- ドコモオンラインショップでの白ロム購入は若干複雑!
- そもそも白ロムで買える端末と買えない端末がある!
- 白ロム購入可能端末の中でも一部条件が異なるものも!
“ドコモに訊いてみた”
ドコモオンラインショップで端末のみ(白ロム)購入をするための条件や、買える端末・買えない端末、支払い方法、スマホおかえしプログラム、SIMロック解除…などの購入システムを整理してみます。
き、厳しいですわね。
めっちゃハードル高いやん!
目次
ドコモオンラインショップで端末のみ購入可能
NTTドコモが運営する『ドコモオンラインショップ』では、回線契約を伴わない端末を購入することが可能になっています。
要するに、いわゆる『白ロム』についても、直販であるドコモオンラインショップで購入することができるというわけです。ただし、全製品が端末のみ(白ロム)で購入できるわけではありません。また、端末のみ購入にはいくつかの“条件”があるため、その点を理解した上で購入手続きを踏む必要があります。
これが端末のみ購入の基礎知識であーる。
ドコモオンラインショップで白ロムは買えるってことやね。
端末のみで買える機種・買えない機種
スマホおかえしプログラム 対象端末 |
スマホおかえしプログラム 非対象端末 |
予約購入端末 (在庫切れ端末) |
端末のみ購入可能 | 端末のみ購入不可 | 端末のみ購入不可 |
ドコモオンラインショップでの端末のみ購入の可否判定
ドコモオンラインショップでは、NTTドコモと回線契約を結ばずに、端末のみで購入できる機種と購入できない機種が存在しています。
NTTドコモでは端末購入サポートプログラムとして、『スマホおかえしプログラム』というサービスが実施されています。このスマホおかえしプログラムの対象となっていない端末については、端末のみ(白ロム)購入はできません。
また、スマホおかえしプログラムの対象であっても、ドコモオンラインショップ上で予約購入となっている端末(在庫切れを含む)については、同じく端末のみ購入ができません。
つまり、docomo/ahamo回線未契約者がドコモオンラインショップで端末のみ購入するには、
- スマホおかえしプログラム対象端末である
- ドコモオンラインショップに在庫がある
という、2つの条件に合致している必要があります。
NTTドコモ未契約での端末のみ購入条件
| 条件 | 備考 |
支払い方法 | 36回払い | 一部機種例外アリ |
スマホおかえしプログラム | 加入必須 | 一部機種例外アリ |
dポイントクラブ | 加入必須 | 一部機種例外アリ |
ケータイ補償サービス | 加入不可 | - |
AppleCare+ | 加入不可 | - |
各種クーポン | 適用不可 | - |
本人確認書類 | 購入時必須 | 運転免許証必須 (運転経歴証明書も可) |
その他 | 予約購入不可 在庫切れ購入不可 個人名義のみ購入可能 |
- |
端末のみ(白ロム)購入条件
NTTドコモ(docomo・ahamo)未契約者が、ドコモオンラインショップで端末のみ(白ロム)購入をするためには、上表の条件を満たしている必要があります。
かなり条件があるのですね。
簡単に買えるわけじゃないんやね。
例外について
■例外の概要
- 『スマホおかえしプログラム』加入不要(任意で加入可)
- 36回払い以外の分割払い(24回・12回)可能
- 一括払い可能
ドコモオンラインショップで端末のみ(白ロム)購入をするためには、スマホおかえしプログラムに加入して、支払い方法を36回払いにする必要があります。
しかし、一部の端末については、例外的にスマホおかえしプログラムが任意加入になっており、支払い方法もより自由度の高いものになっています。
SIMロック解除について
ドコモオンラインショップで販売されている端末は、いわゆるキャリア端末です。ですので、SIMロックがかかっているのですが、注文時の支払い方法をクレジットカードにすることで、SIMロック即時解除可能な状態で端末が手元に届くようになっています。
ちなみに、キャリア端末のSIMロックについては、2021年10月から原則禁止になることが、総務省よりアナウンスされています。なお、“原則”となっているので、すべてのキャリア端末がSIMロックフリーになるわけではないようです。(総務省参照)
スマホおかえしプログラムについて
端末購入サポートプログラムである『スマホおかえしプログラム』は、支払い方法を36回払い割賦にし、24回払い後に端末を返却することにより、最大12回分の残債を免除してくれるというサービス。
ドコモオンラインショップで端末のみ(白ロム)購入をするには、スマホおかえしプログラムの加入が必須(一部端末除く)というのは前述のとおり。
白ロム購入時に加入したスマホおかえしプログラムについては、24回払い後に端末を返却しなくても特にペナルティーはありません(NTTドコモに確認済)。なので、スマホおかえしプログラムを利用して端末を返却せずに、そのまま手元に端末を残しておくことも可能です。
買いたい端末が白ロムで買えない可能性
端末のみ(白ロム)で購入するためには、一部例外はあるものの、スマホおかえしプログラムに加入して、支払い方法を36回払いにする必要がある。また、購入に本人確認書類が必須で、運転免許証・運転経歴証明書しか対応していない。…そう、ドコモオンラインショップで端末のみを買うのは非常にハードルが高いのです。
36回払いという割賦回数も大変ですし、昨今の車離れから運転免許証を持っていない人も少なくないでしょう。今後は総務省の指示によって変わってくるかもしれませんが、現状では“買いたい端末が白ロムで買えない”という可能性は大いにあります。
そうはいっても、ドコモオンラインショップで販売されている機種には魅力的な端末も多く、中にはSIMフリーとして販売されてないものもあります。ただ、そのためだけにdocomoのギガプランを契約するのは、ちょっともったいない。
ですので、個人的におすすめなのが、NTTドコモの新プラン『ahamo』を契約すること。
ahamo契約者であれば、スマホおかえしプログラムの加入も不要で、普通に機種変更(という体)で端末を購入することができるようになっています。
しかも、端末のみ(白ロム)では買えない機種についても、ahamo契約者なら購入することができます。ですので、もしahamoユーザーやahamoを契約するか悩んでいるのであれば、ぜひドコモオンラインショップをフル活用してもらいたいところ。
これがahamo契約者の隠れた特権なのであーるっ!
さすがはahamo推しの信者やね!
それって…褒めてる!?
まとめ「白ロム購入のハードルは激高」
NTTドコモ未契約でも端末のみ(白ロム)購入ができるようになった『ドコモオンラインショップ』ですが、調べてみるとハードルはまだまだ高いのでした。
とりわけ購入のハードルとなりそうなのが、
- 支払い方法の限定(原則36回払いのみ)
- 本人確認書類の限定(運転免許証・運転経歴証明書)
という、支払いと本人確認書類の問題。
白ロム販売は利益率が極めて低いとは聞くのですが、ひょっとすると、そこも含めて乗り気じゃないのかもしれません。もちろん、改善はされてほしいですが…ね。
な、なかなかに厳しいのであーる……。
おまけ
キャリア端末の周波数帯域の問題も含めて、総務省がもっと突っ込んでいくのかなー!?
現状では白ロムを他のキャリア回線で使うと、通信品質がバンドが足りないぶん落ちてしまう可能性も含んでいますからね。
うーん…やね。
おわり
ドコモオンラインショップで端末のみ購入をするには、
…の条件をクリアすべしっ!