって言うと、”ケーブルレリーズ”を残して欲しかったっ!
『Canon』ユーザーじゃなくても”買い”なカメラかも?
『EOS kiss M』は、”kiss”という冠名が付けられているのが勿体無いくらいのミラーレス一眼だと思います。
もちろん、中級機ミラーレスらしく”チープな面”や”拡張性の少なさ”は気になりますが、”テザー撮影”が可能であったりと、この『EOS kiss M』でないとないような機能もあります。
価格面もどんどん高価格帯にシフトしているミラーレス一眼市場に対抗してか、お求めやすい価格での販売なので、『EOS kiss M』は機能面でも価格面でも”買い”な気がしました。
おまけ
最近のミラーレスは、どんどん高くなっていったからねー。これくらいがベストかもだねっ!
悩みますな〜うむぅ〜。
おわり
てか、”kiss”って付けられているのが勿体無いくらいの”良機種”だと思ったよー!