- 夢の中で夢を見る『多重夢』を見て疲れた!
- 多重夢は上層と下層で現実レベルが違うかも!
- 兎にも角にも質の良い睡眠をとりましょう!
“無限ループの怖い夢の話”
夢の中で夢を見て、それが数回ループする夢を見た。睡眠学は門外漢なのですが、この手の夢を『多重夢』というそう。今回は、そんな鮮明すぎる多重夢に無限ループの怖さを感じた話。
ねこさんの厨二病ワールドですわね。
ま、たまには…ねー。
鮮明な多重夢を見る
今回のお話は、溜まっていた仕事を終えて仮眠をしたときに起こった、つい先日の出来事。
私は本来、普段の睡眠ではほぼ夢を見ないか、見たとしても数分でサッパリと内容を忘れてしまうタイプ。ところが、今回お話しする多重夢は異質なまでに鮮明で、起きようとしても起きれないものでした。そして、起きたあと、小一時間寝たにもかかわらず、むしろ疲れが溜まった感じがする気味が悪いものだったのです。
私が体験した、夢の中で夢を見て、起きたと思ったらそれも実は夢の中だったという現象は『多重夢』と呼ばれるものだそう。
『多重夢』…そんな言葉があるのですね。
へー、いろいろあるんやね!
睡眠は“ただの作業”を地で行くタイプだったんだけど、この多重夢に関して調べてみると、これが結構興味深かったのであーる。
多重夢とは何なのか、多重夢に何の意味があるのか、という学問的なことは一切分からないので、とりあえず睡眠に関して詳しく知りたい人は、NINDS(Brain Basics: Understanding Sleep)やSleep Foundation(Vivid Dreams)を読んでみてください。
多重夢の内容
…というわけで、わたしの多重夢の世界にご案内っ!
あ、BEMは『MOTHER 1』でどぞ!!
第1の夢と偽覚醒
——第1の夢。
疲れていたこともあり、ベッドに横たわった瞬間、夢の中へ。
夢の場所は、見たことのある(と夢では思い込んでいるが、実際には知らない場所)雑居ビルのちょうど外。そして、時間は夜8時か9時頃。私は、その雑居ビルから見える灯りと人影を見上げていました。
灯りが漏れていて、人影があるそのフロアはAnytime Fitnessでした(ハッキリとAnytime Fitnessと認識しているが、なぜAnytime Fitnessなのかは謎)。そのAnytime Fitnessが入っているフロアと人影を眺め続ける私。
そうこうしているうちに、ベッドの上で目が覚める(実はこれも夢の中の偽覚醒)。ただ、まだまだ眠たかったので、ふたたび夢の中の夢へ……。
第2の夢と偽覚醒
——第2の夢。
今度は場面が急展開し、夢の場所は、校舎裏のような(あくまで“ような”で、校舎裏ではない謎の建物)草木が生い茂ったところ。そして、時間はお昼真っ只中。私は、屋外コンセントに取り付けられている謎の機械とフレキシブルケーブルを手に取り、機械からフレキシブルケーブルを引っこ抜いていた。
夢の中の私は、その機械が何なのかを認知しているようで、その機械はコンセントから抜いておかねばならないものらしい。そして、引っこ抜いたフレキシブルケーブルをまじまじと見つめる私。
そうこうしているうちに、ベッドの上で目が覚める(こちらも偽覚醒)。ただ、まだまだ眠たかったので、みたび夢の中の夢へ……。
第3の夢と偽覚醒
——第3の夢。
場面は第1の夢と同じく、夜間の雑居ビル前。
夢の中の私がやっている行為(雑居ビルにテナントとして入っているAnytime Fitnessを見上げる)は一緒。結果的に2回も同じ光景を見せられたわけですが、これが何を意味するのかは不明。強いて言えることは、ここ数年ずっとAnytime Fitnessに入会するか悩んでいるくらい。
ここまでは第1の夢と一緒なのですが、この第3の夢では、Anytime Fitnessの中で20代の女性がトレッドミルを使っていることがハッキリと分かったこと。第1の夢で見た人影は、このトレッドミルの女性だったのかも。
そうこうしているうちに、ベッドの上で目が覚める(こちらも偽覚醒)。ただ、まだまだ眠たかったので、よたび夢の中の夢へ……。
第4の夢と真覚醒
——第4の夢。
今度は第2の夢と同じく、また昼の校舎裏風に戻る。
私がやっているのは、またまた屋外コンセントと機械とフレキシブルケーブル。まったくもって意味不明なのですが、そこまでフレキシブルケーブルに執着する私って……何者なのでしょう。
今回は、夢の中の私が目が覚める光景はなく、知らない間に夜間の雑居ビル前に戻されていました。そして、そこで夢が終わり、本当の意味で目が覚めました。
っていう話であーる。
えーと、私たちは何を聞かされてるん?
…さあ!?
多重夢の上層と下層のネスト構造
現実
│
└───┬ 現実に限りなく近い夢(layer 1) ┐
│ └ 現実から遠い夢(layer 2) │
│ ︙ │
├ 現実に限りなく近い夢(layer 1) │
│ └ 現実から遠い夢(layer 2) ├─ 夢
│ ︙ │
├ 現実に限りなく近い夢(layer 1) │
│ └ 現実から遠い夢(layer 2) ┘
┌───┘
│
現実
私が見た多重夢のイメージ
私のつまらない夢の内容はさておき、多重夢なるものはレイヤー的な構造を持っており、現実に限りなく近い夢の中に、現実から遠い夢がネストされていることに気がつきました。
現実に限りなく近い夢(layer 1)では起きて真の現実に戻ろうとするのですが、戻ることができず、現実から遠い夢(layer 2)に移行するわけです。つまり、夢の中で夢を見る状態であり、上層レイヤーから下層レイヤーへと移っています。
しばらくすると、現実から遠い夢(layer 2)から現実に限りなく近い夢(layer 1)に引き戻されるわけですが、レイヤー構造から考えると、一階層上へと起きただけなので、これは現実に限りなく近い夢(layer 1)の状態。まだ現実には戻って来れていないわけなのです。
ここで興味深かったのが、上層レイヤーはパラレルワールドのように現実に近い世界を構築しており、この状態が夢なのか現実なのかの判別が困難だったということ。実際に起きると、当然これが夢だったことを自覚するわけですが、夢の中の自分は上層レイヤーを現実と認識しているのだから、ややこしいというか…タチが悪いのです。
現実っぽい夢のシーンはよくあるけど、わたしが見た多重夢の上層レイヤーは、何もかもが現実的すぎて怖かったんだよねー。
夢特有の非現実感がなかったわけですね?
そうそう!
夢なのに現実と整合性がありすぎて、無意識なのか否かも分からないレベルだったのであーる。
無限ループの恐怖
ここまで鮮明に記憶している多重夢は初めてだったのですが、いわゆる『無限ループ』というのは、まさに恐怖そのものだということを自覚しました。
ゲームでも何でも無限ループは怖いものですが、実際にこれを体験すると、しばらく睡眠という行為が怖くなってしまいます。ただ単に多重夢に疲れたというのもありますし、寝たら最後、起きられずに現実に戻って来れないのではと思ってしまうのです。…なんというか、寝たら死ぬという恐怖感に近い。
そうは言っても、寝なかったら本当に死んでしまうので、今日も明日も普通に床に就くわけですが、多重夢を見たことによって、少しだけ睡眠という行為に恐怖と興味を持ったわけでした。
ちなみに、昨日の睡眠時間は…8時間!!
いや、しっかり寝てるやん!!
まとめ「睡眠時間は充分にとろう」
多重夢が示すオカルト的なことは分からないのですが、この手の話を調べると、海外でもチラホラ見かけたので、万国共通のネタなのかもしれません。
こういう経験を楽しいと思う人もいらっしゃるはずですが、個人的にはただただ疲れたので、鮮明な多重夢はこれっきりと願いたいところ。とにかく言えることは、睡眠負債を増やさないように、毎日の睡眠時間は充分にとるべきだということでした。
うーむ、睡眠は大事なのであーるっ!
おまけ
すいみんすいみんすいみんすいみん…すいみん不足っ!
懐かしいですわね。
歌ったら、餃子が食べたくなったのであーる。
“すいみん”じゃなくて、“みんみん(珉珉)”やね……。
…よく分かりましたわね。
おわり
このブログって、ガジェット系ブログやんね?