神アプデ、確定。
既報のとおり、ハードウェア発表ナシとなってしまった『WWDC 2018』ですが、たっぷり時間を掛けて説明された『iOS 12』がエモすぎました。



既にいろんなメディアが取り上げているから、うちらは『iOS 12』だけをピックアップすることにしたよ〜!

目次
WWDC18はハードウェア発表ナシ

Apple好きなら一大イベントである『WWDC 2018(WWDC18)』ですが、皆さんはライブ配信で見たのでしょうか?

多くのテック系メディアが取り上げているように、残念ながら『WWDC 2018』では、ハードウェアの発表はなくソフトウェア関係のみでした。
ただ、去年が特殊だったので、今年はある意味”いつもどおり”なのですがね…。


ひょっとすると”秋のイベント”かもだねっ!
まだライブ配信を見ていない人は、アーカイブが公式でアップロードされているので、見てみると面白いですよ!
『iOS 12』の10の新機能

ハードウェア発表はなかったですが、その分たっぷりと『iOS 12』の紹介に時間が割かれていた印象を受けました。これは裏を返すと”iOSの超進化”ということだと思います。

1.動作が”軽く”、”速く”なった

年々、iOSは高性能になる代わりに、OSとしての”軽さ”が犠牲になっていました。特に『iOS 10』や『iOS 11』は旧機種で使っていてイライラしますよね…。
ところが『iOS 12』では一変。アプリの起動は40%、キーボードの表示は50%、カメラアプリの起動は70%も高速化されました。これだけでも、今回のiOSは”当たり”だと思います。


この『iOS 12』は、『iOS 11』が利用できる機種なら”全てアップデート可能”とのことです。これはアップデートすべきですね。
2.『ARKit 2』にバージョンアップ

ARKitが進化して『ARKit 2』になり、ARゲームやアート、買い物と多種多様に使われるようになります。


2人でARゲームをできるようです。
コンシューマーのAR体験は、今まで1人で楽しむことが多かった印象ですが、この『ARKit 2』では一度に複数の人間がAR体験をできるようになっていると感じました。

デモンストレーションでは、LEGO(レゴ)も登場。
自分の作ったレゴをARカメラ越しで見ると、街が現れたり、草木が生い茂ったり、キャラクターが動き出していました。

3.新アプリ『Measure』

先程の『ARKit 2』を利用したアプリとして、『Measure』をリリースするそうです。

これはARカメラを利用して、物の長さを計測が可能です。一度に複数の長さを計測することも可能です。

4.『写真』アプリの検索性向上

アップデートする度によく分からなくなっていく『写真』アプリですが、『iOS 12』では、検索性が向上するようです。



今回から『For You』というタブが追加されて、写真が自動整理されるそうです。現行の『メモリー』とどう違うのかは、使ってみてからですね。
5.『Siri』が大幅パワーアップ

『iOS 12』の『Siri』では、新たにユーザーの行動からおすすめする機能と、Siri起動のショートカットを登録することができるようです。

デモでは、「I lost my keys(鍵をなくした)」と言うと、Tileアプリが起動するように設定していました。

これを使いこなせれば、Siriを使うことが多くなりそうっ!
6.使いすぎ防止機能の実装

『iOS 12』では、ユーザーのスマホやタブレットの使用時間や行動をチェックし、スマホ依存にならないようにアラートや制限を掛けられるようです。


どれくらい利用したかは、週に1回レポートが届くようです。意外と不要なアプリチェックにも使えそうですね。
7.『Animoji』で”舌認識”するように

日本ではそこまで馴染みがないかも知れませんが、『Animoji(アニ文字)』が新たに”舌”を認識できるようになりました。


8.Animojiに『Memoji』が追加

先程のAnimojiに『Memoji(ミー文字)』という”アバター”機能が追加されました。

デモでは、『Memoji』のエディットをしていたので、より自分に近いアバターが作成可能だと思います。



9.『FaceTime』がグループビデオ通話に対応

こちらもあまり日本では馴染みがない『FaceTime』ですが、『iOS 12』ではグループビデオ通話に対応しました。
このグループビデオ通話は、最大32人とのやり取りが可能だそうです。デモンストレーションを見る限り、発話している人の画像が拡大される仕様になっているように見えました。

グループビデオ通話でも、『Animoji』や『Memoji』が利用可能だそうです。

10.iBooksが『Apple Books』に名称変更

電子書籍アプリの『iBook』が『Apple Books』に名称変更をするようです。
新機能としては、今読んでいる本を表示する『Reading Now』やオーディオブック専用タブが新設されました。また、今までよりもシンプルなUIに変更されます。


新プロダクトは”秋イベント”に期待!

そんな感じで、『iOS 12』や新しいmacOSである『macOS Mojave(モハーヴェ)』などのソフトウェア周りの発表に留まりました。
ただ、本来のWWDCはこんな感じなので、プロダクト関連は9月に行われるイベントに期待したいところです。今度こそ『iPhone SE 2』や『MacBook Pro 2018』が出ると思います。



ここまで情報が出てて、発表ナシだったからね〜。
おまけ





おわり