- 理想の物撮りカメラ構成を考える!
- 候補はEOS RかLUMIX S1!
- 悩ましいけど…どっちか買うぞ!
α7 IIIを手放して移行する。
数か月前にSony『α7 III』を購入したのですが、自分の物撮りスタイルに合わなかったので泣く泣く手放すことを決定。移行先候補は、Canon『EOS R』かPanasonic『LUMIX S1』。そこで今回、移行前に物撮りカメラに求めることを再考して、どちらにするか決めたいと思います。
売れている = 自分に合う
ではないんやもんね。
そうなのだよー。
目次
物撮りカメラを真剣に考える
冒頭で話したように、現在物撮りに使っているカメラ、Sony『α7 III』を手放すことにしました。
α7 III自体は人気かつ評価の高いフルサイズミラーレスだけあって、写りに関しては大満足。AFも評判どおりの俊敏さで、Sony機はAFが速いというのは本当だったのねと、しみじみと実感しています。そういうわけで、“撮影する”という面では素晴らしいカメラ。
ただ、巷で言われているとおりのUIの悪さ(特にもっさり感)や、物撮りの際に欲しいちょうどいいフォーカスエリアがないことに、だんだんとフラストレーションが溜まってきました。あと、細かい話ですが、端子カバーの開き方が好みじゃなかったり。カバーがぷらぷらする感じになっているので、LUMIX S1やX-T3のような開き方にしてほしかった。L字プレート装着時に干渉しやすいのが…。
そういうわけで、私的物撮りベストカメラを探すことに…!
プロでも何でもないけど、物撮りにはこだわりたいのだー!(形から入る人)
理想の物撮りカメラとレンズ
α7 IIIを使って分かった、“自分に合うカメラ”の像。
そこから、私にとっての理想の物撮りカメラとレンズを、もうちょっと考えてみます。
ちなみに、以前はずっとCanonとPanasonicユーザーだったので、基本的には慣れ親しんだUIに戻りたいという思いから、この2社を基準にして考えています。FUJIFILMも良さげだけど…冒険はしないので今回はスルーなのです。
求める物撮りカメラ
- EVFが高解像度・高倍率。
- AFエリアモード設定が多い。
- できればデュアルスロット。
α7 IIIの教訓から、フォーカスエリア(AFエリア・測距エリア)が細かく設定できるのが必須事項。引きで撮影するときはどのカメラでもそこまで困らないけれど、寄りで撮影するときに細かくフォーカスエリアが設定できないと、かなり物撮りには不便だと思っています。あとは、瞬時にフォーカスエリアを変更できるUI設計だと嬉しい。
私はあまり視力が良くないので、EVFが高解像度で高倍率な見やすいものであることも、理想の条件。ちょっと細かい話だけど、水準器が鬱陶しくない感じで表示されると、なお嬉しいかも。簡単に言っちゃうと、“覗きたくなるファインダー”であってほしい感じです。
とにかく、UIとUX重視なのであーるっ!
求める物撮りレンズ
- 単焦点ではなくズームレンズ。
- F値は明るい数値で固定されている。
- 最大撮影倍率が高い。
物撮りをするなら、単焦点のマクロレンズという手もあるのですが、1本でサクッとオペレーションしたいということもあるので、簡易マクロが使えるズームレンズぐらいが個人的には好き。このへんに私の手抜き感が出ちゃってますが…。
当然、F値は固定。予算的な問題もあるので、現実的にF4通しレンズで絞っています。単焦点ならもっと明るくて安いレンズはあるけど、可変倍率のレンズだとF4が財布的に限界なのです。
あとは物撮りなので、寄れること、大きく撮れること、この2点は大切。
ただ、フルサイズミラーレス向けレンズで考えると、Sony以外はそこまでレンズラインナップが豊富じゃないので、ベストというよりはベターな選択という感じになりそうです。
F値が明るくて、万能なレンズにするぞー!
私的物撮りカメラ候補
そういうわけで、理想の物撮りカメラ像を自問自答した結果、
- Canon『EOS R』+『RF24-105mm F4 L IS USM』
- Panasonic『LUMIX S1』+『LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.』
という2択まで絞りました。
ここから…選んで買うあーる。
Canon『EOS R』+『RF24-105mm F4 L IS USM』
有効画素 | 3,030万画素 |
ボディ内手ブレ補正 | - |
AF方式 | 顔+追尾優先AF 1点AF 領域拡大AF(上下左右) 領域拡大AF(周囲) ゾーンAF ラージゾーンAF(縦) ラージゾーンAF(横) |
シンクロ端子 | -(バッテリーグリップ側にあり) |
ディスプレイ | サイズ:3.15型 解像度:約210万ドット |
EVF | サイズ:0.5型 解像度:約369万ドット 倍率:約0.76倍 |
記録媒体 | SD・SDHC・SDXC(UHS-II・UHS-I) |
EOS Rのスペック。
最初はスルー方向だったのですが、何故か惹かれてしまうので、『EOS R』が第1候補。
巷で言われているように、スペックに出し惜しみしている感は否めないのは事実。カメラにそこまでスペックを求めないタイプなのですが、ジョイスティックがないことと絞り込みボタンがないことが、個人的にはネックになってきそう。でも、やっぱり大安定のCanonという感じで、実際に触るとしっくりきすぎて欲しくなっています。
焦点距離 | 24mm - 105mm |
F値 | F4 |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
RF24-105mm F4 L IS USMのスペック。
マウントアダプターという方法を除くと、レンズの選択肢はかなり少なく、現状では『RF24-105mm F4 L IS USM』がベターな感じでした。
憧れのLレンズなのにお求めやすくて嬉しい。だけど、ちょっとマクロ撮影という面では、寄れない感じが否めないのはネック。RFマウントなら、『RF35mm F1.8 MACRO IS STM』というマクロレンズがあるのですが、ハーフマクロなのが…さらに悩ましい。
EOS Rでシステムを組むと、現時点では満足度よりも将来性を重視して買う感じっ!
Panasonic『LUMIX S1』+『LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.』
有効画素 | 2,420万画素 |
ボディ内手ブレ補正 | ○(5軸) |
AF方式 | 自動認識(顔・瞳・人体・動物) 追尾 225点 ゾーン(縦・横) ゾーン(四角) ゾーン(楕円) 1点+補助 1点 ピンポイント カスタム1・2・3 |
シンクロ端子 | ○ |
ディスプレイ | サイズ:3.2型 解像度:約210万ドット |
EVF | サイズ:0.5型 解像度:約576万ドット 倍率:約0.78倍 |
記録媒体 | SD・SDHC・SDXC(UHS-II・UHS-I) XQD |
LUMIX S1のスペック。
個人的な大本命はPanasonicの『LUMIX S1』。こちらが第2候補。
予算オーバー感は否めないのですが、LUMIX S1は後述するレンズがキットレンズ化しているので、トータルでは意外と安くなる印象です。
フォーカスエリアも文句なし、UIも慣れ親しんだPanasonicらしい使いやすさで、サクサク撮れそうな予感。ちょっとボディーが大きいけれども、個人的には気にしてないのでネックにもならず。ファインダーは現行のカメラの中では最高峰の見やすさでした。唯一の懸念点は、シャッターフィーリングが軽いこと。好みがあると思いますが、もう少し重みのあるトルクの効いたフィーリングがよかったかなという印象です。
焦点距離 | 24mm - 105mm |
F値 | F4 |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.5倍 |
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.のスペック。
レンズは前述のとおり、キットレンズの『LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.』をチョイス。というか、選択肢がこれしかない気が…。
レンズ自体に簡易マクロ機能が搭載されているので、個人的にはこれで大満足。写りもなかなか良い感じ。好みでいうと、αやEOSのレンズのほうが写り的には好きなのですが、Lマウントなので最悪SIGMAに移行もできるので、そこはあまり気にしない方向にしています。
パナレンズとSIGMAレンズを使い分けられるシステム。そこに期待して買う感じっ!
まとめ「来月、買います。どっちにしよう…!?」
まだ悩んでいる感じの新しい物撮りカメラ選び。ただ、来月東京に行くので、それまでにはどちらかを選んで買う予定です。うーん…どうしよう!?
そこまでカメラには詳しくないので、購入してもレビューはするかどうか分からないですけど、しれっと紹介ぐらいはするかもしれません。これで来月もバッチリ金欠です。うう…。
カメラに負けない物撮り術を身につけるぞなもしっ!
おまけ
はい、ボーナスなしやね。
当然ですわね。
来年までボーナスなしあーる…。
いや、来年のボーナスもなしやからね。金額的に。
おわり
α7 IIIも良いカメラなんだけど、
の3つが、自分には合わなかったんだよねー。