消費電力が少ないブラウザーは!?
ブラウザーによって、PCのバッテリー持ちが変わるのはご存知ですか?どのブラウザーが、最も“低消費電力”かを検証してみます。
今回のお題
今回の自由研究のお題は“最も低消費電力なウェブブラウザーを調べる”です。
ブラウザー…いろいろありますよね?みなさんは、どのブラウザーを使っていますか?
使用するブラウザーにより、PCやスマホの消費電力が変わることはよく聞きます。ならば、自分の手で検証してみようというわけです。
でも、Windowsとはそこまで結果は変わらないと思うから、Windowsユーザーも参考になるはずっ!
仮説
ブラウザーのより消費電力が異なるのは事実。
しかし、ベンチマークをしているのが、MicrosoftだったりAppleだったりと“企業サイド”ばかり。あとは、海外メディアとかですね。Microsoftは自社の『Microsoft Edge』、Appleは自社の『Safari』を最も低消費電力なブラウザーと言うのは当然です。
ウリ文句として“低消費電力”と謳っているが、実際は誤差程度にしか変わらないのではないかというのが、私の仮説です。
検証
今回、消費電力を検証するブラウザーは以下の通りです。
- Firefox
- Safari
- Google Chrome
- Sleipnir
- Brave
- Vivaldi
検証方法
検証方法は、YouTube動画を流すことにしました。
- タブはYouTubeの1タブのみ。
- バッテリーが10%減少する時間を計測。
- 動画は1080pで統一。
- 表示される画面サイズも統一。
- MacBook 2017年モデルを使用。
検証開始—終了
…。(計測中)
…。(計測終了)
検証結果
さて、各ブラウザーのバッテリー消費電力を検証しました。非常に時間が掛かりますね…。
ブラウザー名 | 10%あたりのバッテリー持ち時間 |
Firefox | 29:50.39 |
Safari | 59:19.14 |
Google Chrome | 45:10.28 |
Sleipnir | 56:00.37 |
Brave | 42:27.23 |
Vivaldi | 35:23.14 |
各ブラウザーの10%あたりのバッテリー消費時間。
意外や意外、ブラウザーによって、かなり消費電力に“差”が生じました。
一番駆動時間が短い(悪い)ブラウザーは、『Firefox』でした。反対に、一番駆動時間が長い(良い)ブラウザーは、『Safari』でした。macOSでの検証なので、Apple純正の有利さが働いたのかも知れません。
同じレンダリングエンジンでも、ブラウザーによってバックグラウンドで動いている要素に差があるのでしょうか…。
研究まとめ
今回の結果は、個人的には“意外”な結果になりました。ここまで変わると、利用ユーザーも驚きを隠せないはずです。
- 消費電力にかなり差異がある。
- macOSにはSafariがよい。
- Firefoxはレンダリングエンジンが悪い?
もちろん、これはあくまで個人の検証なので、確実性は低いのは事実。しかし、裏で数回検証したのですが、どうしても『Firefox』だけバッテリーの持ちが悪かったです。
結論
今回の結論は…
macOSでブラウザーを使うなら『Safari』が最強!
ということです。
おまけ
完全なる利己的企画であーるっ!
おわり