ぬ?5つの『YouTube Premium』内容&料金まとめ—年間1.5万の価値はあるのか?

ぬ?5つの『YouTube Premium』内容&料金まとめ—年間1.5万の価値はあるのか?
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Netflixより高いのか…。

ついに開始した『YouTube Premium』。広告ナシで動画が見られるわけだが、月額1,180円に賛否両論。今回は、加入するメリットがあるか、どんなサービスが受けられるかを徹底調査します!

四条ねこ
さたえりは『YouTube Premium』に入るのー?
さたえり
基本無料なYouTubeだから、ちょっと悩み中なんよ。
まの
5つのサービスの“必要性”を検討する必要がありますね。

『YouTube Premium』とは

『YouTube Premium』とは

『YouTube Premium』を簡単に説明すると、YouTubeの月額課金制の有料版サービスです。

YouTube自体はご存知の通り、基本無料で利用できるサービスです。なので、月額課金しないと動画が視聴できない、NetflixやHuluのようなVODサービスとは、サービス内容が異なります。

まの
だから“Premium”なのですね。
さたえり
そういうことやね!
そんなYouTubeが『YouTube Premium』になることで、受けられるサービスをまとめてみたやよ!

サービス内容

サービス内容

基本無料のYouTubeが、月額課金制の『YouTube Premium』になることで、ユーザーが受けられるサービスは“5つ”あります。

『YouTube Premium』でできること

  • 広告が非表示になる。
  • オフライン再生ができる。
  • バックグラウンド再生ができる。
  • 『YouTube M⁠u⁠s⁠i⁠c Premium⁠』が使える。
  • 『YouTube Originals』が視聴できる。
さたえり
この中で、代替サービスがないのが『YouTube Originals』やね!
これについては、後で話すことにするよ!

サービス1.広告が非表示になる

サービス1.広告が非表示になる

まず1つ目のサービスは、動画再生すると表示される広告が非表示になること。

さたえり
ま、これは分かるやんね!

昔から動画再生すると広告が表示されるが、少し前から“鬱陶しいレベル”で広告が表示されていた。これには多くのユーザーが、辟易していたであろう。

広告があるからYouTuberが存在できるので、広告の有無については議論しないが、広告が鬱陶しいと思っていた人にとっては、福音となるサービスのひとつ。

サービス2.オフライン再生ができる

サービス2.オフライン再生ができる

2つ目のサービスは、動画をスマホなどに保存できるようになること。

さたえり
NetflixとかのVODでもできるサービスやね!

外出先でスマホでYouTubeを見る人も多いはず。そして、その多くのユーザーを悩ましているのが“ギガ不足”と呼ばれるパケット消費です。

『YouTube Premium』では、動画を端末内にダウンロードできるので、いつでもどこでも通信容量を気にせずに、YouTubeを楽しめるようになります。

サービス3.バックグラウンド再生ができる

サービス3.バックグラウンド再生ができる

3つ目のサービスは、動画のバックグラウンド再生ができるようになること。

さたえり
YouTubeでPVを見たり、ラジオ感覚で聞いてる人にとっては、エモいサービスやんね!

従来のYouTubeは、アプリを閉じると音声も消えてしまいました。なので、YouTubeで音楽を聞きながら、SafariやLINEを利用できなかった。これは不便。

しかし、『YouTube Premium』では、バックグラウンド再生が可能に。これにより、ネットしながらYouTubeアプリで音楽を聞くことも可能になりました。

サービス4.『YouTube M⁠u⁠s⁠i⁠c Premium』が使える

サービス4.『YouTube M⁠u⁠s⁠i⁠c Premium』が使える

4つ目は、『YouTube M⁠u⁠s⁠i⁠c Premium』が使えるようになること。

さたえり
『YouTube Music』を簡単に言っちゃえば、SpotifyのYouTube版やね!それが“Premium”になるってことやよ!

YouTubeには、別アプリとして『YouTube Music』というものがあります。このYouTube Musicは、いわゆる音楽配信サービスのひとつです。

これも“Premium”になるので、オフライン再生やダウンロードも可能になります。

サービス5.『YouTube Originals』が視聴できる

サービス5.『YouTube Originals』が視聴できる

最後は、『YouTube Originals』というサービスが受けられること。

さたえり
これは、YouTubeが配信するオリジナル動画のことやね!

Netflixには『鋼鉄の雨』や『バキ』、Amazon Prime Videoには『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』のような“VODオリジナル作品”があります。それのYouTube版が『YouTube Originals』です。

現状は作品数が少ないですが、『YouTube Originals』はYouTube Premiumに加入しないと視聴できないので、一番の目玉がこのサービスでしょう。

価格

『YouTube Premium』の価格

この『YouTube Premium』は月額課金制になっており、月額1,180円(税別)です。

しかし、iOSデバイスから加入すると、月額1,550円になってしまいます。iOSユーザーでも、ブラウザーから加入すれば、月額1,180円で加入できますので、必ずブラウザーから加入してください。

さたえり
加入方法と高くなる理由は、過去の記事に書いてあるからそっちを見てね!
iOSで『YouTube Premium』を1,550円 → 1,180円で入る方法!これが噂の“Apple税”だね?

iOSで『YouTube Premium』を1,550円 → 1,180円で入る方法!これが噂の“Apple税”だね?

2018年11月17日

ちなみに、競合しそうなVODサービスとの価格比較は、下の表にまとめてみました。

  YouTube Premium Netflix Hulu Amazon Prime Video dアニメストア
価格 月額1,180円(税込) 月額864円(税込)〜月額2,268円(税込) 月額1007円(税込) 月額400円(税込) 月額432円(税込)

競合VODサービスとの価格比較。

四条ねこ
高いような…安いような…!?
まの
ちょっと、高めの価格設定な気もしますけどね…。
さたえり
純粋なVODとは違うから、一概に高い・安いって言えないんやけどね。

『YouTube Premium』について思うこと

こんな感じで日本でもスタートした『YouTube Premium』ですが、同サービスについて感じたことを書いていきます。

『YouTube Originals』がキモ?

『YouTube Originals』がキモ?

先程解説してきたように、『YouTube Premium』には5つのサービスがあります。しかし、『YouTube Originals』以外のサービスは“代替措置”があるのです。

四条ねこ
どういうことー?
さたえり
例えば、広告なしって『Adblock Plus』でできるし、動画ダウンロードは『Clipbox¹』があるから代わりがきくんよね。

¹同アプリは配信停止中。また、当ブログはYouTube動画のダウンロードを推奨しておりません。

『YouTube Originals』の画面。

『YouTube Originals』の画面。

つまり、『YouTube Originals』こそが、Google的に“本命のサービス”なのかも知れません。なので、今後はオリジナル作品の強化を図ってくることでしょう。

YouTube互換アプリは淘汰された

YouTube互換アプリは淘汰された

前述した『Clipbox』もそうなのですが、YouTubeがダウンロードできたり、オフライン再生ができたり、はたまたバックグラウンド再生ができるアプリがあります。正確に言えば、あり“ました”ですが…

まの
「ありました」ですか!?
さたえり
これにはGoogleの思惑や知的財産権が絡むから、ここでは深追いはしないことに…した!

これら“YouTube互換アプリ”は、数年前からApp StoreやGoogle Playから排除されています。なので、“ました”、つまり過去形なのです。

もともと、YouTubeの動画をダウンロードするのは規約違反であり、その取り締まりが年々厳しくなっていった結果が、互換アプリの排除にあります。

それは置いておくとして、やはりオフライン再生やダウンロードは魅力的です。
そこに魅力を感じれば、『YouTube Premium』は加入すべきなのかも知れません。

バックグラウンド再生…って昔できたよね?

バックグラウンド再生…って昔できたよね?

『YouTube Premium』のサービスのひとつ、バックグラウンド再生

古くからYouTubeを楽しんでいる私のような人なら、「昔できたやんね!?」と思うはず。あれです。アプリのアイコンが“ブラウン管”の時代ですね。

四条ねこ
わっ!?
ブラウン管アイコンのYouTubeとか懐かしいっ!
さたえり
この機能が戻ってきたってことやね!
つまり、ブラウン管テレビにあった機能が有機ELテレビについたって感じやね!
まの
上手いこと…言えてないですね。

YouTubeの“Tube”は“ブラウン管”から来ているので、YouTubeはいつまでもブラウン管です。

まの
それがどうしたってなりますね…。

総評:年間1.5万の価値があるかは“現状”微妙かも?

総評:年間1.5万の価値があるかは“現状”微妙かも?

今回解説してきたように、『YouTube Premium』には5つのサービスがあります。そして、おそらく最大のキモは『YouTube Originals』になってくると、個人的に思います。

さたえり
ただ、まだ『YouTube Originals』の作品数が少ないし、どこまでGoogleが力を入れるかが分からないからねぇ。

もちろん、広告なしもオフライン再生も魅力的ではあります。ただ、それが“絶対的要素”があるかと言えば微妙。これだけで、年間1.5万は割高感ありますしね。

なので、どれだけオリジナルコンテンツが増えるかでしょう。そうすれば、Amazon Prime Videoぐらいの“エモさ”が出てくると思います。

さたえり
だから、うちは現状はスルーやね。
四条ねこ
なるほど…。

来年には変わるかも…ですがね!

この記事で紹介したガジェット

おまけ

さたえり
よく考えたら、最近はYouTubeそんなに見ないし!
四条ねこ
ええーっ!?
まの
まさかの…ですね。
さたえり
そういえば、こうなったら“非”非課金に…。
まの
こらっ!

おわり

Image:YouTube