- CES 2021で個人的に欲しいガジェットを4製品ピックアップ!
- ウルトラワイドとAR拡張なディスプレイが気になる!
- アスペクト比3:2ラップトップとローラブルスマホもエモい!
世相を反映したCES 2021。
2021年1月11日〜14日の日程で開催している『CES 2021』の中で、欲しい・気になる、と感じたガジェットを、スマートデバイス中心に語ります。今年はオンラインイベントなので、一般ユーザーからすると、むしろ身近になったイメージです。
うーん…時代と状況やね!
特殊なCES、という感じですわね。
目次
What's CES 2021?
『CES』とは、毎年1月にアメリカのネバダ州ラスベガスで開催される、家電や電子機器の見本市のことです。以前は『Consumer Electronics Show』という名称だったそうですが、現在ではそのような呼び方はせず、そのまま『CES』と呼ぶようです。
今年の『CES 2021』はオンライン開催となっており、出展企業数は約1,900社とのこと。CES 2020では4,400社以上が出展していたので、今年は半数以下の出展数にとどまっています。
ついつい、“セス”って呼んじゃうけど、“シーイーエス”が正式な呼び方なんだよねー。
CES 2021で注目のガジェット
LG UltraWide Monitor《40WP95C》 - LG
[LG at CES2021] LG UltraWide Monitor - The Ultimate Visual Canvas - YouTube
『LG UltraWide Monitor《40WP95C》』は、5K2K(5,120×2,160)の画面解像度を持った40インチ(厳密には39.7インチ)の湾曲タイプなウルトラワイドPCモニター。ディスプレイにはNano IPSなる方式を採用している。
仕様を見てみると、ステレオスピーカー(10W ×2)搭載。DCI-P3カバー率98%。Thunderbolt 4ポートを2機搭載し、inはUSB PD 96W、outはUSB PD 15Wの電源供給能力を持つ。電源入力端子が、LGのこの手の薄型モニターにあるACアダプターではなく、3ピン(IEC C13)なのが嬉しい。
仕様的には、DellのU4021QWと同じような感じになる予感。なので、価格もU4021QWと同じくらいの20万強と予想。安くはないけど、性能を考えると手を出したくなる価格設定。平時どおりなら、日本市場でも発売されると思うので、出たらチェックしておきたいPCモニターのひとつ。
テレワークもあって、自宅でコーディングすることも増えたから、早く日本市場に投入してほしいなー。
LG Rollable - LG
[LG at CES2021] LG Press Conference (full ver.) - YouTube
『LG Rollable』という、巻取り型のスマートフォンも気になるところ。フォルダブルスマートフォンの次は、LG RollableやOPPO X 2021のような“Rollable”なスマートフォンが来るのかも。
LGは家庭用テレビ(LG SIGNATURE OLED TV R)で、すでにOLEDの巻取り機構での実用化の実績がある。なので、変わり種スマートフォンを出すのが好きなLGなら、きっと製品化してくれることを期待したいところ。
Foldable vs Rollable …とかになるのかなー!?
ThinkPad X1 Titanium Yoga - Lenovo
CES 2021 Breakout Session: ThinkPad X1 Titanium Yoga - YouTube
今回のCES 2021で、ThinkPadブランドのノートパソコンがいくつか発表されたのですが、『ThinkPad X1 Titanium Yoga』が一番気になるデバイス。
ThinkPad X1 Yogaのファミリーなので、当然ですが2-in-1のコンバーチブル。それだと従来のThinkPad X1 Yogaと同じなのでスルーだったのですが、なんと画面のアスペクト比が3:2の13.5インチディスプレイを採用しているのです。しかも、2-in-1ノートパソコンなのに、厚さが11.5mmで質量が1.15kgと薄いし軽い。
ちょうど、ThinkPad X1 FoldかThinkPad X1 Yoga(Gen 5)を購入しようと悩んでいたので、かなり気持ち的に揺らいでいます。アスペクト比3:2は本当に素敵なので、もっと増えてくれると嬉しい限り。
あれ!?…デジタイザーペン、どこに収納するんだろー!?
ThinkReality A3 - Lenovo
CES 2021 Breakout Session: ThinkReality A3 - YouTube
『ThinkReality A3』という、ARグラスもかなり気になるところ。ThinkReality A3は、USB Type-Cケーブルでパソコンやスマートフォン(Motorola製に限る)と接続する。なお、パソコン用とスマートフォン用は、それぞれ別のエディションになっている模様。
動画ではThinkPadと接続しているが、ThinkReality A3を使うことにより、AR上で仮想ディスプレイを複数枚(最大5枚)拡張できるようになっている。2020年後半から、少しずつARデバイスが再流行しつつある…と個人的には思っているので、かなり気になるデバイスのひとつ。
個人ユースだと、パソコンの画面拡張ぐらいにしか使わなさそうですが、ThinkReality A3で拡張した仮想ディスプレイの鮮明さによっては、サブディスプレイ的に活用できそうな予感。コーディング中のリファレンス等を仮想ディスプレイで表示できれば便利そう、なんて妄想しています。
問題は価格がどれくらいなのかと、日本市場がスルーされないか…であーる。
まとめ「WebでひとりCES 2021巡り中」
CESは見本市なので、ここでお披露目されたプロダクトが、ユーザーの手に届くまでには時間があります(お披露目だけだった可能性もアリ)。それでも、私のような一般ユーザーがオンラインを通じて、いわゆる“最先端”の片鱗を感じられる。なので、勝手にホクホクしています。
YouTubeで「CES 2021 official」と入力すると、各企業のCES 2021に向けた、公式映像が数多く見られます。それらの動画を見て、CES 2021に参加した気分でテクノロジーに触れてみても面白いかもしれません。…ただ、時間がすっごいかかります。
企業の公式PVって、なんであんなに未来感を演出できるんだろー!?
おまけ
ThinkPad X1 Titanium Yoga…アスペクト比3:2だし、欲しいぞー!
開発をしていると、縦の表示領域が広いほうが便利ですものね。
16:9・16:10・3:2…って、どれも残しつつ多様化していくと面白いやんね!
おわり
今回は話さないけど、空調家電とかヘルス系が多いイメージあーる。