- 10月にAppleが新型Macの発表を行う説が濃厚に!
- 過去の傾向から“火曜日”にイベントがあるっぽい!
- 半導体不足問題から買うなら争奪戦を覚悟せねば!
“開催は10月19日!?”
新型MacBook Pro/Mac mini/AirPodsが2021年10月中に発表される、という説が濃厚になってきました。そこで本稿では、10月開催(らしい)のApple Eventの噂を予習していきます。


24インチiMac、使ってなくない!?

完全に死蔵になってますよね……。
Apple Eventの開催日予想

■イベント開催日予想
- 2021年10月19日(火曜日)
- 2021年10月26日(火曜日)
※いずれも現地時間。
多くの海外Tech系メディアや著名アナリストの方々は、新型MacBook Pro/Mac mini/AirPodsが、10月か11月の“火曜日”に発表されると予測しているようです。

Image:Apple
macOS Monterey beta 7のソースコードから、既存のMacには存在しない画面解像度の記述が発見されたことにより、新型MacBook Proについては、発表がまさに間近に迫っていることが分かります。

Image:Apple
現行のmacOSである『macOS Big Sur』がリリースされたのが、2020年11月12日でした。
なので、beta Ver.内にある新たな画面解像度の記述や、過去のmacOSリリース日と照らし合わせると、macOS Montereyが登場するタイミングかそれ以前に、新型MacBook Pro(と新型Mac mini)が発表される、と考えるのはいたって自然なことでしょう。
そして、Appleは火曜日にイベントを好んで開催する傾向にある(先日の『California streaming.』も火曜日だった)ので、10月19日・10月26日に開催されるという予想にも合点がいきます。

ねこさんの開催日予想は?

現地時間の2021年10月19日午前10時…ですなっ!
発表が予想される新製品

■新製品リリース予想
- MacBook Pro
- MacBook Pro 14″
- MacBook Pro 16″
- Mac mini
- AirPods 3
10月に開催されると言われている新製品発表イベントでは、MacBook Pro・Mac mini・AirPods、がお披露目されるのではないかと噂されています。
MacBook Pro

Image:Apple
■新型MacBook Proの噂
- 14インチと16インチの2サイズ展開
- MagSafeでの充電が復活
- プロセッサーにApple M1X搭載
- RAMは16GBと32GBを用意
- GPUコアが異なるモデルを用意
- 鳴り物入りだったTouch Barは廃止
- SDカードスロットとHDMIが復活
- 価格は1,799ドルがスタート
新型MacBook Proには『Apple M1X』というプロセッサーが搭載され、14インチと16インチの2モデル展開になるというのが、もっぱらの噂。これらは、現行のIntel MacBook Proとの入れ替わりでリリースされるそう。
現行の『Apple M1』には、外部ディスプレイへの出力が1枚まで(DisplayLinkを利用すれば2枚め以降も一応制約付きで可能)、eGPUが利用不可、Thunderboltポート数の制限…などなどのネックがあります。このあたりの諸問題が解消されていてほしいところ。
ちなみに、『Apple M1X』プロセッサーは、CPUが12コアになり、最大3.2GHzのクロック周波数だそう。GPUコアは16コアと32コアの2種類あるようなので、Apple A15 Bionicのように同プロセッサーでもスペック違いのものが用意されているのかもしれません。
あとは、待望のMagSafe充電が復活したり、不人気なTouch Barが廃止される模様。このあたりの動きについては、通称“ゴミ箱”なMac Pro(第2世代)から、“おろし金”なMac Pro(第3世代)への刷新に似ている気がします。

Apple M1Xにいくつかモデルが存在してるのは、半導体不足対策な感じがするんだよねー。しかも、同時に上位と下位の棲み分けもできるし、本当なら上手な回し方であーる。

財務畑のTim Cookらしい、マネジメント手腕ですわね。

変にギークじゃないところが、結果的に奏功してるのかもですなっ!
…噂が真実ならだけど!!
Mac mini

Image:Apple
■Mac mini新型の噂
- プロセッサーにApple M1X搭載
- AC内蔵からACアダプターに変更
- Thunderbolt 4を4ポート搭載
- 筐体デザインが刷新され薄型化
- 価格は1,099ドルがスタート
新型Mac miniもMacBook Proと同様に、プロセッサーには『Apple M1X』が採用されるそう。Mac miniだけ特別なプロセッサーが採用されることは考えにくいため、搭載プロセッサーに関しては順当な予想という感じ。
また、従来のMac miniから筐体デザインが変更され、より薄型化がなされるようです。そのデザイン変更が影響してか、AC/DCコンバータが内蔵されず、外付けACアダプター駆動に変更とのこと。付属のACアダプターは、24インチiMacのようなマグネット装着式が採用されるのではないかと噂されています。
Mac miniはすでにApple Silicon化しているため、もし新型がリリースされれば、現行のMac miniは下位モデルとして併売される気がしています。そう考えると、1,099ドルという価格設定も納得がいくわけなのです(M1 Mac miniは699ドルがスタート)。

新型Mac miniも、現行のIntel Mac miniを入れ替えるために出そうな感じあーる。

Intel Mac miniの価格が、まさに1,099ドルやもんね。
AirPods 3

Image:Apple
■新型AirPodsの噂
- デザインの刷新
- Bluetooth SoCの改良
- 空間オーディオ対応
- ワイヤレス充電対応
- 価格は199ドル
新型AirPods(3rd Gen)は、AirPods Proのデザインを踏襲したものに刷新。オープンエアー型という点は変更ナシだそうですが、AirPods ProやAirPods Maxと同様に『空間オーディオ』に対応してくると噂されています。
新型はQi規格のワイヤレス充電対応モデルのみのリリースとなるそうで、販売価格も現行のAirPods with Wireless Charging Caseと同じ199ドルになると言われています。新型とは言っても、AirPods Proの下位モデル的な位置付けになると思うので、そこまで高価にはならないでしょう。

AirPods ProとAirPods Maxを持っているわたしからすると、あまり興味が湧かないのであーる。

AirPods Proから乗り換える必要性はなさそうやもんね。
最大の敵は半導体不足

個人的には、新型MacBook Proがリリースされれば間違いなく買う(内容によっては新型Mac miniも欲しい)のですが、そこで気になるのが昨今の半導体不足問題。これこそが、“最大の敵”と言ってもよいのではないでしょうか。
今年の5月に発売された24インチiMacも、いわゆる予約合戦に負けると、1か月程度待たされるという事態に陥っていました。もちろん、それだけ売れているということなのでしょうが、半導体不足によって、安定した数を供給できないというのも理由としてはあるはず。

ましてや、新型MacBook Pro/Mac miniに関しては、半導体不足が原因で、予定より発売が後ろ倒しになってしまっているとも言われています。
24インチiMacよりも、今回の新型MacBook Proのほうが注目度は高いですし、著しい半導体不足もあることから、今まで以上の争奪戦になるのではないかと個人的には踏んでいます。下手をすると、2次出荷分からは2022年にずれ込むなんてことも…無きにしも非ず。

やはり、問題は発売日に入手できるかですよね。

そうなのであーる。
まとめ「M1X Macは争奪戦の予感」

10月19日か10月26日に開催されると言われている、新型MacBook Pro/Mac mini/AirPodsの発表イベント。
おそらく、多くのAppleユーザーの関心は、『Apple M1X』を搭載すると目されている新型MacBook Proでしょう。もちろん、筐体デザインが刷新されれば、新型Mac miniも注目されるはず。
Apple M1のウィークポイントが解消されていれば、まさに“待望”のモデルになるので、新型MacBook Proと新型Mac miniは争奪戦になる予感がしています。

潤沢な弾数があることを祈りたいあーる。
おまけ

真面目な話、8GB RAMだとLightroomが激重なんだよねー。
特に、ぼかし系のブラシ補正をかけると、レインボーサークル連発で使い物にならないのであーる……。

まあ、そうなりますよね。

そもそもだけど、Adobe系はメモリ食い過ぎっ!ひどい!!

だから、MacBook Proを導入するわけやね?

そゆことあーる。
価格との相談だけど、できれば32GB RAMモデルを狙いたいですなー。
おわり
■Reference
TechRadar, IoT Gadgets, MacRumors, TweakTown, Tom's Guide
MacBook Proは“絶対”買うぞっ!