記事のポイント
- PayPayの支払いフローが分かる!
- PayPayには3つの注意点がある!
- 現状で分かることは伝えた…つもり!
とにかくややこしい。
本記事では、PayPay公式サイトを基に、4月時点で分かることを簡単に解説しています。自分への備忘録ですが、お役に立てれば幸いです。
目次
PayPayの支払い仕様について
支払い方法
- PayPay残高
- Yahoo!マネー
- クレジットカード
↓
- バーコード支払い
- スキャン支払い
PayPayには上記の“3つの支払い方法”と“2つの決済手段”があることを理解しておく必要があります。
まず、PayPay内でどれで支払うか(PayPay残高・Yahoo!マネー・クレジットカード)を設定し、その後、いずれかの決済手段(バーコード支払い・スキャン支払い)で、PayPayでの決済が行われます。
PayPay残高とは
『PayPay残高』とは、いわゆる電子マネーの一種です。
後述する方法で残高へのチャージが可能。また、PayPay残高から銀行口座への出金(現金化)も可能。ただし、この現金化については4月5日時点では“未実装”なので注意。
種類 | PayPayライト | PayPayボーナス |
概要 | Yahoo! JAPANカード・Yahoo!ウォレットの預金払い用口座からチャージしたPayPay残高 | 特典やキャンペーン等の適用で進呈されたPayPay残高 |
送金 | ○ | - |
現金化 | ○ | - |
期限 | 2年 | 2年 |
PayPay残高の違い。
さらに、PayPay残高には、『PayPayライト』と『PayPayボーナス』が存在しています。100億円キャンペーンで還元されるのは、このPayPay残高です。細かい仕様(注意点)については後述します。
Yahoo!マネーとは
『Yahoo!マネー』とは、こちらも電子マネーの一種です。
Yahoo!マネーについて話し出すと脱線するので、ここでは割愛します。端的に言うと、Yahoo!系サービス(ヤフオク!・Yahoo!ショッピング・LOHACO)でお得に使える電子マネーだと思ってください。
なお、Yahoo!マネーには『預金払い』という、支払額がYahoo!マネー残高を上回った場合に、登録した銀行口座の預金と併用して支払えるサービスがあります。この“預金払い”と“口座”だけ、PayPayと絡んでくるので覚えておく必要があります。
クレジットカードとは
『クレジットカード』は…そのままクレジットカードです。
- VISA
- MasterCard
- JCB(Yahoo! JAPANカードのみ)
ただし、PayPayに登録できるクレジットカードには条件があります。3つの国際ブランドが登録可能なのですが、JCBのみYahoo!が運営する『Yahoo! JAPANカード』しか登録不可。今後、変更があるかも知れませんが、4月5日時点ではこの対応状況です。
支払い判定
PayPayの支払い判定は、上画像のようになっています。
なお、Ver.1.7.0以前では、PayPay残高が不足していた場合、自動的にYahoo!マネー → クレジットカードの順番で決済される仕様でした。この仕様はVer.1.8.0で解消されています。
なので、現在ではPayPay残高が不足していた場合は、ほかの支払い方法にするか、チャージするかのアラートが表示されるようになりました。つまり、なぜか“PayPay残高が減らない”ということはなくなりました。
支払い上限
支払い方法 | PayPay残高 | Yahoo!マネー | クレジットカード | |
支払い上限(24時間) | - | - | 認証未設定:5,000円 認証済:20,000円 認証済+青いバッチ:250,000円 |
|
支払い上限(30日間) | - | - | 認証未設定:5,000円 認証済:50,000円 認証済+青いバッチ:250,000円 |
PayPayの各支払い方法による上限。
PayPayは支払い金額に上限があるイメージですが、実際に支払い金額に上限が設定されているのは、クレジットカード払いのみです。PayPay残高やYahoo!マネーには、支払い上限はありません。
なお、青いバッジについては、特定の条件を得た場合にのみ付与されるようですが、その条件は非公開です。
チャージ方法
- クレジットカード(Yahoo! JAPANカードのみ)
- 銀行口座(Yahoo!ウォレットの預金払い用口座への要登録)
この2つがPayPay残高へチャージできる方法です。
クレジットカードでのチャージは、Yahoo! JAPANカードでしか4月5日時点では行えません。なので、Yahoo! JAPANカードを持っていない人は、自動的に銀行口座でのチャージに手段が絞られます。
また、銀行口座からチャージするには、前述したYahoo!マネー内にあるYahoo!ウォレットの『預金払い』にあらかじめ銀行口座を登録しておく必要があります。なお、三菱UFJ銀行はチャージに対応していないので注意。
PayPayの注意点
PayPayには、
- PayPay内での併用払い不可
- PayPay残高の現金化の条件
- PayPay残高の期限は2年間
という3つの注意点があるので、そちらを説明します。
注意点1.PayPay内での併用払い不可
PayPayには前述のとおり、3つの支払い方法(PayPay残高・Yahoo!マネー・クレジットカード)があります。それらは、併用払いができません。
ただし、PayPayとその他の支払い方法(現金・PayPayアプリ外のクレジットカード・店舗のポイント)は可能です。ただし、こちらについては決済する店舗で、あらかじめ併用払いが可能かを聞くことを推奨します。
注意点2.PayPay残高の現金化の条件
PayPay残高の銀行口座への移行(現金化)には、条件があります。
PayPay残高(ライト・ボーナス)のうち、現金化が可能なのは『PayPayライト』のみです。さらに、そもそもですが、この現金化は現在のところ未実装です。
PayPay残高(5,000円) → 現金(4,500円)
みたいな感じですね。
注意点3.PayPay残高の期限は2年間
最大の注意点なのですが、PayPay残高には2年間という有効期限があります。
ただし、PayPay残高のライト・ボーナスのいずれかが変動(チャージや現金化など)すれば、その際に有効期限が伸びるような仕組みになっています。
なので、100億円キャンペーンで貰ったPayPay残高は、どちらにせよ使い切る必要があります。(PayPayボーナスなので、現金化は不可)
総評「PayPayはとにかく複雑怪奇」
あくまで現時点での情報なので、今後は変わってくることをご留意ください。特に、現金化やチャージ方法、上限金額はアップデートで変更される可能性が大いにあります。
今回まとめた情報は、PayPayの公式サイトに記載されているものをまとめたものです。ソースは記事下に貼っておりますので、詳しくはそちらをご参照ください。
おまけ
おわり
Source:PayPay(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7)