- 2020年のMBPはすべてがパワーアップ!
- さよならバタフライ構造。ようこそMagic Keyboard!
- 価格も値下がりをしたので良アップデートだ!
RAMもSSDも増量!だけど値下げした!
Appleが『13インチMacBook Pro(2020)』の発表&発売を開始しました。2019年モデルに比べて、RAMとSSDの容量が増量され、価格も安くなりました。ええ、もちろんMagic Keyboardです。
しかも、スペック向上&値下げなんやね!
うぬっ!
2019年モデルと比較して見ていくとするぞー!
目次
Apple『13インチMacBook Pro(2020)』発売
Appleが13インチの新型MacBook Pro、『13インチMacBook Pro(2020)』を発表しました。価格は、134,800円(税別)から。
すでにオンラインのApple Store上では注文を受け付けており、Thunderbolt 3が2ポートモデルは5月12日から、Thunderbolt 3が4ポートモデルは5月15日から、それぞれ発送されるようです(5月4日22時時点)。
13インチMacBook Pro(2020)要点
今回発表された『13インチMacBook Pro(2020)』の要点をまとめると、
- 価格:下位は134,800円〜・上位は188,800円〜(安くなった)
- CPU:下位は第8世代・上位は第10世代(上位のみ世代刷新)
- RAM:下位は8GB・上位は16GB(増えた)
- SSD:吊るしでも1TB購入可能(増えた)
- キーボード:Magic KeyboardでEscキー独立(バタフライ構造廃止)
という感じです。
もっとまとめてしまうと、CPUは強化され、RAMとSSDの容量は増加したのに、価格が2019年モデルより安くなりました。そして、キーボードも『Magic Keyboard』に刷新されています。
バタフライ構造キーボードが…過去の産物になったあーる。
13インチMacBook Pro(2020)概要
変更点:キーボードがMagic Keyboardに刷新
- CPU:第8世代 → 第10世代
- キーボード:バタフライ構造 → シザー構造(Magic Keyboard)
- サイズ(厚さ):14.9mm → 15.6mm
- 価格:139,800円〜 → 134,800円〜
昨年の13インチMacBook Pro(2019)と比べて、今回の13インチMacBook Pro(2020)で大きく変更されたのが、上記の4つ。
CPUの世代が新しく(上位モデルのみ)なり、価格改定で若干ですが値下がりをしています。また、キーボードが従来の『バタフライ構造キーボード』から『Magic Keyboard』(シザー構造キーボード)に変更され、Escキーと電源ボタンがTouch Barから独立しました。
また、Magic Keyboardにキーボードが変更された影響で、本体の厚さが若干厚く(14.9mm → 15.6mm)なっています。なので、クリアケースの互換性については要注意。
価格:軒並み値下げされた
Thunderbolt 3 ×2 下位モデル |
Thunderbolt 3 ×2 上位モデル |
Thunderbolt 3 ×4 下位モデル |
Thunderbolt 3 ×4 上位モデル |
|
2019年モデル | 139,800円〜 | 159,800円〜 | 198,800円〜 | 220,800円〜 |
2020年モデル | 134,800円〜 | 154,800円〜 | 188,800円〜 | 208,800円〜 |
13インチMacBook Pro(2020)のモデル別価格。
※価格はすべて税別表記。
価格は2019年モデルに比べて、5,000円〜12,000円の値下がりをしています。
Thunderbolt 3 ×2 下位モデル |
Thunderbolt 3 ×2 上位モデル |
Thunderbolt 3 ×4 下位モデル |
Thunderbolt 3 ×4 上位モデル |
|
2019年モデル | RAM:8GB SSD:128GB |
RAM:8GB SSD:256GB |
RAM:8GB SSD:256GB |
RAM:8GB SSD:512GB |
2020年モデル | RAM:8GB SSD:256GB |
RAM:8GB SSD:512GB |
RAM:16GB SSD:512GB |
RAM:16GB SSD:1TB |
2019年モデルとのRAM・SSDの容量比較。
また、どのモデルについても、RAMやSSDの容量が2019年モデルよりも増加しているので、値下げ幅以上にお得になっていると言えるでしょう。
スペック:CPU世代刷新・RAMとSSDは容量底上げ
Thunderbolt 3 ×2 下位モデル |
Thunderbolt 3 ×2 上位モデル |
Thunderbolt 3 ×4 下位モデル |
Thunderbolt 3 ×4 上位モデル |
|
1.4GHz・256GBモデル | 1.4GHz・512GBモデル | 2.0GHz・512GBモデル | 2.0GHz・1TBモデル | |
CPU | 第8世代Intel Core i5(1.4GHz・4コア8スレッド) | 第10世代Intel Core i5(2.0GHz・4コア8スレッド) | ||
GPU | Intel Iris Plus Graphics 645 | Intel Iris Plus Graphics | ||
RAM | 256GB | 512GB | 512GB | 1TB |
ROM | 8GB | 16GB | ||
画面サイズ | 13.3インチ | |||
画面解像度 | 2,560×1,600 | |||
無線LAN | Wi-Fi 5(IEEE 802.11a/b/g/n/ac) | |||
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |||
バッテリー | 最大10時間 | |||
インターフェース | Thunderbolt 3 ×2 ステレオミニジャック |
Thunderbolt 3 ×4 ステレオミニジャック |
||
サイズ | 304.1×212.4×15.6mm | |||
質量 | 1,400g | |||
備考 | Magic Keyboard Apple T2 Touch ID Taptic Engine True Tone |
13インチMacBook Pro(2020)のスペック。
購入時の注意点
CPUは下位モデルと上位モデルで世代が異なる
まず、13インチMacBook Pro(2020)で注意しておきたいのが、下位モデル(Thunderbolt 3 ×2ポートモデル)と上位モデル(Thunderbolt 3 ×4ポートモデル)では、CPUの世代が異なっているという点。
下位モデルのCPUは、第8世代Intel Core i5となっており、CPU自体は2019年モデルから変更ナシ。つまり、こちらは2世代前のIntel Coreプロセッサーとなっている。
上位モデルのCPUは、第10世代Intel Core i5となっており、こちらは最新のIntel Coreプロセッサーを採用。
ですので、CPUの世代だけで見ると、今回パワーアップしているのは“上位モデルのみ”。下位モデルも後述する『Magic Keyboard』を採用されているので、何も刷新されていないわけではないですが、MacBook Proにマシンスペックを求めているユーザーは、CPUの世代が下位モデルと上位モデルでは2世代異なっていることを頭に入れておきましょう。
Wi-Fiは『Wi-Fi 5』のまま
iPhone SE(第2世代)が『Wi-Fi 6』になったので、MacBook Proも…と期待していたユーザーも多いかもしれないですが、残念ながら13インチMacBook Pro(2020)のWi-Fiは『Wi-Fi 5』のままです。
まとめ「スペック強化+値下げで不満のないMBPに!」
予想どおり、『13インチMacBook Pro(2020)』は、2019年モデルから値下げが行われており、スペックも向上しています。
キーボードが“あの”忌まわしき『バタフライ構造キーボード』から開放され、ついに16インチMacBook Proと同じ『Magic Keyboard』に。これだけでも、買う価値は十二分にあるはず。2020年モデルも13インチMacBook Proは、決定版と言えるはずです。
Wi-Fi 6だったら、もっと完璧だったけど…これでも充分っ!
おまけ
このバタフライ構造キーボードからの卒業〜。
どこかで聞いたフレーズですわね。
そして、もう注文してあーるっ!
そうやと思ってたから驚かないやよ!
テンションの高さから察してましたわ。
おわり
ついに、バタフライ構造から開放されましたわね。