- 開発を円滑化するために小型の高級キーボードを導入したい!
- Win/Mac対応でキーマップ変更可能なキーボードが条件!
- 小型高級キーボード探しはまさに沼なのであった!
尊師スタイルへの憧れ。
仕事(開発)環境の見直しの一環として、まずは小型高級キーボードを導入することにしました。今回は、そのキーボード選定と、どんな使い方をしようとしているかのお話。


…ですわね。

うむむ、ハマりそうな予感がすーる。
目次
はじめに

本稿で探しているのは、キースイッチにメカニカル方式や静電容量無接点方式を採用した、いわゆる高級キーボードでテンキーレスの製品。そのテンキーレスキーボードの中でも、60%や40%等の小型化された高級キーボードです。
利用目的は主に開発で、Windows OS・macOSの両方で利用します。ゲームに利用するつもりはなく、いつでもどこでもコーディングのお供…として使っていきます。

そして、『尊師スタイル』で使いたいっ!

…尊師スタイル!?

気になる人は各自調べてどうぞっ!
求める小型高級キーボードの条件

■条件
- コンパクトテンキーレス型
- キーマップ変更可能
高級キーボードの中でも私が求めているのは、モバイルができそうな“小型”な高級キーボード。さらに、その小型高級キーボードの中でも、もう少し条件を出して絞り込んでいきます。
【条件1】コンパクトテンキーレス型
モバイルすることを想定しているので、キーボードサイズはテンキーレスの中でも、さらにダウンサイジングした配置をした製品を選んでいきます。これは前述のとおり。
【条件2】キーマップ変更可能
Windows OS・macOSとOSを跨いで利用することや、macOSを中心とした開発環境で利用することを考慮して、キーボード側にキーマップ(キーバインド・キーアサイン)を変更できる機能が欲しいところ。
キーマップの変更自体はサードパーティのソフトで変更はできるのですが、デバイスごとに設定するのが面倒なことや、ハードウェア側(キーボード側)にキーマップを保存したい。なので、DIPスイッチやそれに準ずる機能(ハードウェアマクロ)を持った製品を積極的に選んでいきます。
小型高級キーボードの購入候補
【候補1】PFU HHKB Professional HYBRID Type-S

キー配列 | 英語配列 日本語配列 |
キースイッチ | 静電容量無接点方式 |
接続方式 | USB Type-C Bluetooth |
備考 | DIPスイッチ搭載 キーマップ変更可能 |
HHKB Professional HYBRID Type-Sのスペック
この手の小型高級キーボード探しで絶対に避けては通れないのが、PFUの『Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S』の存在。当然、これが第1候補。
価格が高い、それだけがネックで、それ以外は私が求めるキーボードそのもの。特に、UNIXライクなControlキーがAキーの直左にある点が最高。キーマップ変更機能も充実しており、マルチデバイスでの利用が考慮されているのも良き。王道すぎてギーク感はないものの、尊師スタイルで使っている先人も多く、導入ハードルは本当に価格のみ。
【候補2】FILCO Majestouch MINILA-R Convertible

キー配列 | 英語配列 日本語配列 |
キースイッチ | メカニカル方式(Cherry MX 茶/青/赤/黒/ピンク軸) |
接続方式 | Mini USB Bluetooth |
備考 | DIPスイッチ搭載 |
Majestouch MINILA-R Convertibleのスペック
国内メーカーでの小型メカニカルキーボードといえば、FILCOの『Majestouch MINILA-R Convertible』もかなり良さげ。こちらが第2候補。
キースイッチには超定番のCherry MX各軸を採用(個人的には赤軸かピンク軸が好み)。DIPスイッチを搭載しており、macOSに最適化したモード(簡易Macモード)が搭載されているのも、両刀ユーザー的には嬉しいところ。Mini USBなのが解せぬ…ですが、Windows寄りの配列で使うならMajestouchかもしれません。
【候補3】Vortexgear POK3R V2

キー配列 | 英語配列 |
キースイッチ | メカニカル方式(Cherry MX Low Profile赤軸) |
接続方式 | USB Type-C |
備考 | ハードウェアマクロ搭載 |
POK3R V2のスペック
王道ばかり見ても面白くないので、Vortexgearの『POK3R V2』を、第3候補としてピックアップ。
HHKBやMajestouch MINILA-Rに比べると、少し配列が変則的(同社のCOREよりは断然普通寄り)なので、そこをどう扱うかになりそう。ハードウェアマクロ対応で、通常のQWERTY配列に加えて、Dvorak配列やColemak配列のレイアウトも利用可能。いわゆるマニア向けだと思うので、ある意味では尊師スタイルと相性が良いのかも……。
【候補4】Razer Huntsman Mini

キー配列 | 英語配列 日本語配列 |
キースイッチ | 光学方式(Razer Clicky/Linear Optical Switch) |
接続方式 | USB Type-C |
備考 | プロファイル登録可能 |
Razer Huntsman Miniのスペック
最後は仕事で使う(使える)のか未知数なところが多いけど希望枠として、Razerの『Razer Huntsman Mini』を、第4候補として検討中。
Razer独自の光学式キースイッチを採用しているので、Cherry MX軸やALPS軸しか知らない私からすると、それだけで気になってしまう。明らかにゲーミングキーボードとして存在している製品なので、macOSとの親和性は気になるところ。とはいえ、“別腹”としてシレっと買うかもしれません。
おわりに

余談なのですが、こうやって小型高級キーボード探しを本格的にし始めたのは、Vortexgear『CORE』を使い始めたからだったりします。
このVortexgear COREは40%サイズの小型メカニカルキーボードで、キー配列もかなり特殊。HHKBのように、自分が一番使いやすい形に煮詰めていく愉しみがあるキーボードではあるのですが、それを仕事で使うキーボードでやっていくのが大変だったので、本稿で別の小型高級キーボードを探したというわけだったのです。

オブジェとしても映えるのであーるっ!

使わんのかーい!!
まとめ「小型高級キーボードは沼である」

普段、Mac中心で使っているので、とりわけキーボードを探す必要性もあまりなかったのですが、いざ探し出すと沼is沼の予感しかしません…恐ろしい……。
どれを買うかはまだ決めかねているのですが、購入したらボチボチと別の記事で紹介していきます。これから複数の小型高級キーボードのレビュー記事が出てきたら、つまり“そういうこと”です。

Vortexgear COREの話もしたいけど、使いこなすのが難しいのであーる……。
おまけ

どういう口実を作って、いろんなキーボードを買っていくべきか……。

あーあ……。

…もう沼に嵌る前提なのですね。
おわり
これは“沼る”やつやんね……。