最近、『Amazonプライム』が”本当に必要かを”考えることが多くなりました。特典が沢山あって、年会費も安いから、ついつい”なんとなく加入している人”が多いイメージですが、意外と”不要”かも知れませんよ?


メリットとデメリットを、考えてみようと思ったんよ!

年会費が安いって言っても、3,900円掛かっているもんねー!

色々考えて、そのまま加入するか辞めるかを考えようかなってね!
『Amazonプライム』になんとなく加入してない?

今の時代、『Amazon』を利用していない人は、かなり少なくなってきている印象です。私も『Amazon』は高頻度で利用していますし、年額3,900円の『Amazonプライム』にも加入しています。
ただ、なんとなく『Amazonプライム』に入っている気が…。
『Amazonプライム』に”なんとなく”加入している人って、多い気がします。あ、私もその1人ですよ。



『Amazonプライム』には、プライム会員限定の”特典”が数多く存在します。すでに加入をしていて継続するか検討中の人、これからプライム会員になるか考えている人等に参考になればと思います。
『Amazonプライム』10の特典”メリット・デメリット”

『Amazonプライム』には、会員限定の特典が大きく分けて”10個”存在します。それらの紹介と、実際に5年間使ってみて感じた、”メリット・デメリット”を書いていきたいと思います。


多分、大半の人がプライム会員の特典を最大限使えてないんやないかな?
特典1.配送サービスが無料

おそらく多くの人がフル活用している特典が、この”各種配送サービスが無料になる”というものだと思います。
通常、お買い物合計2,000円以下の注文には、配送料が400円掛かってしまいます。しかし、プライム会員なら”無料”です。さらに、『お急ぎ便』や『日時指定便』、『当日お急ぎ便』が、全て”無料”になります。

メリット
- 配送料が全て無料
デメリット
- Amazon発送以外は送料有料
- そもそもAmazonが全て安い訳ではない
確かに、配送料が無料なのは良いことです。しかし、これらは『Amazon』発送のみ適用ですので、全ての商品が対象でないことに気を付けたいところ。
また、そもそも『Amazon』の商品が全て安い訳ではなかったりします。今だと、家電やカメラは『楽天』や『ヨドバシカメラ』で買った方がお得だったりするのです。


配送料が4月4日から値上げ
ちなみに、配送料は今までお買上げ合計2,000円未満の場合、350円だったのですが、2018年4月4日から値上げされています。本州は400円、北海道や沖縄は440円になっています。また、『お急ぎ便』に関しても、140〜280円の値上げが実施されています。
特典2.映画・ドラマ見放題の『プライム・ビデオ』

こちらも最近CMが多く、プライム会員の多くが活用しているであろう『Amazonプライム・ビデオ』です。
映画やドラマ、アニメ等が見放題で、いわゆる『Hulu』や『Netflix』と競合するサービスです。最近では、『Amazon』独自のコンテンツ(番組)まで作っている力の入れようです。

メリット
- 動画コンテンツが見放題
- 『Hulu』や『Netflix』に比べて安い
デメリット
- コンテンツに偏りがある
- ジブリやディズニーはない
- CMが鬱陶しい
正直、この『Amazonプライム・ビデオ』の為に『Amazonプライム』に加入しても良いレベルだと思います。それくらいコンテンツ量は競合他社に負けていないですし。
しかし、ジブリアニメやディズニー等が好きな人には、あまりオススメできないかもです。コンテンツに偏りがある感じですので…。あと、CMが動画視聴前に入るのは、かなりいただけない仕様です。


特典3.音楽聴き放題『Prime Music』

この『Prime Music』は、いわゆる『LINE MUSIC』や『Apple Music』のような”定額音楽聴き放題サービス”です。
定額とは言ったものの、利用料金は『Amazonプライム』の年会費に含まれているので、実質”タダ”で使えます。

メリット
- オフラインで聴ける
- 洋楽好きならオススメ
デメリット
- V系はほぼゼロ
- ジャニーズもゼロ(仕方ないけど…)
- そもそも邦楽が異常に弱い
- 邦楽ラインナップが全体的に古い
- 突然配信停止がある
最初は使っていたのですが、あまりの”曲数の少なさ”に辟易して、途中から使わなくなってしまいました。ジャニーズは大人の事情があるにしても、邦楽ライブラリの少なさにはガッカリです。これからに期待ですね。


『Prime Music』と『Music Unlimited』
実は、『Prime Music』とは別に、『Music Unlimited』というのがあります。こちらはプライム会員だと+月額780円で、4,500万曲以上(『Prime Music』は100万曲以上)が聞き放題になるサービス。ただ、これも配信曲の傾向が変わらず微妙でした…。
特典4.本が読み放題『Prime Reading』

このサービスは、『Prime Reading』に登録されている本が”読み放題”になるというものです。

メリット
- 普段読まないジャンルを開拓できる
デメリット
- ラインナップが超貧弱
- Kindleで買ったほうがマシ
始まったばかりのサービスだから仕方ない部分も多いですが、ラインナップが異常に少ないので、現時点では”使えない”と言わざるを得ないです。

特典5.『Kindle』や『Fire TV』が安く買える

『Amazon』の電子書籍端末である『Kindle』や、スティック型端末『Fire TV』が、プライム会員だと安く購入できるセールが度々行われます。

メリット
- 端末を安く買えるチャンス
デメリット
- そもそも必要?
ただでさえ安い『Kindle』を安く買えるチャンスではありますが、そもそも自分に必要かは考えるべきです。でも、激安タブレット…持っておくのもアリですよね。


特典6.日用品をまとめ買い『Amazonパントリー』

『Amazonパントリー』は、生活日常品を1つのダンボールにまとめて送ってくれるサービスです。

メリット
- とにかく楽
- 通常より安く買える
デメリット
- 対象商品が限られている
- 実店舗で買う方が実は安い
この『Amazonパントリー』は非常に便利なサービスですが、対象商品でないとダメなことと、意外と実店舗で購入した方が安くなる”罠”もあります。シャンプーやワックス、風邪薬なんかはドラッグストアやディスカウントショップの方が割安だったりします。


特典7.プライム会員限定セールに参加できる

年に数回行われる大きなセールに、プライム会員なら参加できるようになっています。


メリット
- お祭り感が楽しめる
- 異常に安い目玉商品
デメリット
- 目玉商品は一瞬で無くなる
- 実はセールで安くない商品も
- 最近のセール商品の質の低下
こういうお祭り感は楽しいのですが、目玉商品は”瞬殺”で無くなります。さらに、セールで買ってしまうと大して安くないのもあります。しかも、最近ではセール商品の質が低下しているという声も…。

特典8.商品が1時間で届く『Prime Now』

まさかの商品が注文から”1時間で届く”サービス『Prime Now』があります。ちなみに、1時間以内の到着だと別途890円掛かります。2時間以内の到着だと無料です。

メリット
- とにかく早い
デメリット
- 対象エリアが少ない
非常に有り難いサービスですが、対象エリアがまだまだ少なく、東京都・神奈川県・千葉県・大阪府・兵庫県(2018年4月現在)の一部エリアです。

特典9.容量無限のクラウド『プライム・フォト』

写真を”容量無制限”に保存できるクラウドストレージサービスが、『プライム・フォト』です。ちなみに、JPEGだけでなくRAWデータも保存できるすぐれものです。

メリット
- 写真のみだが容量無制限
- RAWデータも保存可能
デメリット
- システムに無理がある
- 退会するとデータが消される
- Dropboxで十分
とにかく便利なサービスですが、さすがに永遠に”容量無制限”を謳うのは無理がある気がします。
また、プライム会員を辞めてしますと、無料会員割り当て分の5GBを超過している写真データに関しては、消去される場合があります。


ヘビーユーザーには向いてないかも?
特典10.生鮮食品も買える『Amazonフレッシュ』

この『Amazonフレッシュ』は、簡単に言うと『Amazonパントリー』の”生鮮食品版”です。しっかり温度管理して、お届けしてくれるので安心ですね。

メリット
- 深夜0時までの時間指定が可能
デメリット
- 対象エリアが少ない
- 別にAmazonに拘らなくて良い
この『Amazonフレッシュ』も対象エリアが非常に狭く、2018年4月時点では、東京都・神奈川県・千葉県の一部のみです。エリア拡大を待つのも良いですが、この手のサービスは他にもありますからね…。



総評:最大のメリットは『プライム・ビデオ』かも?

ここまで『Amazonプライム』の10個の特典をメリットとデメリットを交えて紹介してきました。
私はずっとプライム会員ですが、最大にして唯一のメリットは『プライム・ビデオ』だと思います。正直、それ以外は”なくても良い”と感じてしまいました。


結局、使わない特典多いよねー(汗)

『プライム・ビデオ』はかなり良いサービスだし、これから期待できると思うけど、他の特典は別になくても不自由しないか、既に代替のサービスが存在してるって感じやね。


本当にプライム会員である必要があるかどうかは、『プライム・ビデオ』を使うかで決めても良いかもやね!
もちろん、これからサービス拡充を推し進めてくると思います。
しかし、せっかく年間に3,900円も払うなら”元は取りたい”ですよね。そういう意味でも、この記事を読んで再度検討してみても良いと思います。
おまけ





日本は諸外国に比べて、プライム会員の費用が”格安”なんよ!


アメリカのプライム会員の年会費は、99ドルなんよ!約1万円やね!


おわり