iOSアプリ版YouTube MusicのUI評価—発見が楽しいがオンライン前提かも?

これから…だしね。

有料の『YouTube Premium』に加入し、使うこと早1ヶ月。私は主に『YouTube Music』をiPhoneで利用してるのですが、ヘビーに使うと分かる“大きな欠点”が…

まの
大きな欠点…ですか?
さたえり
そうなんよ。
オンライン前提な感じで、音楽アプリとしてはうーんな部分が多い気がするんよ。
四条ねこ
母体がYouTubeだからこそ、“異色”な部分があるのかもだねー。

1ヶ月ヘビーに使っての感想

1ヶ月ヘビーに使っての感想

日本でも始まった『YouTube Premium』ですが、基本が0円で使えるサービスなこと、月額課金が1,000円強ということもあり、積極的に使っている人が思ったよりも少ないイメージです。

そんな中、私は音楽サービスである『YouTube Music(YouTube Music Premium)』目当てで加入し、超ヘビーに1ヶ月使ってみました。
今回はその結果を“音楽アプリとしてのUI”という観点から、レビュー的なことを書いてみたということです。

さたえり
うちは、
iPhone × YouTube Musicアプリ
って使い方をしているから、本記事はそれを踏まえての評価やよ!

ちなみに『YouTube Premium』関連の記事は、以下のような感じでまとめています。(気が向いたら読んでね!)

iOSで『YouTube Premium』を1,550円 → 1,180円で入る方法!これが噂の“Apple税”だね?

2018.11.17

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24時間耐久レースで感じた『YouTube Premium』不要論と必要論

2018.12.12

簡単な評価

■良いトコ

  • 新たな曲に出会えるUX。
  • 片手で使えるUI。
  • YouTubeらしいサービス展開。
■悪いトコ

  • オンラインありきすぎる。
  • 曲の管理がイマイチ。
  • 音楽再生機能が主でない。

あとで詳しく書くとして、簡単な評価をするとこんな感じ。

やはり、母体が動画共有サービスであるYouTubeであることから、「YouTubeありきだね」と思うようなアプリ構成だと感じました。

まの
どういうことですか?
さたえり
他の音楽アプリとは“アプローチが違う”気がするんよね。

あくまでiOSアプリ版としての評価

これは“お断り”なのですが、私はiPhone XSを使っていて、『YouTube Music』のサービスについても、iOSアプリ版にしか言及できません

この手のアプリは、iOSとAndroidでUIやアプリ構成が異なることも多いのですが(本アプリがどうなっているかはAndroidを持っていないため不明)、私が使っている環境がiOSなので、今回はそれについてのみ話すことにしています。

良いトコ—発見を促すUI

良いトコ—発見を促すUI
さたえり
使っていて面白いなって感じたのが、“新しい曲を発見できる”ことやね!

とにかく発見が楽しい!

探すに特化したUIに感じる。

探すに特化したUIに感じる。

このYouTube Musicアプリの面白いところは、“探す”ことの楽しさや、新たな好みの“発見”ができるところ。

さたえり
イメージ的には、CDショップにコンシェルジュがいて、一緒に好きな曲を探してくれる感じやよ!

新作の楽曲はもちろん、自分の検索結果や再生履歴から、似ている楽曲や好きそうな楽曲を探してくれるのです。この手の仕組みは他でもありそうですが、特にYouTube Musicアプリでは、そこのUXに特化している印象を受けました。

さたえり
曲を探すのが楽しいってことやよ!

片手で完結できるUIが秀逸

楽曲を探す楽しみをもたせてくれるUI。

楽曲を探す楽しみをもたせてくれるUI。

母体がGoogleだけあって、片手で完結できる爽快感のあるUIは秀逸

画像を前面に出して、視覚的に探しやすくしているので、曲を発見する楽しさの新しい体験をもたらしてくれているイメージを持ちました。

実際、私はYouTube Musicアプリを使わなかったら、乃木坂46を聞くことはなかったと思います。音楽の好みの視野が狭くなっている人ほど、使っていて感動する部分があるような気がします。

さたえり
ここから楽曲を注文するフローがあっても、かなり面白いような気もする!
まの
母体がAmazonならあったかも…ですね!
四条ねこ
定額サービスらしい面白さがある感じだよねー!
さたえり
そうなんよ!
いろんな曲に出会えるのが、定額サービスの強みやと思うんよね。

悪いトコ—音楽アプリとしてのUI

悪いトコ—音楽アプリとしてのUI
さたえり
反対に、純粋な音楽アプリとしての使い勝手が微妙なのが気になるかなぁ…。

隅に追いやられているライブラリー

『YouTube Music』アプリと、『Amazon Music』アプリのUIを比較してみました。

下のタブ欄を見てもらうと分かるのですが、再生中の音楽にジャンプできるタブがYouTube Musicアプリにはありません(再生中のみタブの上部に帯表示)。一番右の『ライブラリ』というタブも、これから紹介しますが、割と簡素な作りです。

要するに、音楽アプリとしてのライブラリー要素が、わりと隅に追いやられている感じです。探す > 聞くなウェイトですね。

さたえり
お世辞にも今のままやと、従来の音楽アプリ的に使うには、使いやすいとは言えないかなぁ。

オンラインありきすぎる

緑がオフライン視聴可能。赤がオンラインのみ視聴可能。

緑がオフライン視聴可能。赤がオンラインのみ視聴可能。

個人的に一番引っかかるのが、“オンラインありき”すぎること。

画像の緑枠の部分が、オフラインで視聴可能。そして、赤枠の部分がオフラインで視聴不可。どう考えても、オンラインありきすぎる気が…。

プレイリストすらオンライン前提。

プレイリストすらオンライン前提。

通常の音楽アプリなら当たり前の、プレイリストやアーティスト、アルバム単位の検索すらオンライン前提の作り。
なので、機内モードにすると、上画像のような虚しいことに…。

オフライン保存のUIも発展途上。

オフライン保存のUIも発展途上。

つまり、無駄な通信をせずに音楽を楽しむには、『オフライン』という項目の中で楽曲を再生する必要があります。

しかし、この『オフライン』も使いにくい気が…。

ローカル保存した楽曲をアーティスト単位で表示・再生もできないですし、アルバム単位で楽曲を保存すると、曲を個別で消去できない(アルバムまるごと消してしまう)仕様なのです。当然、アップデートで改善はされると思うのですが…ね。

さたえり
仕方ないんやけど、YouTube色が強すぎるっていうか…。
まの
オフラインでの音楽再生が“オマケ”っぽいですよね?
さたえり
そうなんよね。
曲を探す体験は高評価なんやけど、音楽アプリとしてのUIは好みが分かれるかもやね。

総評:純粋な音楽アプリではない気がする

総評:純粋な音楽アプリではない気がする

1ヶ月の間ずーーっと(毎日)使ってきたのですが、この『YouTube Music』アプリは、かなり“特殊で異端”な音楽アプリな気がしてきました。

端的に言うと、この『YouTube Music』のアプリは、純粋に音楽鑑賞をするアプリというよりも、“新たな好みの楽曲を見つける”音楽アプリのような気がします。

さたえり
これからの作り込みに期待したいけど、そもそもが特殊なのかもって感じはするんよね。
まの
名前についている通り、YouTubeの“延長”なんでしょうね。
四条ねこ
まだ過渡期だから、急激な舵取りがあるかもって思うよねー!?
さたえり
これはこれで面白いとは思うんよ。
でも、保存した楽曲の管理に関するUIや設計は、もう少し親切に作って欲しい印象やったかな。

わりと異端児でした。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

さたえり
とにかく、オフライン再生の機能は充実させて欲しいな。
四条ねこ
全体のUIはまとまっているんだけどねー。
さたえり
ダメってわけじゃないけど、楽曲の発見に重きを置きすぎな気もするんよね。
まの
で、これからも使うのですか?
さたえり
引っかかるところはあるけど、使ってて楽しいアプリやし、しばらくは契約していると思うやよ!

おわり