- 目的:良さげな『タッチパッド付き一体型キーボード』を探す
- トラックポイント一体型やトラックボール一体型も存在
- キーボードだけでマウスカーソルが操作できるのは非常に便利
Bluetooth接続の『タッチパッド付き一体型キーボード』や『トラックポイント付き一体型キーボード』などを、ノーブランドを除いて探してみました。この手の製品は、iPadやMeta Quest 2で使うと便利なので、1つぐらい持っておくのがおすすめです。
ポインティングデバイス自体、かなりの底なし沼ですからね。
…いろんな沼があるんやねぇ。
目次
タッチパッド/トラックパッド一体型キーボード
富士通『FMV Mobile Keyboard』
富士通『FMV Mobile Keyboard』は、「至極の文字入力」と謳われれている、Bluetooth接続・有線接続に対応したタッチパッド一体型キーボード。
この手のキーボードにしてはキーサイズも大きく、変則的なキー配列もナシ。Bluetoothはマルチペアリング(最大3台)に対応しており、切り替えも簡単でインジケーションも分かりやすく親切。また、キーボードバックライトまで搭載している。
筆者はクラウドファンディングで出資して入手したのですが、タッチパッド一体型キーボードとしては、現状これが最高峰だと断言できます。ただ、唯一ネックだと感じているのが、フットプリントがiPad Pro 12.9″よりも大きいこと。つまり、少々大きいのです。
Logitech『K830』
Logitech『K830 Illuminated TV Wireless Touch Keyboard』は、Meta Quest 2に正式対応している、無線接続(UnifyingとBluetooth)に対応したタッチパッド一体型キーボード。
Meta Quest 2に正式対応しているため、VR空間で仮想キーボードを表示できるようになっています。また、Bluetooth接続だけでなく、Unifying接続も可能。キーボードバックライトも搭載しています。
おそらく、Meta Quest 2でのVR表示に対応した数少ないキーボード、というのが原因で熱狂的な人気を博しており、ずっと入手困難な状態に。おかげで、転売地獄と化しています。定価は99ドルなので、間違っても定価以上の値段で買わないように。
トラックボール一体型キーボード
ELECOM『TK-DCP03BK』
ELECOM『TK-DCP03BK』は、Bluetooth接続・有線接続に対応したトラックボール一体型キーボード。
パチンコ玉ぐらい小さなトラックボールではあるのですが、れっきとしたトラックボール一体型キーボード。Bluetoothはマルチペアリング(最大3台)に対応。OSごとにキー配列を最適化するモードを搭載しています。乾電池駆動なのも地味にポイント高い。
ELECOM公式サイトを拝見すると、「販売終了」との記載があるので、市場流通分で終了となります。できれば同社には、後継機種をリリースしてもらいたいところ。ニッチではありますが、一定数の支持者が常にいるカテゴリーですので。
トラックポイント一体型キーボード
Lenovo『ThinkPad TrackPoint II Keyboard』
Lenovo『ThinkPad TrackPoint II Keyboard』は、ThinkPadブランドを冠した、無線接続(2.4GHzとBluetooth)に対応したトラックポイント一体型キーボード。
言わずと知れた“赤ポッチ”こと、ThinkPadのアイデンティティであるトラックポイントを搭載した、Bluetoothキーボード。何度かモデルチェンジを繰り返しており、ついにUSB Type-Cになりました。おそらく、前掲の富士通『FMV Mobile Keyboard』と双璧をなす人気製品。
余談ですが、ThinkPadの『トラックポイント』、正式名称は『ポインティングスティック』だそう。ちなみに、dynabookでは『アキュポイント』、Dellでは『トラックスティック』、NECでは『NXポイント』、と呼ばれています(HPは『ポインティングスティック』そのまま)。
タッチセンサー搭載キーボード
Prestigio『Click&Touch 2』
Prestigio『Click&Touch 2』は、キートップ表面にタッチセンサーが搭載されているキーボード。
接続方式は、無線(2.4GHzとBluetooth)と有線(USB Type-C)の両対応。Bluetoothはマルチペアリング(最大3台)にも対応している。キートップに搭載されたタッチセンサーによって、タッチパッドとしても利用可能。また、ジェスチャー機能にも対応している。
使いやすいかは微妙…なところですが、ガジェットとしての魅力はあります。ただ、約2万円と少々お高い。
Innopresso『Mokibo』
Innopresso『Mokibo』は、キートップ表面にタッチセンサーが搭載されているキーボード。
端的に言えば、前掲したPrestigio『Click&Touch 2』のちょっと機能が少ない版。こちらも、キートップに搭載されたタッチセンサーによって、タッチパッドとしても利用可能。
こちらもガジェットとして買うなら、という感じ。価格はClick&Touch 2より安く、約1万円。
まとめ「これもキーボード沼な予感」
ノーブランドなども含めれば、もっと数がある『タッチパッド付き一体型キーボード』や『トラックポイント付き一体型キーボード』と呼ばれる変わり種キーボード界隈。
個人的には、富士通『FMV Mobile Keyboard』と、Lenovo『ThinkPad TrackPoint II Keyboard』を持っておけば事足りる気はしますが、ちょっと沼に嵌まりそうな感じも……。
iPadOS 16の目玉機能『Stage Manager(ステージマネージャ)』で使うのが、本命の目的なのであーる。
おまけ
Meta Quest 2でのVR対応キーボード、もっと増えればいいんだけどねー。
思ったよりも増えませんよね。
ちょっと試験的な機能って感じもあるし、継続してサポートされるのかは注目やね。
おわり
うーむ、沼要素がありますな。