リメイク&移植乱発で『ファイナルファンタジーI』が全然“最後”じゃない件

リメイク&移植乱発で『ファイナルファンタジーI』が全然“最後”じゃない件
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さすがはスクエニ!?

ドラクエと双璧を成す国産RPGの雄、ファイナルファンタジー。記念すべき第1作『ファイナルファンタジーI』が、尋常じゃないくらい“リメイク”や“移植”をされてるのが前から気になっていたので、調べてみました。

まの
結論、“出しすぎ”です。
四条ねこ
リメイクと移植祭りといえば『ゼビウス』だけど、FFも凄いよねー。(棒読み)
さたえり
結局、どれだけリメイクされてたん?
まの
18回ですね。
オリジナルを含めると、全19回のファイナルなファンタジーです(汗)

とにかくFF1はリメイクが多い

とにかくFF1はリメイクが多い

とにかくリメイクの多いファイナルファンタジーシリーズですが、その中でも『ファイナルファンタジーI』は特にリメイクが多い。

なんとその数18回。

四条ねこ
あははー(笑)
さたえり
ま…まぁ、それだけ愛されているゲームタイトルってことやんね(汗)

そんな『ファイナルファンタジーI』のリメイク・移植を時系列順にまとめてみました。発売日は、全て日本のタイミングで表記しております。

  対応ハード 発売日
オリジナル ファミリーコンピュータ 1987年12月18
1 MSX 1989年12月22日
2 ファミリーコンピュータ
(ファイナルファンタジーI・II)
1994年2月27日
3 ワンダースワンカラー 2000年12月9日
4 PlayStation 2002年10月31日
5 iアプリ
(ファイナルファンタジーモバイル)
2004年3月1日
6 ゲームボーイアドバンス
(ファイナルファンタジーI・II アドバンス)
2004年7月29日
7 EZアプリ
(ファイナルファンタジーモバイル)
2004年8月19
8 S!アプリ
(ファイナルファンタジーモバイル)
2006年7月3日
9 PlayStation Portable¹ 2007年4月19日
10 Wii 2009年5月26日
11 PlayStation 3 2009年6月24日
12 iOS 2010年2月25日
13 PlayStation Portable² 2011年2月22日
14 Android 2011年12月1日
15 Windows Phone 2012年6月4日
16 Wii U 2013年11月13日
17 ニンテンドー3DS³ 2013年12月18日
18 ニンテンドー3DS⁴ 2015年1月21日

歴代ファイナルファンタジーI“のみ”タイトル

¹UMD版
²PlayStation Network版
³移植(バーチャルコンソール)版
⁴リメイク版

四条ねこ
お…おおすぎくんだよ!
おおすぎくんっ!
まの
私が意外だったのが、ゲームボーイシリーズでリリースされるよりも前に、ワンダースワンでリリースされていたことですね。感慨深いです。
さたえり
ワンダースワン!…懐かしい!

オリジナル版が1987年発売。そこから途切れることなく、リメイクや移植を繰り返しています。

俗に言う“リメイク商法”と揶揄されていますが、人気タイトルでないとここまでリメイクもしません。それだけ需要はあるという裏返しになりますし、私も同じタイトルなのに、数回購入してますからね…。

まの
FC版、WS版、iOS版、PSP版…4回も購入してました(汗)
四条ねこ
(´^ω^`)ワロチ

販売パターンには“3つ”ある

販売パターンには“3つ”ある

そんな“リメイク祭”なファイナルファンタジーIですが、別ハードで再発売する際には、3つのパターンがあります。

販売パターン

  • リメイク
  • リマスター
  • ベタ移植

リメイク

リメイクを移植したiOS版『ファイナルファンタジーI』。

リメイクを移植したiOS版『ファイナルファンタジーI』。

リメイクとは、“作り変えた”ゲームのことです。

主軸のストーリーやキャラはそのままに、リリースするハードに最適化したデザインや、グラフィックに変更をすることです。一部のゲームタイトルでは、エンカウント方式やイベントの追加もあります。

まの
別ゲームであれですけど、『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』はオリジナルと3DS版では“別モノ”になっています。そういうことです。
さたえり
うちはオリジナルが好きやけどねぇ。

▼エンカウントの変更などで賛否あるDQ7。

リマスター

PS4でリリースされている『FINAL FANTASY X | X-2 HD Remaster』。

PS4でリリースされている『FINAL FANTASY X | X-2 HD Remaster』。

リマスターとは、“高解像度化”したゲームのことです。

リリースするハードの解像度に合わせるために、旧来作品を高解像度化させたり、グラフィックを強化することです。ストーリーなどは触らず、あくまで“画質”を作り変えた感じ。

まの
ファイナルファンタジーIでは、このリマスターはないですね。
まぁ、もともとがファミコンなので、リマスターするものではないということでしょうね。

▼FFXがHDリマスターをリリースしています。

ベタ移植

オリジナル版『ファイナルファンタジーII』。

オリジナル版『ファイナルファンタジーII』。

ベタ移植とは、別ハードに“そのまま”移植したゲームです。

最近だと、『バーチャルコンソール』や『ゲームアーカイブス』が、これに該当します。あとは、スマホ用に移植しているものも、“ほぼ”ベタ移植に入るでしょう。

まの
ベタ移植もそれはそれで、開発側は大変だそうですね…(汗)
四条ねこ
エミュってるだけじゃん!とはいかないんだね〜(汗)

思い出深いのはワンダースワン版

思い出深いのはワンダースワン版

そんなこんなで『ファイナルファンタジーI』は、数多くのハードでリリースされていますが、みなさんは“どのFF1”が思い出深いですか?

私は、断然ワンダースワン版です。

四条ねこ
まさかのっ!?(笑)
さたえり
めっちゃ地味なとこやん!
まの
当時、ゲームボーイでリメイクされなかったので、携帯ハードでプレイできるFF1は感慨深いものがあったんですよ。

もはや“デジモンハード”と化した『ワンダースワン』でしたが、ファイナルファンタジーシリーズの登場で、勝手に盛り上がっていました。

故横井軍平氏が関わっているゲームハードですし、一部ファンに熱望されていた“幻のFF3”こと、ワンダースワン版『ファイナルファンタジーIII』もありますしね…。ワンダースワンいいですよ。もはや希少品ですが。

総評:さすがスクエニ!?

総評:さすがスクエニ!?

あれこれリメイク商法については言われていますが、私が言いたいのはただのひとつだけ…。

リメイクするなら、劣化リメイクは禁止!

全然リメイクも移植も私は賛成派なんで、そこは気にしません。ただ、せっかくリメイクや移植をするなら、ファンをガッカリはさせないで欲しいです。

まの
これなら「ベタ移植でいい」と言われるのも悲しいですよね…。
四条ねこ
いやー、それiOS版の『ドラゴンクエストIII』に言って欲しいよー。

新作も期待していますよ。スクエニさん!

おまけ

四条ねこ
にしても、凄いリメイク量だよねー(汗)
さたえり
ほんまね…光の戦士は、何回転生しているんやろね?
まの
グラフィックも少しずつ違うのも、面白いところですよね。
四条ねこ
じゃあ、それの比較記事でも書いてよー!
まの
それ、面白いですね。検討しておきます。
さたえり
おお!(新企画来る?)

おわり

Image:SQUARE ENIX