- 新型が出ないMacBook 12インチの代替ラップトップを探した!
- MacにMacBook 12インチの穴を埋める存在はいない!
- WindowsでもよいならMateBook X 2020が真の代替候補一番手!
MacBook 12インチの復活を待ちつつ。
Apple Silicon搭載で新型MacBook 12インチ復活…と思わせておいて、復活せず。MacBook Air(M1)は魅力的だけど、若干デカ重。そこで、復活しないMacBook 12インチの代替探しの旅に出ました。
見つけたんやね!?
でも、macOSではないですよね?
目次
MacBook 12インチ復活せず
Mac史が動いた、『Apple Event November 2020(One more thing)』という、Mac関連の新製品発表イベント。
■発表されたApple M1搭載Mac
発表イベント前の噂段階では、「MacBook 12インチが、Apple Silicon搭載で復活するかも?」と、ちょっと期待させるようなものもありました。しかし、実際にはご存知のとおり、新型MacBook 12インチは登場せず。
Appleの未来はAppleのみぞ知る…なので、将来的には新型MacBook 12インチがApple Silicon搭載で登場するという可能性も無きにしもあらず。ただ、Macに搭載されるCPU(SoC)が Apple M1 = ARM(RISCアーキテクチャ) となった。そうなると、同じくARMなiPad Proとのブランディングの観点から、永遠にMacBook 12インチが復活しない可能性も、心に留めておく必要があると思っています。
MacBook 12インチが復活する前に、iPad ProがMac化しそうな予感あーる。
全デバイスARM化と考えると、Appleの狙いはエコシステムや開発ベースの一元化ですからね。その可能性のほうが高そうですわ。
MacBook Air(M1)は代替にならない
Apple自社製SoCである『Apple M1』搭載のMacだと、MacBook Airが一番軽量コンパクトなポジションになっています。なので、MacBook 12インチ難民とすれば、まずはこのMacBook Air(M1)を比較検討するはず。
MacBook (12インチ) |
MacBook Air (Apple M1) |
|
画面サイズ | 12インチ | 13.3インチ |
画面解像度 | 2,304×1,440 (16:10) |
2,560×1,600 (16:10) |
サイズ | 280.5×196.5×3.5–13.1mm | 304.1×212.4×4.1–16.1mm |
質量 | 920g | 1,290g |
MacBook 12インチ vs MacBook Air(M1)
MacBook 12インチ難民が求めているのは、最高のスペックではなく、必要十分なスペックとコンパクトなサイズ感。ですので、見た目に関する部分だけ、MacBook Air(M1)と比較してみました。CPU云々は、サプライヤーも異なれば製造年も異なるので、もはや比較する余地もないでしょうから。
そうそう、私はこのMacBook Air(M1)を購入したクチ。ただ、スペックは最高だけど、このフットプリントの大きさと約1.3kgの重さというのは、MacBook 12インチの代替には全然ならないというのが率直な感想。MacBook Air(M1)は最高のデバイスだし、Apple SiliconというMac史の新たな船出に初乗りできるのは楽しいです。ただ、MacBook 12インチ難民は救ってくれませんでした。エスタード島に取り残されたまま……。
エスタード島?…DQ7ですわね!?
DQ7は至高!でも、DQ3も好きなんだよねー。BGMだとDQ2とかも……。システムはDQ5も好きだし、これは悩みますなー。
うーん、Mac関係ないやんね。
真の代替はMateBook X 2020
MacBook Air(M1)は魅力的ではあるが、MacBook 12インチの後継機種ではない。いろんな意見があるのは承知ですが、私はそう思っています。
そうなると、もはやMacは諦める必要があります。MacBook Airが現行のラインナップでは、もっともコンパクトですので。そこで、OSをWindowsまで広げて探してみると、『HUAWEI MateBook X 2020』というノートパソコンがエモみ、ということに着地しました。
…話は逸れるのですが、Windowsなノートパソコンで12インチを探してみると、びっくりするくらいに製品の絶対数が少ないことが分かります。どうやら、12インチという画面サイズ自体がノートパソコンにおいてマイノリティな存在になっているようです。
狭額縁化して、 12インチ → 13インチ になっているってこともあるけど、あんまり日本以外でウケが良くなかったというのもありそうだよねー。
MateBook X 2020が代替になる理由
■代替になりうる理由
- サイズ:13インチだけどフットプリントが12インチ級
- アスペクト比:玄人好みの3:2な比率
- 解像度:3K2Kの広大な作業領域
- トラックパッド:MacBookっぽくて大きい
人によっては、「Huaweiのノートパソコンなんて代替にならない」と思う人もいるはず。私も今まではスルー方向だったのですが、今回のHUAWEI MateBook X 2020は別。
調べていくうちに、かなり玄人好みな仕様でかつ、練りに練られた仕様だということに気がつくはず。そうそう、揺れに揺れているHuawei界隈ですが、パソコンに関しては特に影響がなく、HUAWEI MateBook X 2020も、普通にWindows 10がOSとしてインストールされています。なので、まったくもって普通のWindowsノートパソコンです。
ハブられたのはGMSだけという謎…フレテハイケナイ。
サイズ:13インチだけどフットプリントが12インチ級
HUAWEI MateBook X 2020 | MacBook (12インチ) |
|
幅 | 284mm | 280.5mm |
高さ | 207mm | 196.5mm |
厚さ | 13.6mm | 3.5–13.1mm |
質量 | 1,000g | 920g |
HUAWEI MateBook X 2020とMacBook(12インチ)のサイズ・質量比較
HUAWEI MateBook X 2020のほうが、MacBook(12インチ)よりもフットプリントが大きく、約80g重たい。…それだと、HUAWEI MateBook X 2020の優位性がないと思いがちですが、HUAWEI MateBook X 2020は13インチディスプレイ搭載。12インチではないのです。
そう考えると、13インチで12インチ級のフットプリントに収めてきたことが凄い。重さも、わずか80gの増加なら、MacBook 12インチ難民も許容できるはず。
13インチでもっと軽いノートパソコンがあるのですが、フットプリントがMacBook 12インチよりも結構大きくなってしまうのがネック。なので、軽さを取りつつ、フットプリントを12インチ級にキープしたいなら、HUAWEI MateBook X 2020がよい落とし所だとではないでしょうか。
アスペクト比:玄人好みの3:2な比率
HUAWEI MateBook X 2020 | MacBook (12インチ) |
|
画面サイズ | 13インチ | 12インチ |
アスペクト比 | 3:2 | 16:10 |
HUAWEI MateBook X 2020とMacBook(12インチ)のディスプレイ比較
HUAWEI MateBook X 2020が、MacBook(12インチ)の代替になりそうだと思ったのが、フットプリントのコンパクトさに加えて、アスペクト比が3:2ということ。
MacBookシリーズは16:10なので、3:2ではない。ただ、正直言って、アスペクト比3:2のほうが使いやすいと感じる人が多いはず。16:9は縦領域が狭すぎるので、開発にはちょっと不向き。でも、3:2ならば、テキストエディターでの縦の表示領域を稼げる。OSは違えど、開発目的で買うならば、このアスペクト比が3:2というのは推しポイント。
解像度:3K2Kの広大な作業領域
HUAWEI MateBook X 2020 | MacBook (12インチ) |
|
画面解像度 | 3,000×2,000 | 2,304×1,440 |
HUAWEI MateBook X 2020とMacBook(12インチ)の画面解像度比較
HUAWEI MateBook X 2020の画面解像度が3,000×2,000という、広大な表示領域を持っているのもポイントが高い。
Windows 10もアップデートを重ね、旧来のWindows OSよりもフォントも綺麗になったし、アンチエイリアス処理もまあまあ許容範囲内(依然macOSには勝てないけど)。いわゆるRetina的な処理も上手くなり、高解像度のディスプレイを活かす土壌が整っている。
そうなると、やはり画面解像度は1,920×1,080なFHDでは物足りない。そう考えていくと、HUAWEI MateBook X 2020の3K2Kな画面解像度が結構アリな線。
トラックパッド:MacBookっぽくて大きい
HUAWEI MateBookはどこかMacっぽい。このデザインについての好き嫌いは別として、HUAWEI MateBook X 2020のトラックパッドが広大なのは大歓迎。そして、キーボードもMacっぽい。これ、大丈夫なのかな。
面白いのが、HUAWEI MateBook X 2020のトラックパッド(名称:HUAWEIフリータッチ)には、NFCタグが内蔵されているという点。これでHuawei製スマートフォンと連動できる(マルチスクリーンコラボレーション等)というわけです。
凄いMac感やね……。
ここまでのクローンっぷりって、逆に凄い気がしてくるよねー。
まとめ「MacBook 12インチの代替はMateBook X 2020かも?」
Huaweiのスマートフォンやタブレットには興味があるのでポチポチと買っていたのですが、ノートパソコンに関しては完全スルーでした。ただ、今回のHUAWEI MateBook X 2020はかなり良さげ。
願わくば、本家本元のApple様に、新型MacBook 12インチを発表してもらいたいところ。ただ、その期待はかなり薄い。
ならば、MacBook 12インチ難民を救ってくれるのは、このHUAWEI MateBook X 2020かもしれません。フットプリントが大きいのと、重たくてもいいなら、MacBook Air(M1)が至高なんだけど…ね。
欲しいけど、ちょっとお高いのが悩みどころであーる。
おまけ
新型MacBook 12インチ、2021年Apple M2で復活…という夢を見たいぞー!
どうでしょうね。
MacBook Airがファンレスになるくらいやし、技術的障壁はなさそうやのにね。やっぱ、需要の問題なんやろうね。
うー、かなしみ……。
おわり
そして、帰ってきたのであーるっ!帰還!!