- Dropbox PaperにmacOS版がやってきた！
- Evernoteなどにはない魅力的な独自機能も多数！
- まだまだ“ベータ版”な感じでクセは強め！
待望のデスクトップアプリ登場！
Dropboxのメモアプリ、『Dropbox Paper』。長らくWebアプリしかなかったのですが、知らない間にデスクトップアプリ版（macOS版）が登場していました。そこで、デスクトップアプリ版Dropbox Paperのダウンロード方法と簡単な概要を見ていきます。
まだ“ベータ版”ですからね。
将来に期待ってわけやね。
macOS版Dropbox Paper登場
Dropbox Paperのロゴ。
クラウドストレージサービスの大手Dropboxが運営している『Dropbox Paper』。
この『Dropbox Paper』とは、大枠ではメモアプリ（ドキュメント共有アプリ）に分類されるのですが、ユーザー間でのドキュメントの共有や編集も可能。なので、1人はもちろん、複数人でのメモの共有に向いているサービスとなっています。
パソコンからは当初、Webブラウザー上からアクセスする必要があった。
2016年8月にオープンベータ版として、iOS・Android向けのアプリを公開。しかし、パソコン向けには専用アプリがなく、WindowsやMacからDropbox Paperを利用するには、WebアプリとしてWebブラウザー上から利用するか、もしくは非公式アプリを使う必要がありました。
ところが、知らない間に『macOS版Dropbox Paper（ベータ版）』が、Dropbox上からダウンロードできるようになっていました。つまり、やっとパソコン向けにもインストールできるデスクトップアプリが登場したわけです。
これでようやく、Evernoteと同じ土俵に上がったわけであーるっ！
macOS版Dropbox Paperのダウンロード方法
macOS版Dropbox Paper（ベータ版）のダウンロード方法なのですが、自分のDropbox Paper（Webアプリ上）からダウンロードする仕組みになっています。
Web上のDropbox Paperからダウンロードする。
まず、自分のWeb上のDropbox Paperから、デスクトップアプリをダウンロード ベータ版を選択します。もし、表示されていない場合は、右下の？アイコンを先に選択しておきます。
ポップアップが表示されたら、ダウンロード可能になる。
すると、ポップアップウインドウが表示されるので、Paperアプリをダウンロードを選択。すると、ダウンロードが開始されるので、あとは普通にDropbox Paperアプリを開くだけです。
macOS版Dropbox Paperの簡単な概要
それでは最後に、macOS版Dropbox Paper（ベータ版）の簡単な概要を見ていきます。
macOS版Dropbox Paper｜ホーム画面
macOS版Dropbox Paper（ベータ版）のホーム画面はこんな感じ。
EvernoteやBearに比べると、幾分か…いや、とてつもなくシンプル。シンプルなのは使いやすいとは思うのですが、ちょっとこれはシンプルすぎる気もしなくはないですね。UIやUXについては、正式版でブラッシュアップされることを期待。
macOS版Dropbox Paper｜メモ編集画面【1】
メモの編集画面は、iA Writerのフォーカスモードのような、カーソルを画面の中央に固定にしてテキストを追加していく形。このタイプはちょっと好みが分かれるところ。
macOS版Dropbox Paper｜メモ編集画面【2】
Dropbox Paperは基本的にはMarkdown記法対応で、見出しタグはh3までのようです。ちなみに、見出しタグをつけると、メモの左端に目次が出る親切設計。
また、デベロッパーには嬉しいコードブロック対応。しかも、ちゃんと言語を認識してシンタックスハイライトまでしてくれる。これはEvernoteにはない機能（Evernoteもハイライトしてほしい）ですね。囲い込みにも対応しているので、Dropbox Paperを自分用Wikiのように使うのもアリ。
macOS版Dropbox Paper｜メモ編集画面【3】
他のメモアプリにはないであろう、Dropbox Paper特有の機能の1つとして、画像のようなタイムライン形式のカレンダー機能があります。
Dropbox Paperは複数人での閲覧や編集に主眼を置いているので、タスクの割り当てや簡易のTo Do機能のようなものも備わっています。
macOS版Dropbox Paper｜メモ編集画面【4】
さらに面白い機能として、YouTube動画を埋め込むことが可能。
画像やOfficeファイルが挿入できるメモアプリは数あれど、YouTube動画が埋め込めるメモアプリはそうそうないはず。どう使うかはユーザー次第ですが、いろいろ面白いことに使えそうな可能性は含んでいます。
オフラインでは一切利用できないのが痛い。
このmacOS版Dropbox Paper（ベータ版）、デスクトップアプリではあるが、ご覧のとおり、オフライン環境では一切使えません。編集はおろか、メモのライブラリーすら見せてくれないという、かなり残念な設計になっています…今のところはですが。
というか、これってWebアプリをラップしただけじゃ……。
この仕様はちょっと…ねー。
まとめ「アプデ次第で化ける可能性アリ」
待望のデスクトップアプリとして登場した、macOS版Dropbox Paper（ベータ版）。ただ、現状はEvernoteや他のメモアプリの代替となるまでは厳しそう。
まだベータ版なので、今後のアップデートに注目しつつ、デスクトップアプリとしてのDropbox Paperの進化を期待したいところ。個人的には、オフラインで使えるようにしてほしいかな。でないと、いろいろ不便ですし……。
サブとしてしばらく使ってみるあーる。
おまけ
いろいろ惜しいですわね。
そうなんだよねー。
Dropboxとの連携は、ねこちゃん的にエモみポイントだし、もっとブラッシュアップされれば…かなー！？
良い意味でEvernoteを脅かす存在になってほしいやんね。
おわり
化ける要素はあるけど、まだまだ…って感じかなー！？