流行の『白い自作PC』を組みたい → パーツ構成を考えてみる

最近ブームになっている“魅せる系”の『白い自作PC』
流行の『白い自作PC』を組みたい → パーツ構成を考えてみる
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記事のポイント
  • 2023年に向けて(n回目の)自作PCを組みたい“検討使”発動
  • 今までの反省を活かして可能な限り低コストで組むのが目標
  • 今回のテーマは“魅せる系”の『白い自作PC』なのです

巷で流行している“魅せる系”の『白い自作PC』が欲しくなったので、パーツ構成を考えてみました。(NZXT N7 Z790が欲しいだけとも)

二条ねこ

Razerで揃える自作PCなんだけど、純正パーツが高すぎて絶賛挫折中あーる。

まの

これ(Razer Tomahawk ATX)、どうするのですか!?

さたえり

……段ボールに入ったまま、1年ぐらい放置されてるんやけど。

目的

目的は、巷で流行の『白い自作PC』を組んでみたいから。

アバウトすぎる目的なのですが、SNSやYouTubeにアップロードされている『お前らのPCデスク周り晒していけ』系のコンテンツを見ていくうちに、何に使いたいとかもなく欲しくなってしまった次第。それにしても、PCデスク周り晒しを見ていくと、白い自作PCが多いこと多いこと。それだけ人気というわけなのです。

そうは言っても、どういう用途で使いたいのか、ぐらいは決めておかないと。というわけで、PC VRやAfter Effects/Premiere Proが快適に動作するくらいのスペックを持った『ミドルレンジゲーミングPC』をサブテーマとしてパーツ構成を考えていきます。

二条ねこ

初めて自作PCを組んだのは10年ぐらい前なんだけど、そのときに比べたら、白色を採用したPCパーツの種類がかなり増えましたなー。

まの

『Intel Ivy Bridge』の時代ですわね。

二条ねこ

学校帰りにドスパラやツクモに行くのが日課だったのであーる。(遠い目)

予算

予算は、30万円前後を想定。

半導体メーカーの棚卸資産回転日数が良化しつつあることや、加熱気味だったPC需要の低下もあり、PCパーツの入手性は改善されています。ただ、昨今の円安ドル高の影響により、またもPCパーツは値上げ傾向に。

このあたりは半ば諦めではないですが、「時期が悪い」ばかり言っていても仕方ないので、余程の価格変動でない限りは気にしないことにしました。もちろん、低予算で組み上げられるのが理想ですが、こればっかりは仕方ありません。

二条ねこ

プライオリティが低いものは、代替可能な製品に変更することで…って感じですな。

さたえり

全部こだわっちゃうと、予算オーバーになっちゃうもんね。

まの

そこの見極めですわね。

検討中の白い自作PCパーツ

二条ねこ

無駄話はこれくらいにしておいて、わたしが「欲しいなー」と思ってる、白い自作PCパーツを挙げていくあーる。

さたえり

……自分で“無駄話”って言うんやね。

CPU:Intel Core i9-13900K

タイトル
Intel Core i9-13900K
実勢価格
  • 10万円前後
基本仕様
  • 対応ソケット
    • LGA1700
  • コア数/スレッド数
    • 24コア/32スレッド
  • クロック周波数
    • 3.00GHz 〜 5.80GHz (Pコア)
    • 2.20GHz 〜 4.30GHz (Eコア)
  • キャッシュ
    • 32MB(L2)
    • 36MB(L3)
  • iGPU
    • Intel UHD Graphics 770
  • PBP/MTP
    • 125W/253W

CPUは定番中の定番、Intel『Core i9-13900K BOX』を予定。

普段から、エンコードや書き出し作業を頻繁にするので、ここはケチらずに。ミドルレンジと言っているわりには余裕を持たせすぎかもしれませんが、この価格ならアリかと。

マザーボード:NZXT N7 Z790

タイトル
NZXT N7 Z790
実勢価格
  • 発売前(米国価格は$299.99)
基本仕様
  • フォームファクタ
    • ATX
  • チップセット
    • Intel Z790
  • 対応CPUソケット
    • LGA1700
  • 対応メモリ
    • DDR5(DDR5-6000まで対応)

マザーボードは、NZXT『N7 Z790』。

白がベースカラーのマザーボードは他社からも出ていますが、今回は一度使ってみたかったNZXT社のものを。なお、NZXT公式Twitter曰く、2022年第4四半期にはリリースされるとのこと。

本当はThunderbolt 4が搭載されたマザーボードが理想だったのですが、デザインや価格の面から見送りに。そういうわけで、N7 Z790にはThunderbolt 4はありません。ただ、あまり見かけないUSB 3.2 Gen 2x2は搭載されているので、それはそれで面白そう。

グラフィックボード:玄人志向 GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE/LHR

タイトル
玄人志向 GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE/LHR
実勢価格
  • 6万円前後
基本仕様
  • dGPU
    • NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti
  • VRAM
    • GDDR6 8GB
  • 映像出力
    • DisplayPort ×3
    • HDMI ×1
  • バスインターフェース
    • PCI-Express 4.0
  • 補助電源
    • 8ピン ×1

グラフィックボードは、玄人志向『GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE/LHR』を予定。

本命はGIGABYTE(のVISIONシリーズ)だったのですが、同じRTX 3060 Tiでも数万円高かったので、ひとまず玄人志向をチョイス。この『GALAKURO GAMINGシリーズ』は評判も悪くないので、案外これで正解なのかも。

CPUクーラー:NZXT Kraken X53 RGB

タイトル
NZXT Kraken X53 RGB
実勢価格
  • 2万円前後
基本仕様
  • 対応CPUソケット
    • LGA1700/LGA1200/LGA115x(Intel)
    • Socket AM5/AM4/sTRX4/TR4(AMD)
  • ラジエータ
    • 123×275×30mm
  • ファン数
    • 2基

CPUクーラーは、NZXT『Kraken X53 RGB』が第1候補。

想定しているPCケースの都合上、2連ファンタイプのラジエータが限界なので、そこから絞って検討中。このNZXT Kraken X53 RGBは、Amazonでセール時に1万円台で売られていた形跡があるので、それを待って確保したいところ。

もし、予算オーバーになりそうなら、約半値で購入可能なThermaltakeの『TH ARGB Sync』に変更予定。反対に余裕がありそうなら、ワンランク上の『Kraken Z53 RGB』にします。

PCケース:NZXT H5 Elite

タイトル
NZXT H5 Elite
実勢価格
  • 2万円前後
基本仕様
  • フォームファクタ
    • ミドルタワー
  • 対応マザーボード
    • ATX
    • Micro-ATX
    • Mini-ITX
  • 対応ラジエータ
    • 280mm(フロント)
    • 240mm(トップ)
    • 120mm(リア)
  • フロントインターフェース
    • USB 3.2 Gen 1 Type-A ×1
    • USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1
    • φ3.5mm AUX ×1

PCケースは、NZXT『H5 Elite』を予定。

醍醐味でもあるPCケースはかなり悩みどころで、同じNZXTなら『H5 Flow』やH7 Elite』も選択肢のひとつに。

NZXTで揃えないなら、Fractal Designの『Torrent』や『Torrent Compact』も気になっています。あとは、CORSAIRの『CORSAIR iCUE 5000X RGB QL Edition』も素敵。

電源ユニット:Super Flower LEADEX PLATINUM SE 1000W

タイトル
Super Flower LEADEX PLATINUM SE 1000W
実勢価格
  • 2.5万円前後
基本仕様
  • 電源容量
    • 1000W
  • フォームファクタ
    • ATX
    • BTX
  • 80 PLUS認証
    • 80 PLUS Platinum

電源ユニットは、Super Flower『LEADEX PLATINUM SE 1000W』。これは一択。

Seasonic(Antec)とSuper Flowerの電源ユニットしか買ったことがないので、他社には冒険しません。そして、Seasonicには白色の電源ユニットがラインナップされてなかったので、Super Flowerを…ということです。

メモリ:CORSAIR VENGEANCE RGB 32GB

タイトル
CORSAIR VENGEANCE RGB 32GB
実勢価格
  • 2.5万円前後
基本仕様
  • メモリ容量
    • 16GB ×2
  • メモリモジュール
    • DIMM
  • メモリチップ
    • DDR5-5200
  • メモリモジュール
    • PC5-41600

メモリは、CORSAIR『VENGEANCE RGB 32GB』を暫定的に選択。

白色のメモリモジュールは数多くリリースされているので、このあたりはそのときの価格状況を鑑みて。特段、クロック周波数にこだわりを持っていないものでして……。

SSD:Western Digital WD_BLACK SN850X NVMe SSD

タイトル
Western Digital WD_BLACK SN850X NVMe SSD
実勢価格
  • 2万円前後
基本仕様
  • ストレージ容量
    • 2TB
  • インターフェース
    • PCI Express 4.0 x4 NVMe
  • フォームファクタ
    • M.2 2280
  • NANDフラッシュ
    • TLC 3D NAND

SSDは、Western Digital『WD_BLACK SN850X NVMe SSD』をチョイス。

マザーボード(NZXT N7 Z790)がパネルカバー装着式なので、おそらくヒートシンク搭載のSSDとは相性が良くなさそう。というわけで、定番のWestern Digital WD_BLACKにしております。

まとめ「期待せずにどうぞ」

(n回目の)自作PCを組みたい“検討使”なので、あまり期待せずに……。

二条ねこ

まずは軍資金確保をせねばっ!

『Razer純正デスクトップPC』が組めるほど自作PCパーツが揃ってる → 歓喜

『Razer純正デスクトップPC』が組めるほど自作PCパーツが揃ってる → 歓喜

2022年7月24日
記事に登場したガジェット

おまけ

二条ねこ

NZXTといえば、『Phantom 820』をずっと使っていたあーる。

まの

懐かしいですわね。

二条ねこ

ちなみに、初めての自作PCは『ZALMAN Z9 PLUS』でしたっ!

さたえり

ZALMAN、最近聞かなくなったやんね。

二条ねこ

うーむ、経営破綻とか、いろいろゴタゴタがあったからねー。

おわり