もはや高級コンデジ!
『iPhone XS』はカメラの画質がかなり進化。シャッターを押すだけで、綺麗な画像が撮影できる…みたいなので、いろいろ試し撮りしてみました。
目次
進化したiPhone XS/XS Maxのカメラ性能
- AI技術『ニューラルエンジン』搭載。
- 『スマートHDR』でより自然な写真に。
- 画素ピッチの向上。
新型iPhoneである『iPhone XS』と『iPhone XS Max』では、上記のようなカメラ性能のアップデートが行われているようです。一部は、前モデル(iPhone 8/8 Plus/X)から採用されているものもありますが…。
要するに、カメラ自体のアップデートとそれを司るシステムの両方のアップデートがあるようです。
いざ!試写レビューだぞー!
カメラ性能が大幅向上したようですので、実際に撮影をしてきました。簡単ですが、試写レビューをしてみます。
作例1.ぼかしが寄れなくなった?
まずはいきなりネガティブなことから。
iPhoneには『ポートレートモード』という、背景ボケがある写真を2つのレンズのコンビネーションで撮影できるモードがある。それが、iPhone XSだと被写体からかなり離れないと使えなかった。
iPhone 7 Plusでは、かなり寄った状態でも『ポートレートモード』が使えました。しかし、両者を比べると、iPhone XSのほうが“ボケ味”自体の量が多く、よりくっきりボケている印象を受けました。
▼撮影に使用したイヤホンはこちら。
作例2.高感度ノイズは激減
夜景撮影に強くなったよ!
今回の撮影テストでハッキリ分かったのが、この“高感度ノイズ”について。
2年前のiPhone 7 Plusと比べて、明らかに高感度ノイズが減りました。
特に分かりやすい部分を拡大してみました。
窓枠の部分が特に分かりやすく、iPhone XSのほうがiPhone 7 Plusに比べ、ディテールが保持されています。また、ノイズのザラザラ感も軽減されています。
作例3.白飛びがしづらくなった
明暗があるシーンに強くなった。
ハロウィンのオブジェがあったのでパチリ。
左上と右下のキャンドル部分が『スマートHDR』の性能を、如実に表しています。かなり白飛びに強くなっていますね。
白飛びがしづらくなったから明度が落ちた…なんてなく、明所と暗所のコントラストが上手にコントロールされていますね。落ち葉の部分は、キャンドル部分と反対に明度が明るくなっていますからね。
作例4.解像度とディテールの向上
質感が出る画像になった。
今回の試写レンズで一番感動したのが、“解像度の向上”でした。もうひとつ踏み込んで言うと、素材の質感が出る画作りになった気がします。
iPhone 7 Plusは、カメラの評判が芳しくないスマホでした。いわゆる“塗り絵”な画作りをするのです。まさに上の画像がそうですね。
対してiPhone XSは、バッグの素材(キャンバス地)がしっかり写真から伝わってくるようになりました。まぁ、今までが悪いと言えばそれまでですが…。マテリアル感が出てくれただけで、iPhone XSのカメラは良くなったと言えるでしょうね。
ソフトウェア側の処理が……とかって聞くね〜。
▼撮影に使用したバッグはこちら。
総評:素人でもこんなに綺麗に撮れる!
大手メディアで、すでに『iPhone XS』と『iPhone XS Max』のカメラレビューは、プロカメラマンにてし尽くされた感があります。
ただ、それはプロカメラマンが撮ったものなので、本記事では“素人”が撮ると、こんな感じになるという意味合いで撮影レビューをしました。
私みたいな素人は、どれだけ綺麗な写真が“簡単に撮れる”かがポイントだと思うしね〜。
カメラ素人な私的には、iPhone XSがあれば高級コンデジは不要かなと思いました。サクッと撮れるのが、スマホカメラの魅力ですからね。
おまけ
おわり