【レビュー】STAEDTLER『Noris digital for Chromebook』—鉛筆風なWacom EMRデジタイザーペン

【レビュー】STAEDTLER『Noris digital for Chromebook』—鉛筆風なWacom EMRデジタイザーペン
記事のポイント
  • STAEDTLERの鉛筆っぽいデジタイザーペン!
  • 六角形&細身のペン軸で持ちやすい!
  • ペンにボタンがないのでそこがネックかも!

鉛筆なのにデジタイザーペン。

Wacom feel IT Technologies搭載のEMRデジタイザーペン、STAEDTLER『Noris digital for Chromebook』をレビュー。鉛筆や画材で有名なドイツSTAEDTLERブランドで販売されているこのデジタイザーペン。試しに輸入したので、レビューをしてみます。

二条ねこ

なんと、Made in Germanyっ!

まの

ものづくりの国ドイツですわね。

さたえり

あれ…デジャヴ!?

STAEDTLER『Noris digital for Chromebook』って?

STAEDTLER『Noris digital for Chromebook』全体画像

STAEDTLER『Noris digital for Chromebook』全体画像

Noris digital for Chromebookってなに?

Wacom EMR(Wacom feel IT Technologies搭載)プロトコル対応のデジタイザーペン。

7
  • STAEDTLERブランドのデジタイザーペン。
  • 鉛筆と同じ形状なので手に馴染みやすい。
  • 芯が極細でかなり細かく書ける。
  • 日本での入手性が悪い。
  • サイドボタン・テールボタンがない。
二条ねこ

電子ペーパーと合わせたいデジタイザーペン。
…それが、今回のNoris digital for Chromebookであーるっ!

スペック表
製品名 Noris digital for Chromebook
型番 18022G
メーカー STAEDTLER
筆圧感知 4,096レベル
傾き検知
プロトコル EMR
ボタン サイドボタン
テールボタン
インターフェース
サイズ 7.5×175×7.5mm
質量 8.7g
備考 Wacom feel IT Technologies搭載

本体チェック

Noris digital for Chromebook全体

Noris digital for Chromebook全体

Noris digital for Chromebookは、その名のとおり、同社の定番の鉛筆Norisをモチーフとしたデジタイザーペン。なので、見た目は鉛筆そのもの。しかも、素材も『WOPEX*1』という、Norisと同じ素材を使っているこだわりよう。

なお、Noris digital for Chromebookのサイズは 7.5×175×7.5mm で、重さは8.7gとなっています。さすがは鉛筆という感じで、細長で軽い。

*1木や廃材をチップ状にして押出成形で作られたエコな素材。

Noris digital for Chromebookペン先

Noris digital for Chromebookペン先

ペンの芯についての詳細は後述するとして、ペン先はこんな感じ。かなり、替え芯が細いことが予想されます。

Noris digital for Chromebookペン軸

Noris digital for Chromebookペン軸

ペン軸は…まさに鉛筆。

こうやって本体をチェックしたら分かるのですが、このNoris digital for Chromebookには、サイドボタンやテールボタンはありません。なので、ちょっと工夫して使う必要がありそう。

付属品チェック

Noris digital for Chromebook付属品

Noris digital for Chromebook付属品

■Noris digital for Chromebookの付属品一覧

  • 替え芯 ×5
  • 芯抜き

付属品としては、替え芯(5本)同梱されていました。替え芯って、思っている以上に値が張るので、5本も付属しているのは嬉しい。また、ちゃんと芯抜きが同梱されているのも親切さん。

二条ねこ

LAMY safari Stylus S Penには、芯抜きが付属していなかったからねー。

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2020年7月25日

使ってみた

細身のデジタイザーペン好きには最高

デジタイザーペンとしては、かなり細身のペン軸。

デジタイザーペンとしては、かなり細身のペン軸。

Noris digital for Chromebookは、鉛筆がベースとなっているデジタイザーペンなので、デジタイザーペンとしてはかなり細身のペン軸

普段から細身のペン(製図用ペンやボールペン)を使っているので、個人的にこのペン軸の細さはかなり好み。しかも、ただ細いわけでなくて、鉛筆特有の六角形構造になっていて、細身でも手に馴染むのが嬉しいところ。

芯が極細でピンポイント描画可能

芯が約0.7mmと極細なのが特徴。

芯が約0.7mmと極細なのが特徴。

鉛筆ベースなNoris digital for Chromebookは、ペン軸も細いですが、ペン先の芯も極細。実測値で約0.7mmという細さだったので、かなりピンポイントでの描画が可能。

そもそも、Wacom EMRのプロトコルを採用しているデジタイザーペンなので、ちゃんとホバーを検知してくれます。なので、そのWacomのテクノロジーも相まって、狙ったところへの射抜くような描画がしやすい印象。Apple Pencilを普段から使っている私からすると、こっちのほうがピンポイントに書きやすい(性能云々は置いておくとして)と思ってしまいます。

ボタンがないのは痛い

サイドボタンもテールボタンも非搭載。

サイドボタンもテールボタンも非搭載。

かなり書きやすいデジタイザーペンなのですが、ネックなのが、サイドボタン・テールボタンの両方とも非搭載なこと。これはお絵描きには痛すぎる。

BOOX用に使うのがいいかも!

BOOX用に使うのがいいかも!

ボタン類がないということは、消しゴムやスポイトの割り当てはできないということを意味します。なので、逐一消しゴムツールに切り替えたりする必要あり。おそらく、お絵描きに使ってね——的な製品じゃないので仕方ないのですが、サイドボタン等がないことは頭の片隅に入れておく必要がありそうです。

二条ねこ

仕方ないけど、サイドボタンぐらいは欲しかった…かなー。

書いてみた

細くもなく、太くもない。そんな描画の線。

細くもなく、太くもない。そんな描画の線。

Galaxy Book 12インチとCLIP STUDIO PAINT(ブラシ:Gペン・5px)で試し書きをしたのですが、細くも太くもないちょうど良い描画をしてくれる印象。エラストマー芯ですが、ペン先が極細になっているので、かなり絶妙な滑りをしてくれます。

傾き検知も問題なし。

傾き検知も問題なし。

傾き検知もバッチリ対応。デジタイザーペンを傾けて書きやすい構造になっているので、本当の鉛筆のように…とまではいかなくとも、かなり傾けて書くことができるのも良き。これもペン先が細いおかげという感じ。

二条ねこ

デッサン用鉛筆って感じがするかもっ!?

替え芯について

Noris digital for Chromebook替え芯

Noris digital for Chromebook替え芯

ペン先径 約φ0.7mm
替え芯全長 約20.5mm
材質 エラストマー

Noris digital for Chromebookの替え芯スペック表

Noris digital for Chromebookの替え芯の形状はこんな感じ。

手持ちのGalaxy Book 12インチ付属のデジタイザーペンの替え芯と入れ替えて利用可能でした。ということは…おそらく、raytrektab 8インチや三菱鉛筆9800 デジタイザペンの替え芯も使えるはず。これなら、替え芯の確保も問題なさそう。

まとめ「ボタンがないけど極細鉛筆デジタイザーペンは使いやすい」

サイドボタン・テールボタンがない以外は良い。

サイドボタン・テールボタンがない以外は良い。

そういうわけで、STAEDTLER『Noris digital for Chromebook』のレビューを総括すると…

  • STAEDTLERの鉛筆素材のデジタイザーペン
  • 鉛筆と同形状なので持ちやすい
  • 約0.7mmの極細芯で描画しやすい
  • ボタン類が無いのがちょっと痛い

という感じ。

サイドボタン・テールボタンがないのが痛いところではありますが、デジタイザーペンの書き心地や芯の細さはかなり好み。しかも、替え芯の入手性も良さそうなので、これなら常用しても問題なさそう。ちょっとペン軸が長い気がしなくもないけど、全体的に完成度が高いデジタイザーペンな気がしました。まる。

二条ねこ

海外では文教用として販売されているみたいだねっ!

この記事で紹介したガジェット

おまけ

まの

製品名にも“Chromebook”と入っていますものね。文教用なのも納得ですわ。

二条ねこ

だから、鉛筆形状なんだろうねー!

さたえり

そういうベーシックなデザインが、デジタイザーペンとして、実は一番使いやすいっていうことかもやね!

おわり