One-Netbook A1が欲しい理由 = 蘇ったLOOX U50・KOHJINSHA SAだから

One-Netbook A1が欲しい理由 = 蘇ったLOOX U50・KOHJINSHA SAだから
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記事のポイント
  • One-Netbook A1というUMPCが超欲しい!
  • 開発用検証機としての要件を見てしていて良き!
  • 何よりLOOX U50やKOHJINSHA SAっぽくてエモい!

LOOX U50やKOHJINSHA SAの夢を見た。

One-NetbookがOne-Netbook A1という、ITエンジニア向けのUMPCを発表した。これがデベロッパー的にエモい。いつか買おうと思っていたUMPC、その初号機がA1になりそうな予感。そこまで欲しい理由を…ねこは語る!

二条ねこ

こ、これは…LOOX U50が蘇ったーー!

まの

あら、懐かしいですわね。

さたえり

2000年代はUMPC全盛期やったもんね。

One-Netbook A1とは?

One-Netbook A1

One-Netbook A1

■One-Netbook A1概要

  • 発売日:2020年12月4日
  • 予約開始日:2020年10月22日
  • 価格:
    • 一般価格:74,500円(税別)〜
    • 早期予約価格:59,800円(税別)〜

UMPCでおなじみのOne-Netbookが、ITエンジニアに向けたUMPCとして『One-Netbook A1』を発表。すでに予約開始が始まっており、一般販売は2020年12月4日。価格は上記のとおり、早期予約で購入すると約1.5万円安く買えるようになっています。

特徴

One-Netbook A1は2軸回転式のコンバーチブルUMPC。

One-Netbook A1は2軸回転式のコンバーチブルUMPC。

One-Netbook A1は、7インチの10点マルチタッチディスプレイを搭載した2軸回転式のコンバーチブルUMPC

7インチと小型ながら、CPUにはIntel Core m3-8100Yを搭載。ストレージもeMMCではなく、しっかりとPCIe接続のSSDを搭載している。また、画面解像度もWUXGA(1,920×1,200)と申し分なし。

そして、One-Netbook A1がITエンジニア向けと言われているように、多くのエンジニアが欲しいであろう『RJ-45(イーサネットポート)』『RS-232(シリアルポート)』をI/Oとして搭載。当然、今どきのUMPCなので、USB Type-Cポートも搭載しており、これまた当然のごとく『USB PD』に対応しています。

…このあたりはスペックシートを読み上げているだけになるので、詳しいスペックについては公式サイトをどうぞ。この直下にもスペックを表にしてまとめておりますので、購入の参考にしてみてください。

スペック

製品名 One-Netbook A1
メーカー One-Netbook
OS Windows 10
CPU Intel Core m3-8100Y
GPU iGPU Intel UHD Graphics 615
RAM 8GB(DDR3)
ROM SSD 256GB(PCIe)
512GB(PCIe)
ディスプレイ 画面パネル LCD(10点マルチタッチ対応)
画面サイズ 7インチ(16:10)
画面解像度 1,920×1,200(WUXGA)
ネットワーク 無線LAN 非公表
(2.4GHz・5GHz)
有線LAN 10/100/1000BASE-T
Bluetooth Ver. Bluetooth 4.2
バッテリー 6,000mAh
インターフェース USB 3.0 Type-A ×1
USB 3.1 Type-C ×1
Micro HDMI ×1
RS-232 ×1
RJ-45 ×1
microSDカードスロット ×1
3.5mmステレオミニジャック ×1
サイズ 173×136×19mm
質量 540g
備考 USB PD 2.0対応
2in1コンバーチブルPC
Linuxサポート
指紋認証搭載
VESAマウント対応
バックライトキーボード
デジタイザーペン対応

One-Netbook A1スペック表

One-Netbook A1が欲しい理由

One-Netbook A1は“小型Windows検証機”にしたい!

One-Netbook A1は“小型Windows検証機”にしたい!

One-Netbook A1が欲しい理由は、端的に言うと“小型Windows検証機”が欲しかったから。

この3台体制でモバイル開発をしたい。

この3台体制でモバイル開発をしたい。

私の仕事はデザインと開発を主にしており、どちらの業務もmacOSで行っています。その開発の延長線上で、どうしてもWindows OSでの動作検証(チェックやデバッグ)を“実機”(VMではダメ)で行わなければならない必要が出てくるのです。ただ、私は普段からMacBook Proの16インチと13インチの2台持ち(1つは仕事用で、もう1つがこの記事を書いているMacBook Pro)。そう、ただでさえヘビーなのに、ここにWindowsノートを追加して持ち運ぶのは正直無理。そこで白羽の矢が立ったのが、今回の『One-Netbook A1』だったわけです。

「検証機ならOneMix3Proでもよいのでは?」とか「GPD MicroPCではダメなの?」と言われそうですが、

  • Intel Core CPU搭載である
  • 価格が異常に高くない
  • タッチパネルである
  • LOOX U50っぽい(重要)
  • KOHJINSHA SAっぽい(重要)

という理由から、個人的にはOne-Netbook A1がベストバイ。

さたえり

下の2つがおかしいんやけど?

二条ねこ

だって、小学生のときに「LOOXとか工人舎いいなー」って思ってたんだもんっ!

まの

単なる憧れというわけですわね……。

従来のOneMixはYogaタイプだった。

従来のOneMixはYogaタイプだった。

真面目な話、今の時代はスマホネイティブなので、検証機にもタッチパネルがあったほうが断然便利ですし、Yogaタイプ(360°回転するタイプ)よりも、2軸回転タイプのほうがラフに現場で扱えるので、私の仕事で使うならこういうスペックが最適解だったりします。このあたりは、ITエンジニア向けと謳っているとおりですね。

あとは、RJ-45(イーサネットポート)があるのも嬉しい仕様。まれに有線LANが必要な場合(USB to RJ-45変換はNG)という場面も出くわしたりするので、ちゃんと搭載してくれている点も良き。最近のモバイルノートパソコンでは、すっかりLANポートが搭載されなくなったので、このあたりをしっかりと押さえている点もITエンジニア向けっぽい。

二条ねこ

これで開発はさすがにつらいけど、検証機としては必要十分なのであーる。

まの

USB PD対応ですし、MacBook Proと充電器を共用できますからね。

LOOX U50やKOHJINSHA SAの夢を見た

LOOX U(LOOX U/C40)

LOOX U(LOOX U/C40)

Windows界隈では、2in1対応というのが珍しくなくなりました。

ただ、その多くがYogaるコンバーチブルタイプや、Surface Bookるデタッチャブルタイプ。いつの間にか、富士通のLOOX Uシリーズや工人舎のKOHJINSHAシリーズが採用していた、2軸回転タイプは見なくなりました。

KOHJINSHA SC

KOHJINSHA SC

2軸回転タイプにすると、ちょっと分厚くなりますし、スタイリッシュさもYogaるタイプに比べたら劣るのは事実。ただ、こちらはタブレット利用時にキーボードが手に触れることもありませんし、実利用上は2軸回転タイプが便利だったりします。

仕事で使う開発用検証機としてOne-Netbook A1が欲しいわけですが、あの頃買えなかった『LOOX U50』や『KOHJINSHA SA』の夢を見ている、というのも少しあったりします。それが税込6万円強で手に入ると考えれば…安いのかも。

まとめ「One-Netbook A1は2020年版LOOX U」

まとめ「One-Netbook A1は2020年版LOOX U」

ずっとUMPCは狙っていたのですが、どう使うか悩んでスルーしていたところに、ITエンジニア向けの『One-Netbook A1が登場。しかも、LOOX U50っぽいし、KOHJINSHA SAっぽい。

これだけ想定ユーザーやキーコンセプトをハッキリしてくれたほうが、UMPCは買いやすい気がします。One-Netbook A1に富士通のロゴマークのステッカーを貼れば…LOOX U50になりますし。ペンデバイス好きとしてはデジタイザーペン対応なので、買うかどうかかなり悩んでいます……。

二条ねこ

iPhone 12やSurface Duoが控えていて…金欠なのに……うぐぐ。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

欲しいけど、ここまで予算が回らないあーる。

まの

この時期のねこさんはいつも金欠ですわね。

二条ねこ

デバイスの発表イベントに10月が多いからねー。わたしは悪くなーい。

さたえり

そうやって、他人のせいにしてるし……。

おわり