- Panicのゲーム機『Playdate』を予約購入した!
- ゲームを遊ぶことだけでなく作ることもできる!
- Panic Inc.好きとしてはとにかく早く体験したい!
“予約合戦は無念の敗北”
2019年の発表から、ずっと待っていた『Playdate』を予約しました。ゲーム機としても期待してますが、SDKが公開予定なので、8bit風ゲームを自分で開発できるのも興味深いのです。
プロバイダーが高負荷で落ちたぐらいですからなー。
それだけ注目されてたんやね!
Playdateを予約した
レトロフューチャーなポータブルゲーム機『Playdate』。
そのPlaydateの予約が、日本時間2021年7月30日午前2時から行われていたので、急いで予約購入をしました。ちなみに、2021年内にユーザーへ届く初期出荷分は即完売。今から買うと、2022年にお届け予定になっています。
Playdateはニッチなゲーム機だと思うのですが、いざ蓋を開けてみれば、輸送システムが高負荷になりすぎてエラー頻発。結果的にスムーズに買えない人が続出し、パニックになったくらいのムーブメントになっていました。これぞ、“Panic”…と言ったところでしょうか。
…うまいこと言った感が凄いんやけど。
ぐ、偶然ですわ!
余談ですが、このPlaydateを発売しているPanic社(Panic Inc.)は、米国オレゴン州ポートランドを拠点としている、ソフトウェアやビデオゲームを開発している企業です。
予約した理由
Say Hello to Playdate!! - YouTube
予約した理由なんて、“すぐ欲しいから”じゃないのー!?
そう…なのですがね。
それを言ってしまうと元も子もないので、なぜ欲しくなるのか、という自己分析を行ってみたいのですの。
ハイテクのローテク
このPlaydate、一見すると、昨今の『○○ classic』や『○○ mini』のような、リバイバル系レトロフューチャーなゲーム機に見えるかもしれません。ところが、Playdateはもっと特異的。
ディスプレイこそ、 400×240 という超低解像度なのですが、実はWi-FiとBluetoothを搭載しているのです。インターフェースも、最新のUSB Type-C。しかも、ゲームソフトは毎週配信されてくるという方式(合計24タイトル)。…なんともモダン。
筺体右側にある特徴的なクランク。そして、3軸の加速度計も搭載。GAMEBOYとGAME&WATCHをミックスしたような見た目なのですが、中身はTech系企業らしい近代的な作りになっているのです。
それなのに、ディスプレイ“だけ”粗くてローテク。
いろいろハイテクでモダンな要素が詰まっているのに、最終的なアウトプットはローテクな低解像度ディスプレイ。この画質の粗さがあるからこそ、“あの頃感”をもの凄く感じることができるのです。
なんというか…ハイテクとローテクの絶妙なバランス感覚が素敵、という。
スマートフォンでレトロゲームをすると味気ない感覚になるのは、ディスプレイがモダンすぎるからだと思うのですよね。擬似的に低解像度化しているのもありますが、ハード的には高解像度ですので。
だけど、Playdateは低解像度(物理)!
そこなのですよ。
ドットバイドットで粗い、というのが素敵なのですわ。
遊ぶと作る
このPlaydateでは、合計24タイトル(シーズン1)のゲームソフトが配信され、遊ぶことができるのですが、これはあくまでベースが24タイトルということ。
PlaydateはSDKが公開されることになっており、ユーザー自身がゲームソフトを開発することもできるのです。
ちなみに、開発環境としては、Mac/Windows/Linux用の『Playdate SDK』、フルSDK不要でウェブブラウザー上で制作できる『Pulp』、など…こちらがメインではないかと思えるくらいに充実しています。このあたりが、Panic社っぽい。
要するに、ゲームを遊ぶためにPlaydateを買うのも良し、ゲームを作るためにPlaydateを買うのも良し、というプラットフォームを持ったコンソールなのです。
余談ですが、開発者向けページには『Caps』なる記述があり、Playdate用にフォントまで作れるそう。こうなると、8vividのキャラクター(= がじぇっと部)もPlaydate上で動かしたくなるわけでして……。
制作したPlaydate用ゲームは、デベロッパーが好きな方法で販売できるようなので、デバイスを売って終わりにはならなさそうですわね。
うーむ、1つぐらいは作って配布したいあーる。
Panic社が好き
これはPlaydateとは直接的な関係はないのですが、同社の『Nova』というテキストエディターを使っていて、Panic社が好きになったというのもあります。
私はAdobeの『Brackets』というテキストエディターをずっと使っていたのですが、これがサポート終了となるので、移行先をずっと探していました。
周囲のデベロッパー界隈を見渡すと、『Atom』や『Visual Studio Code』を使っている人が多いのですが、私はそのどちらにも馴染めず難民化。そんな折、Novaの存在を知って、こちらに完全移行した、という感じ。
…Novaの話はこれくらいにして、そこからPanic社が好きになり、よりPlaydateに興味を持ったので、最終的には予約購入まで至ったという経緯だったりします。
まとめ「ただただ早く触りたい」
そういうわけで、Panic『Playdate』を予約しました。
残念ながら、初期出荷分からは漏れてしまい、私の手元に届くのは2022年出荷分。2022年のいつ届くのは分からない(世界的な半導体不足もあるので心配)ので、まだまだ待たされそうな感じなのですが、楽しみが延びた、ぐらいに温かい目で見守っています。
SDKが公開されることになっているので、開発者的には、ゲームという側面以外でも遊べそうなデバイスに仕上がっています。興味があって、気長に待てる人はぜひ。
到着はいつになるのでしょうか……!?
おまけ
とにかく、到着が楽しみですわ。
まだまだ先ですなー。
2022年かぁ…長いやんねぇ。
おわり
まさか、ここまでの争奪戦になるとは……。