Surface Pro 6が『Windows 10 Home』な理由をMicrosoftに聞いたよ!

答えは本家に聞くに限る!

新型Surfaceになって、一番変わったこと。それはWindowsのエディションが“Home”になったことでしょう。でも…どうして?それをMicrosoftに直撃しました!

四条ねこ
Microsoftの人と話す機会があったから、聞いてきたんだよー!
さたえり
ねこさん…何者なん!?
まの
意外とベールに包まれてますからね…。

5から6で“Pro”が“Home”になった

5から6で“Pro”が“Home”になった

『Surface Pro 6』は、昨年の10月に発表された、Surfaceシリーズの最新作です。気づいたら、もう6世代目になるのですね。(私は3世代目と5世代目を所有)

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2018.10.03

当然、CPUも進化しており、排熱システムも向上。さらに、新色である“ブラック”も追加された、まさに珠玉のモデル…なのですが。

まの
…が?
四条ねこ
OSが『Windows 10 Pro』から『Windows 10 Home』になってるぅううう!?
さたえり
ねこさん、最初から知ってたでしょ。

製品名に“Pro”と入れているにもかかわらず、OSのエディションは“Home”とはこれいかに…。多くのメディアが発表当時、がっかりしていた覚えがあります。私もちょっぴりショックでしたなぁ。

まの
でも、そもそもどうして『Windows 10 Home』に変更されたのでしょうね?
四条ねこ
ふっふっふー♪
それを今回Microsoftに聞いてみたんだよ〜!

Microsoftに聞いたPro → Homeな理由

Microsoftに聞いたPro → Homeな理由

そういうわけで、どうしてSurface Pro 6は『Windows 10 Pro』の採用をやめて、『Windows 10 Home』という“グレードが下”なエディションに変えたのかを、Microsoftの中の人に聞いてみました。

Q.どうしてHomeエディションに?

Q.どうしてHomeエディションに?

まず、どうしてHomeエディションに変更されたのでしょうか。

これについては、

  • BitLocker
  • Windows Update

が絡んできます。

以前のSurface Proは『Windows 10 Pro』を採用していたので、ユーザーがBitLockerでドライブを暗号化したり、Windows Updateの自動更新を強制無効にしたりできました。

特に前モデル(Surface Pro 2017年モデル)で、今まで以上に多くのライト層に普及したようで、それらを判断してProエディションは“不要”と判断し、Surface Pro 6ではHomeエディションにしたようです。

まの
確かに、一般層はBitLockerを使わないですが、それだけだと動機として弱いですよね?
四条ねこ
そうなんだけど、次の質問の答えがそれを明確にしてるんだよー。

Q.なぜ今になって変更したの?

Q.なぜ今になって変更したの?

なぜ、6世代目というタイミングで、Homeエディションに変更したのでしょうか。

その答えは、前述した前モデル(Surface Pro 2017年モデル)のライト層への大幅な普及が、少し絡んでくるようです。

Surface Pro 2017年モデルがライト層に普及した結果、

  • BitLockerで暗号化して戻せなくなった件の問い合わせ
  • 自動更新を無効にして不具合が出た件の問い合わせ

が、Microsoftにかなり多くなったそうです。

四条ねこ
BitLockerを有効にして起動できなくなったとかとか…。
さたえり
いろいろいじっちゃったわけやね。

要するに、ライト層に普及したことを考えて、ユーザーが使いやすいように(言い換えると、余計なことをしないように)、“あえて”エディションをHomeにしたようです。

Q.これって“劣化”では?

Q.これって“劣化”では?
さたえり
でも、それやと旧来ユーザーは損しないん?
四条ねこ
それを販売価格を下げることによって、Microsoft的にはペイしてるみたいっ!

多くのユーザーにとってProエディションは不要なので、Homeエディションにしたぶん価格を下げて、購入しやすくしたそうです。

なので、Proエディションにしたい人は、ユーザー自身でMicrosoft Storeにてアップデートしてくださいとのこと。以前よりは、数千円割高になる計算ですが、それはご理解して欲しいとのことでした。

四条ねこ
ちょっと手間にはなるけど、そういうことみたいっ!
まの
値下げでトレードオフということですね。

Microsoftの思惑

Microsoftの思惑

これは私の見解なのですが、Surface Pro 6でHomeエディションに変更した思惑には、Windows Updateを自動更新して欲しいというものがあると思います。

四条ねこ
乱暴だけど、iOS・macOSと同じ考えだと思うなー。

Appleもそうですが、原則としてサポートというのは、最新のOSにアップデートをしていることを前提としています。

なので、メーカー側(Microsoft)的にも、余計なサポートの手間を増やしたくないのもあり、強制的にアップデートがされるHomeエディションに誘導したいのでしょう。ライト層が購入するなら、それはなおさらです。

四条ねこ
Homeエディションで、自動更新の無効の“裏技”が使えなくなってきているのも、OSを強制的にアップデートさせたいからだと思うんだよね〜。
まの
まぁ、そのためにHomeとProという、2つのエディションに分けていますしね。

なので、ギークな人からすると、エディションは“Pro一択”になるわけで…。

総評:思惑隠れるSurfaceの販売戦略

総評:思惑隠れるSurfaceの販売戦略

今回、Microsoftの中の人に、Surface Pro 6が『Windows 10 Home』になった理由を聞いてみました。するとそこには、Microsoft的にOSをアップデートして欲しい思惑が隠れているように思えます。

四条ねこ
OSを強制的にアップデートするのも嫌だけど、ずっとしないのもリスキーだからね〜。
まの
ユーザー側に選択権があるのが一番ですが、これもWindowsがmacOSみたいになったからな気がしますね。

おそらく、Windowsがナンバリング(XP・Vista・7など)をやめて、macOSと同様のスタイルを取り始めたからこそ起きたことだと思います。強制的にアップデートをさせることによって、サポートコストを抑えることができますし、セキュリティーリスクも低減できますからね。

四条ねこ
アップデートしないのは自己責任ってことだねー。
ちなみに、Surface Book 3のエディションがどうなるかは、まだ分からない
ようです。

おまけ

四条ねこ
あ、Surface Pro 7では『USB Type-C』採用になるのかなー?
まの
そろそろなって欲しいですよね。
さたえり
他メーカーだと、標準装備になってきてるんやしね。
四条ねこ
なったらポチるっ!
ならなかったら…ポチるっ!!
さたえり
どっちにしても買うんやね…。

おわり