Xperia PRO-Iの対応Bluetoothコーデックは何なのか？

“aptX Adaptiveは？”

Xperia PRO-Iの対応Bluetoothコーデック、なんと公式サイトに記載ナシ。なので、ソニーストアで実機確認してきました。オーディオ性能はXperia 1 III同等とのことですが…果たして！？

Xperia PRO-IをDAPにしたいわけですな！？

そゆことやね！

…これ、カメラスマホですよね！？

はじめに

Xperia PRO-IのBluetooth仕様

『Xperia PRO-I』のオーディオ性能は『Xperia 1 III』と同等ということなのですが、対応Bluetoothコーデックについての記載が公式サイト上にはありません。Bluetoothに関する仕様全体を見渡しても、上表に示したものしか記載がなく、非常に情報量が乏しいことになっています。

Xperia PRO-Iのウリは、言わずもがなで高性能カメラ。ですが、日本オーディオ協会のHi-Res Audio/Hi-Res Audio Wireless認証を受けていたり、Amazon Music HDのハイレゾ音源をSRC回避してビットパーフェクト出力できるなど、WALKMAN（DAP）代わりとして使えるポテンシャルも備えています。

ですので、対応Bluetoothコーデックが“不明”だと非常に困りもの。そこで、実際にソニーストアに赴き、対応Bluetoothコーデックを確認してきたというわけなのです。ですなの。

…というわけなんよね。

なるほど。

対応Bluetoothコーデック

Xperia PRO-Iの対応Bluetoothコーデック

Androidの開発者向けオプションで表示されている、Xperia PRO-Iの対応Bluetoothコーデックは上表のとおり。

そうそう、これは超重要なことなのですが、開発者向けオプションに表示されているBluetoothコーデック、端末が実際に対応しているBluetoothコーデックと一致しているとは限りません。中には、表示されているけど実際には非対応というデバイスも存在します。

Android端末の対応Bluetoothコーデック確認方法の誤解（検証記事）

2021年2月5日

追加検証

必須であるSBCやAOSPに寄与されているBluetoothコーデックについては額面どおり受け取るとして、ライセンスや別途実装等が必要なBluetoothコーデックについて、念のために追加検証を行っておきます。

まずは、『aptX TWS+（Qualcomm TrueWireless Stereo Plus）』コーデック。

事実上の後継規格である『Qualcomm TrueWireless Mirroring』があるので、別になくても…なのですが、ちゃんとaptX TWS+にも対応していました。

お次は、『aptX Adaptive』コーデック。

開発者向けオプションには表示されるのに、実際は非対応なスマートフォンがチラホラ存在するなか、Xperia PRO-Iは表示どおり、aptX Adaptiveにも対応していました。これにてひと安心。

まとめ「Xperia PRO-IはaptX Adaptive対応」

Xperia PRO-Iは『aptX Adaptive』コーデックに対応している。これだけで大いに価値があるのです。

そうそう、せっかくなのでソニーストアの担当者さんに、aptX Adaptiveの96kHz/24bit（つまりは『Qualcomm Snapdragon Sound』）にアップデートで対応してくれるのかという質問を投げてみたのですが「未定」との回答でした。…Snapdragon Sound対応になれば完璧なのですがね。

これはXperia PRO-Iを買うフラグ……！？

Xperia PRO-I

Sony

• Amazonで探す
• 楽天市場で探す
• Yahoo!ショッピングで探す

この記事で紹介したガジェット

• Sony｜Xperia PRO-I
• Sony｜Xperia 1 III

おまけ

こんな記事を書いておいてアレやけど、aptXってそんなに音良いかな！？

聴感上はAACのほうが良いような気もしますよね。

機材を導入して検証したいよねー。

まぁ、それが理想やんねぇ。

おわり