もし、今から紹介するアプリをスマホに入れているなら、考えた方がいいですよ…。ひょっとすると、”堕天使”が住んでいるかも知れません。
目次
あなたのスマホは大丈夫?”堕天した”危険なアプリたち
第5位.セキュリティソフトのくせに!『CM Security』
第5位は、”セキュリティソフト”なのに、しつこく広告を出しまくるアプリ『CM Security(現:Security Master)』です。
最初に断っておくと、『CM Security』のウイルスセキュリティ機能に関しては、問題ないと言われております。また、現在の『Security Master』については、評判が悪いわけではないようです。
『CM Security』は、1にも2にも、”広告”のオンパレード。しかも、一見広告と思えない出し方なのが問題でした。
開発は中国『Cheetah Mobile』です。
第4位.買収され堕天した『ESファイルエクスプローラー』
第4位は、『百度』に買収されてはるか地底へと堕天した『ESファイルエクスプローラー』です。
古参の『Android』ユーザーなら使っている人も多かったはずの、優秀なファイルマネージャー『ESファイルエクスプローラー』ですが、中国企業の『百度』に”個人情報を送信している”という疑惑があります。
元々は別企業が開発していたのですが、2013年に数億円で『百度』が買収。買収後の『ESファイルエクスプローラー』のシステムファイルの中には、『baidu SDK』というものがありました…。
第3位.スパイウェアアプリ疑惑『ドルフィンブラウザ』
第3位は、スパイウェア問題で一時期『Android』ユーザーや『iPhone』ユーザーを揺るがせた、人気ブラウザアプリの『ドルフィンブラウザ』です。
まぁ…今は問題も収束しているから大丈夫だとは思うけどねー!
『ドルフィンブラウザ』は「”スパイウェア”が組み込まれているのではないか?」という問題がありました。ただし、実際はそのようなことはなく、”設計上のミス”でデータを外部サーバに送信していたそうです。
尚、開発元の米『MoboTap』が公式で謝罪、問題の機能を修正・削除したことにより、現在では問題はないそうです。
第2位.百度になり堕天『Simeji』
第2位は、『Android』黎明期から絶大な人気を誇り、問題があった後でも人気が根強い、IME(日本語入力)ソフトの『Simeji』です。
逆さにして、網で焼いて、バター醤油で…美味しいよね〜!
この『Simeji』は、疑惑ではなく”本当に”問題がありました。
2013年に、ユーザーが入力した情報を無断で外部に送信していることが発覚。2014年に、他社のサービス『みんなの顔文字辞典』へ”Dos攻撃”に準ずるような行為を行っていたことが発覚しました。
尚、現在では問題は解消されているようですが…アプリをダウンロードするかどうかは、あなた次第です。
第1位.良アプリからの最凶堕天『QuickPicギャラリー』
栄えある”くない”第1位は、良質なアプリだったのに、買収後にゴミアプリに堕天してしまったと言われている『QuickPicギャラリー』です。
『QuickPicギャラリー』というアプリは、『Android』ユーザーだと、かなり有名な画像管理アプリだと思います。
元々は非常に評判も良く、ユーザーフレンドリーなアプリだった『QuickPicギャラリー』さん。
ところが、2015年に中国企業の『Cheetah Mobile』に里子に出された(買収された)ら、急に堕天してしまいました。
買収してから、『QuickPicギャラリー』はユーザーのデータを無断で、自社のサーバにアップロードしていると言われています。非常に恐ろしいですよね…。
▼堕天使…の涙です。
総評:不用意にアプリをダウンロードしないこと!
日本人は、良くも悪くも”のほほん”としてしまっているところがあります。
『Android』に限らず、ソフトウェアには”良いもの”から、”極悪非道なもの”まであります。
なので、ちゃんと調べたり確認せずに、不用意にアプリやソフトをダウンロード&インストールすることは、できるだけ控えましょう。
日本では馴染みがないですが、世界では”スパイ活動”が盛んな国もあります。ですので、”自分の情報は自分で守る”ことを常に意識して行動したいですね。
おまけ
確かに、日本人はある種”平和ボケ”している人もいますからね。
▼『Android』にもセキュリティソフトは”必須”ですね。